ナオト・インティライミ 結婚相手や子供、家族は?経歴や本名は?
ナオト・インティライミ、”太陽のまつり”という名前に負けないポジティブさ全開の芸歴
6月10日に初のベストアルバム『THE BEST!』をリリースしたばかりのナオト・インティライミ。
ナオトというファーストネームにインティライミという謎の名前がくっついて、あなた一体何人なの?と名前からしてタダモノでないナオト・インティライミ。実は三重県生まれの千葉県育ちという、生粋の日本人。初のベストアルバムは自叙伝付とあって、知られざるファミリーヒストリーがそこに隠されているのかも知れませんが、今のところ日本人以外の情報は確認できていません。インティライミは南米にかつて栄えたインカの言葉で”太陽のまつり”を意味するとか。なぜ日本でインカなのか。そんな冷静なツッコミも全力で跳ね返す、ポジティブさ満点の芸名に違わず、その芸歴もポジティブなものでした。なにしろ世界一周しながら各地でライブを決行したというのですから、ますますタダモノではありません。凡人にはただ世界を一周するだけでも大変です。旅するだけでなく時には飛び込みで、NOと言われても粘ってライブ決行にこぎつけたり、あるいは不調和に終わったりの、ポジティブな過去は『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』という映画で確認できます。また、本名の中村直人名義で『世界よ踊れ 歌って蹴って!28カ国珍遊日記』や『旅歌ダイアリー』その他で本にもなって出版もされています。類まれなるコミュニケーション能力とポジティブさを見習いたい人は必見です。
ナオト・インティライミ、2度目の挑戦でブレイクのチャンスをつかむ
ナオト・インティライミ(本名中村直人)は、1979年8月15日生まれの35歳。2010年に、ミスチルのサポートチームメンバーに抜擢されたことがきっかけとなり、遅咲きのメジャーデビューを果たしました。高校時代から音楽を始めたナオト・インティライミですが、大学4年生の時に一度メジャーデビューを果たすもまったく売れず、所属事務所も解散という大きな挫折を経験しています。現在のポジティブな芸風からは想像もできないのですが、挫折がきっかけとなって電話に出るのさえ億劫な、極度の引き籠り状態になったことも。そこから得意の音楽とサッカーを生かしつつ、世界一周しながらのライブの旅を決行。2010年に30歳という遅咲きで、2度目のメジャーデビューを果たしました。そんなナオト・インティライミの結婚相手は、一般女性。2度目のメジャーデビューを果たす前に結婚しています。また、ナオト・インティライミは、子供、娘がいることも公表しています。遅咲きのメジャーデビューの影には、ナオト・インティライミの家族の存在も大きかったに違いありません。
ナオト・インティライミ、感動する歌詞・アルバムランキング
ナオト・インティライミ、音楽配信時代の幕開けを象徴するアーティスト
現在も資生堂SEA BREEZEのCMに『いつかきっと』が使われているナオト・インティライミ。ブレイクのきっかけも、携帯電話のCMに使われた『今のキミを忘れない』でした。そこだけ見ると、従来通り”売れる歌手”の王道を歩いているようですが、彼が今までのアーティストとちょっと違うのは、最大手音楽配信サービスがスマホ向けアプリをリリースした2010年に、『タカラモノ~この声がなくなるまで~』がロングヒットを記録し、レコチョク2010年度上半期新人アーティスト部門で1位を獲得しているところです。音楽配信アプリを積極的に使うのは、音楽好きかつスマホに抵抗のない若い世代が中心です。若くて音楽好きな世代の支持を背負ってメジャーシーンに踊り出たナオト・インティライミは、音楽配信時代の幕開けを象徴するアーティストのひとりとなりました。
ナオト・インティライミ、シンプルな歌詞に感情を乗せて唄う
ナオト・インティライミの曲は、CMにも多く使われています。彼の曲の中で人気のある曲をリストアップすると、やはりCMに使われた曲がランキング上位入りしています。ハミングしやすいメロディーに、覚えやすくてキャッチーな歌詞を乗せるのは、一見簡単そうで実はそんなに簡単なことではありません。難易度の高いことを軽々とやってのける。その上、時には”太陽のまつり”に忠実に、彼の個性までちゃっかり伝えてくるところが、彼のすごいところです。ORICONで発表された、ナオト・インティライミのアルバムランキング(売り上げ)を見ると、1位風歌キャラバン、2位ADVENTURE、3位Nice catch the moment !、4位THE BEST!、5位Viva The World ! となっています。同じくオリコンによる、ナオト・インティライミのシングル売上ランキングベストスリーを見ると、1位君に逢いたかった、2位恋する季節、3位タカラモノ~この声 がなくなるまで~となっています。やはりCMタイアップ曲とCMタイアップ曲が収録されたアルバムは根強い人気があります。そしCMに使われるだけあって、それらの曲には心を鷲掴みにする、ナオト・インティライミならではの感動する歌詞が並びます。”誰がなんて言おうと、かなしい夜も君を笑わせみせるから。何が起きたって誰より僕が 君を幸せにする。”終わらない残業で折れそうになった心を支えてくれる歌詞に身を任せ、定時退社の意思も固くなりそうです。”泣きたくなることもあるけど ほらいい顔見せて 一秒後奇跡が始まるから””キミが寂しくないように こんな歌を歌うよ キミが一人で背負いこんでた荷物 ボクも持とう”……いつ終わるともしれない就職活動に転職活動。初めての育児。実際に軽くなることはなくても、人生の重荷をひと時吹き飛ばしてくれるようなポジティブさにあふれたナオト・インティライミの歌詞が感動を呼びます。
ナオト・インティライミ、今年のイブイブは京セラ大阪ドーム公演に挑む
これまでに出したシングル全15曲が収録された初のアルバム『THE BEST!』を出したばかりの、ナオト・インティライミ。再メジャーデビューのきっかけにもなったMr.Childrenとも、ミュージックステーションでテレビ初共演を果たしました。ナオト・インティライミにとっては忘れられない出来事も、ミスチルの桜井和寿は「あんまよく、知らない」と華麗にスルーしていた過去も明らかになって、感動の再会にはなりませんでしたが。しかし挫折を何度も経験した遅咲きのナオト・インティライミ、このくらいではへこまず「社交的で、いい人」という評も桜井和寿から引き出しました。さすが太陽のまつり男です。北風と太陽なら太陽政策で。類まれなるコミュニケーション能力をもってすれば、何がどうなっても今後も大丈夫でしょう。男性アーティストとしては史上最速で武道館コンサートを達成したナオト・インティライミ、今度は史上最速でドーム公演に挑みます。舞台となるのは4万人収容の京セラドーム大阪。決戦の日は12月23日というイブイブ。”その空間で鳴ってると気持ちのいい音は何かっていうことを考えて音楽をやってる”ナオト・インティライミ。イブイブという日にぴったりな、忘れられないクリスマスを約束してくれるでしょう。