ネイマール移籍情報の行方!バルセロナとの契約年棒は?
ネイマールがまた移籍!?一体何が起こっているのか!?
ネイマールは、ブラジルのサントスからバルセロナに移籍した、言わずと知れた人気サッカー選手。天才といわれたサントス時代、ネイマールは、バルセロナと対戦したことがありました。バルサ(FCバルセロナの愛称)には、世界最高峰プレイヤーのメッシがいましたが、メッシと直接対決したネイマールは、散々な結果に。自分の実力と、世界との差の大きさを、存分に見せつけられた瞬間だったことでしょう。
「憧れのメッシと一緒にプレーがしたい」……ネイマールがバルサに移籍を決めたのも、サッカーを愛する1人の若者の純粋な熱意によるものだと思っていた人も多いはず。そんなネイマールが再び移籍する!という情報が飛び出したから、世界中のサッカーファンはびっくり。次なる移籍先は、マンチェスター・ユナイテッド。しかし……ネイマールがマンチェスター・ユナイテッドに移籍したとの報道は、結論から先にいうと、完全な誤り。イギリス「BBC」でも放送されましたが、マンチェスター・ユナイテッドに移籍をしたのは、ネイマールそっくりのバリー・コッターという選手。たしかに二度見してしまうほどの、そっくりさんです。
ネイマールとバルセロナの契約年棒はとんでもない金額だった!契約内容が公開!
ネイマールは、2013年、FCバルセロナと5年契約で合意したと発表され、移籍金は5710万ユーロだといわれていました。しかし、FCバルセロナを支えている会員たちをソシオと呼びますが、そのソシオが、「ネイマールの契約に不正があるのでは?」とクラブを訴えたことで、バルセロナ側は、契約内容を開示することになります。その結果、ネイマールとバルセロナとの驚くべき契約内容が明らかになりました。
その内容は、他の多くの選手とまったく異なる契約年俸でした。バルセロナがタイトルを獲得できなくても、ネイマールが1点も得点に絡まなくても、ネイマールには、5年間で5670万ユーロの年俸が支払われます。さらに、バロンドール候補として3位以内に入ると、ネイマールには、ボーナス200万ユーロが支払われるという内容。加えて、「サントスの原石を探す費用」という名目で200万ユーロ、「クラブと広告契約を結ぶブラジル企業を探す費用」400万ユーロ、「サンパウロのスラム街に住む子供たちへの慈善事業費用」250万ユーロが、ネイマールの代理人の父親に支払われている様子。
ネイマールの父親は、「ネイマールがサントスを出る前に4000万ユーロを受け取った。これは、他にもっと多額のオファーをしてきたクラブはあるが、バルサに移籍することを確約するためのお金だ」と話しています。バルセロナでのネイマールの活躍はいうまでもありませんが、ソシオをも巻き込んだネイマールの契約年俸騒動によって、図らずも、FCバルセロナの運営状況の内実にまで注目が集まる結果となりました。
ネイマールは結婚して子供もいる!?悪童すぎるトラブルの数々!
ネイマールの熱愛!実は結婚していて子供もいる!?
ネイマールは、16歳でブラジルサントスとプロ契約し、21歳で、スペインの名門FC・バルセロナに移籍しました。若くして「天才」と呼ばれたネイマール。「スポーツ選手は早くに結婚して、私生活が落ち着いていたほうが伸びる」という言葉を体現するかのごとく、「ネイマールにはもう子供がいるらしい」という噂が……。なんと、ネイマールは、19歳の時に、すでに長男を授かっていたというのです。
これを裏付けるがごとく、ネイマールのインスタには、子供の写真がたびたび登場。ネイマールが良き父親ぶりを発揮している様子が垣間見られます。しかし、ネイマールの子供の母親であるキャロル・ダンタとは結婚をしていない様子。現在も、婚姻関係は結ばずに、「良き親友」として、仲良く連絡を取り合っているのだとか。ちなみに、ネイマールは、ブルーナ・マルケジーニというブラジル人女優とお付き合いをしていたこともありましたが、現在は破局しているようです。
ネイマールが「悪童」と呼ばれる数々の理由!
