子出藤歩夢のスノーボードはココがスゴイ!ソチオリンピックへの熱い思い
子出藤歩夢のスノーボードはトリックのインパクトと〇〇がスゴイ!
子出藤歩夢(ねでふじあゆむ)は、ソチオリンピックにも出場した実績を持つ、国内トップレベルのスノーボード・ハーフパイプ競技の選手です。子出藤歩夢の長身から繰り出されるトリックは、インパクト大だと話題になっています。
子出藤歩夢は身長180cm。小柄な選手が多い日本選手団の中では頭一つ高く、海外の選手にも引けを取らないダイナミックなトリックが魅力です。シンプルなバックサイドアーリーウープなども、非常に高さがあるため、見応え十分!さまざまなトリックをこなせる子出藤歩夢ですが、もちろん、2018年に開催予定の平昌オリンピックを見据えて難易度の高いトリックも磨いています。
もう1つ、技術面とは違う意味でスゴイのが子出藤歩夢の髪型です。一時期はアフロヘアーにしていた子出藤歩夢。高身長なためただでさえ目立つ上、真っ白なゲレンデの中に大きな黒いアフロがあるということでもかなりの話題を集めました。
子出藤歩夢のソチオリンピックへの熱い思い!ニックネームはソチ?
子出藤歩夢は、中学生の頃からすでに、スノーボードの世界で名を知られる存在でした。そんな子出藤歩夢が出場に熱い思いを抱いていたのが、2014年に開催されたソチオリンピックです。北海高校在学中には、ソチオリンピック出場を公言し、周囲から「ソチ」というニックネームが付けられていたのだとか。その後、子出藤歩夢のソチオリンピック出場宣言は、見事に有言実行されることになりました。
19才のときにソチオリンピックに出場した子出藤歩夢ですが、結果は、残念ながら予選敗退。悔しさもバネに、さらにトレーニングを重ねる子出藤歩夢には、自身が活躍することで、スノーボード・ハーフパイプ競技の面白さを伝えたいという思いもあります。まだ若手選手でありながら、次世代が育ってきていないことに危機感を持っているという子出藤歩夢。次に活躍を目指す大舞台は、もちろん、2018年に開かれる平昌オリンピックでしょう。
子出藤歩夢とスノーボードの出会い!出身校やプロフィールは?
子出藤歩夢とスノーボードの出会いには父の影響があった!
北海道小樽市出身で、1994年生まれ、現在23才の子出藤歩夢がスノーボードを始めたのは、6才のころです。スノーボードをしていた父親の影響によるものでした。小学校3年生で本格的に競技生活を始めた子出藤歩夢は、小樽市立銭函中学校2年生のときに、JOCジュニアオリンピックに出場して優勝。当時は、練習のために、札幌や富良野まで足を延ばしていたといいます。
広い北海道のこと、往復すれば5時間以上は掛かる道のりを頻繁に通っていたそうです。札幌にある北海高校に進学してからは、ソチオリンピック出場を公言。その最中にも、全日本ジュニア選手権やジュニア世界選手権3位のほか、北海道選手権では優勝、2012年ワールドカップで準優勝するなど、着実に成績を残してきました。
子出藤歩夢の出身校やプロフィールなど色々と公開!
高校を卒業した子出藤歩夢は、日本体育大学に進学し、2013年にもワールドカップに参戦。4位の成績を残しています。2014年には念願のソチオリンピックに出場しますが、予選で敗退。しかし、2015年にはユニバーシアードに出場し、見事優勝を収めました。
2016年からは、ニュージランドやアメリカ、スイスなどに遠征しながら、国内でトレーニングを重ね、平昌オリンピック出場を目指しています。さまざまな経験を積み重ね、圧倒的な高さを誇るバックサイドアーリーウープや、高速回転スピンで魅せるダブルコークにも磨きをかけるなど、今なお進化を遂げている最中です。
子出藤歩夢が冬季アジア大会銅メダルでスタート!目指せ2018平昌オリンピック!
子出藤歩夢の持ち味は、何といってもダイナミックで高さのあるトリック。これまで数々の大会で、インパクトのあるライドを披露してきました。2017年2月に札幌で開催された冬季アジア大会にも出場した子出藤歩夢は、世界の強豪を相手に堂々の活躍を見せ、見事3位に輝きました。
スノーボードのハーフパイプは、男女ともに銅メダルを獲得する結果です。とはいえ、子出藤歩夢が気を抜くことはありません。「トリックは世界とのレベルの差を感じた」とコメントしており、「これからもっと技を磨いていく」と決意を語っています。女子で銅メダルを獲得したのは、カワイイということでも注目されつつある18才の今井胡桃。長野県上田市出身で、バートンに所属する注目のプロスノーボーダーです。
「楽しく戦えているのでワールドカップでも目立っていきたい」と、こちらも力強いコメントを残しました。2017年を幸先よくスタートした子出藤歩夢ですが、3月からはアメリカへ遠征してトレーニングを行うということで、すでに今シーズンはスケジュールが埋まっています。
ウィンタースポーツのアスリートにとっては、平昌オリンピックに向けた正念場となる2017年。かつて「『こでふじ』と呼ばれることもあるので、『ねでふじ』と知ってもらいたい」と語っていた子出藤歩夢。知名度アップも目指して、変わらぬ活躍を続けていってほしいですね。