近田春夫の考えるヒットでヒット曲がわかる?ハルヲフォンからラストアイドルまでの軌跡

近田春夫は「考えるヒット」を連載中!「空耳アワー」の常連だった!

近田春夫が「週刊文春」で連載中の「考えるヒット」とは?

近田春夫は1997年から、「週刊文春」で「考えるヒット」というコラムを連載しています。タイトルは、批評家・小林秀雄の著書「考えるヒント」をもじって付けたそうです。

同コラムは、浜崎あゆみや小室哲哉、宇多田ヒカル、AKB、ジャニーズ、演歌、K-POP等々、音楽界を彩ってきたアーティストについて、近田春夫が考えることを書いています。読者がスラスラ読めるようになるべく専門用語は使用せず、わかりやすさを心がけているのだとか。

「歌謡曲評論界の小林秀雄」と称される近田春夫が幅広いジャンルについて語るコラムは連載開始当初から好評で、「週刊文春」に掲載された内容をまとめて収録した本も出版されています。

本記事執筆時点での最新コラムは、2019年6月27日発売の「週刊文春」2019年7月4日号に掲載されたもので、米津玄師の「海の幽霊」、三浦大知の「片隅」と人気アーティストのニューシングル2曲を取り上げ、誰もが歌える曲であることが売れる条件ではなくなっているとの見解が綴られています。

また、コラムの最後には、その時々で話題になっていることに近田春夫が独自の視点でコメントする「今週の一幕芝居」があり、最新号では芸人の闇営業問題についての意見を語っていました。気になる人は、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

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近田春夫は「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」常連だった!?

近田春夫は積極的にメディア出演するアーティストではありませんが、タモリがMCを務めるバラエティ番組「タモリ倶楽部」では、人気コーナー「空耳アワー」の年間優秀作品を決める「空耳アワード」に招かれるゲスト審査員の常連として知られています。

自ら空耳作品を投稿したこともありますが、ジャンパー獲得とはならないばかりか、下ネタだったためソラミミスト・安斎肇に呆れられるという結果に。近田春夫自身も「恥じる作品」と自虐しており、ベテランミュージシャンであっても、ハガキ職人のように空耳を極めるのは勝手が違うようです。

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近田春夫の過去の作品や代表作!!経歴やプロフィールと一緒に総まとめ!

近田春夫の経歴やプロフィールが知りたい!

近田春夫は、1951年2月25日に東京都で生まれました。3歳からピアノのレッスンを受ける英才教育で育てられ、小学校から名門・慶應義塾に入っています。しかし、音楽活動を本格的に始めた高校の頃から学校へあまり行かなくなり、高校も留年しての卒業だったとか。

音楽にのめり込み、ロックやグループ・サウンズなど、様々なアーティストのバンドに参加した後、近田春夫は1972年にロックバンド・ハルヲフォンを結成。1977年10月には「近田春夫のオールナイトニッポン」でパーソナリティを務め、翌1978年からはメンズ向けファッション誌「POPEYE」でコラム「The 歌謡曲」の連載もスタート。そして同年、ソロデビューも果たしました。

大学時代には内田裕也のバックでキーボードを弾き、彼が率いる1815ロックンロールバンドに参加。このバンドで音楽イベントに出演しますが、当時アマチュアで同じイベントに参加したキャロルの演奏を聴き、とても叶わないとメンバーが一様に衝撃を受けたことで、以降の活動がストップしてしまったという経験も。

マルチなロックンローラー・近田春夫の感性は、破天荒で人間的なアーティストたちとの関わりによって磨かれたといえそうです。

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近田春夫は俳優デビューしていた?!

近田春夫には、なんと俳優の経験もあります。彼が出演したのは、郷ひろみ主演で1978年5月から放送されたドラマ「ムー一族」。同作で、樹木希林扮する金田さんがトイレに入ると現れる夢先案内人・ヘホという不思議な役柄を演じました。

また、1981年4月に公開されたアニメ映画「フリテンくん」で主人公フリテンの声を担当し、声優デビューも果たしています。

音楽業界のイメージが強い近田春夫に、俳優や声優の経験があるのは意外ですね。

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近田春夫が38年ぶりのソロアルバムリリース!「超自信作」

68歳になった現在も、アーティストとして活動する近田春夫。小林亜星、キダ・タローに続き、業界第3位となる1,000曲以上のCMソングを制作しており、「爽健美茶」「チョコボール」「リカルデント」など、耳なじみのあるCM曲も多数あります。

また、小泉今日子、ジューシィ・フルーツ、ラストアイドルファミリーのGood Tearsなど、アーティストへの楽曲提供、プロデュースと、その功績を数え上げればキリがありません。そんな近田春夫が、ソロ(近田春夫)名義としては「星くず兄弟の伝説」以来38年ぶりとなるアルバム「超冗談だから」を、2018年10月31日にリリースしました。

トンプソン・ツインズ、カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、日本のグループではYMO、C-C-Bといったバンドを懐かしく感じる世代がハマったニューウェイブ歌謡の香りがする同アルバムは、近田春夫ならではのユルさ満点。自身のオリジナル曲はセルフカバーで、あとは作詞から編曲に至るまですべて外注し、できあがった曲を歌っただけと言いながらも今の世代のミュージシャンとがっちり噛み合い、80年代風なのに新しいという斬新な仕上がりです。

「一番の理想は、聴いているだけで警察に捕まっちゃうような音楽なんですよ」とは、内田裕也のお別れの会当日に受けたインタビューで近田春夫から出た言葉。音楽界の傾奇者ならではの名言です。彼の作りだす曲は、音楽は音を楽しむものだということが、耳を通して脳に刻み込まれる心地よさを感じます。

その活動は留まることを知らず、サウンドクリエイターのOMBと結成したユニット・LUNASUN名義で、2019年7月20・21日に八ヶ岳、8月18日に横浜、9月23日には渋谷でライブを開催予定。これからも、世代を越えて楽しめる音楽を発信し続けてほしいものです。

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