ネイマールには、チームメイトをいじめているという報道がなされたことがありました。その真相はというと、ネイマールは大のイタズラ好きで、チームメイトを蹴っ飛ばして、じゃれ合っていただけ。サントス時代には、ネイマール自身が若かったこともあり、PKを蹴らせてもらえなかったことにネイマールが腹を立て、監督辞任にまで発展したこともありました。暴言に対して、感情を抑えられなかったネイマールが、大乱闘になりかけたことも。
悪童といわれるようなトラブルは、今は落ち着いてきたようですが、ネイマールにはお金にまつわる話題が絶えない……そんな印象の昨今。移籍金問題で騒がれたこともありますし、長男を出産した時の出産費用が払われず裁判になっているという問題も。病院側から約200万円の請求がきたところ、「違法請求だ」とネイマール側が反論しているといいます。
サントス時代の脱税問題、特にFCバルセロナへの移籍金を脱税していたことにより、ブラジルの裁判所から資産凍結命令が出されたこともあるネイマール。ブラジル国民からは、「国が大不況となったために、青年のネイマールからも取るのか」と国を批判する声があがり、あたかもネイマール側が被害者のように捉えられていますが、資産凍結命令が出たのは事実なのです。
ネイマールの言動批判?ブラジル代表の座は大丈夫なのか?!
ネイマールが、どの国でプレーしようとも、ブラジル代表選手であることに変わりはありません。海外では、サッカーをすることで人生が変わり、神様として扱われる国もあります。そうした風潮を支える、熱狂的なサッカーファンが多いのも事実です。貧困格差が大きいブラジルは、その最たる国。有名になったサッカー選手の親族を身代金目当てで誘拐した事件が起こるかと思えば、ワールドカップで優勝できなかったら殺される可能性すらあります。
そんな重圧たっぷりのサッカー王国ブラジル代表、ネイマールは、22歳の若さで代表キャプテンになりました。当時のブラジルチーム監督は、「ネイマールを目立たそうとしたわけではなく、責任を感じて欲しくてキャプテンにした」と話しています。しかし、「今季はネイマールのキャプテンマーク剥奪か?」というニュースが。実際、ブラジルチームの現監督チッチは、「フィールド上では全員に責任がある。だからキャプテンはローテーションで回していくかもしれない」と発言しています。
しかし、ネイマールにキャプテンを預けない理由は、他にあるとの推測も。ネイマール自身は出場しなかった、ナショナルチームの選手権大会であるコパ・アメリカで、ブラジルは敗退。敗退直後、ネイマールが、自身のインスタに、「クソみたいなことを言うバカ野郎が山ほど出てくるんだろう」と発言したことで、「キャプテンとしての資質が問われる」とされたことが原因だという声もあります。ネイマールとしては、敗退したことで、チームメイトが批判の声にさらされることを擁護した言葉なのでしょう。
その後、発言を批判されたことに対し、「敗退したことに動揺して書いてしまった。謝るしかない」と謝罪したネイマール。実は、今季は、キャプテンだけではなく、ブラジル代表入りも心配されています。なぜなら、「ネイマール2世」と呼ばれ、ネイマールを超える存在だと注目を浴びている、FWガブリエル・バルボサが、19歳でブラジル代表に選出されているからです。
世界的に有名人となり、名門バルセロナでプレーしながら、ブラジル代表の重責も背負うネイマール。よほどの精神力でないと、トップ選手として活躍できない世界で、素人には考えられないほどの重圧と、顔すら知らない人間から多くの批判が浴びせられる現状と向き合ってきました。2016年に入ると、禁断の「レアル・マドリード」への移籍が囁かれたり、2021年までのバルセロナとの契約更新を行ったと報じられたりするなど、ネイマールを取り巻く環境は、相変わらずの騒々しさ。
確かに、若くしてサッカー界に飛び出したネイマールに、「チャラい」「発言が大きい」などの行為が目立ったのは事実。しかし、有名になればなるほど、「優しい一面」や「真面目な一面」も見えるようになりました。実力はあっても潰れていった選手が多い中、だからこそ今の地位までのし上がってこられたのでしょう。若き天才ネイマールが、このまま潰れることなく、笑ってプレーしていける環境が整うことを願うばかりです。