仁科亜季子と元夫・松方弘樹のドロドロ離婚劇の結末とは?4度のがん手術を受けていた!

仁科亜季子と元夫・松方弘樹のドロドロ離婚劇の結末とは?ピーターと結婚を前提に交際をしていた!

仁科亜季子と元夫・松方弘樹のドロドロ離婚劇の結末とは?不倫の代償は不倫

仁科亜希子は、俳優の松方弘樹と1979年に結婚しましたが、「不倫の末の略奪愛だ」と世間から叩かれています。そもそも2人が出逢うきっかけとなったのは、1974年に放送されたNHK大河ドラマ「勝海舟」での共演でした。翌年には、松方弘樹主演のドラマ「けんか安兵衛」で仁科亜希子がヒロイン役を演じ、関係が親密になっていきます。

しかしこの時、松方弘樹はすでに妻と子供のいる身で、1977年には、ついにこの不倫関係が世間に知られることになり、仁科亜希子は、芸能活動を休止するまでに追い込まれました。とはいえ、この間も関係が切れることはなく、元妻と「慰謝料3億円」という破格の金額で離婚を成立させた松方弘樹。

この時代に3億円という慰謝料は異例の大金で、再び世間を騒がせます。こうして、1979年に、仁科亜季子と松方弘樹は正式に夫婦になりました。ようやく幸せをつかみ取ったかのように見えた仁科亜希子は芸能界引退を発表し、2児をもうけます。しかしその後も、元歌手の千葉マリアとの間に隠し子が発覚するなど浮気騒動は続き、激怒した仁科亜希子が、松方弘樹に子供ができないようにするパイプカットの手術を受けさせたことも話題を集めました。

仁科亜希子の体も試練が襲い、1991年には、子宮頸がんの手術。気の休まることのない日々に追いつめられたのか、1995年には睡眠薬を飲んで自殺を図ったこともあったそうです。さらに、松方弘樹の約30歳年下の元女優・山本万里子との不倫が発覚したことも追い打ちをかけ、1998年にとうとう離婚。不倫で始まった愛は、不倫で終わりました。

仁科亜季子とピーターが結婚を前提に交際をしていた!松方弘樹と出会わなければ?!

仁科亜希子は、2013年12月に、テレビ番組「ライオンのごきげんよう」に出演した際、タレントのピーターこと池畑慎之介と過去に恋人関係にあったことを告白しています。ジェンダーレスに活躍しているピーターですが、その出自は、由緒正しき上方舞吉村流四世家元の長男です。

そのため、父親同士が知り合いだったことが縁で、結婚を前提に交際をしていた2人。仁科亜希子は、ピーターについて、「唯一結婚したいと思えた人だった」と明かしています。「30歳になったら結婚しよう」と約束していた2人でしたが、ピーターが反対したにもかかわらず、仁科亜希子が芸能界入りし、松方弘樹と出会うことに。

こうしてピーターとの関係は自然消滅したそうです。釣り好きで有名だった松方弘樹との出会いを、「エイリアンに釣り上げられた」とユーモア交じりに表現した仁科亜希子ですが、夫がピーターという未来もあったかもしれないと思うと不思議な気がします。

仁科亜季子の華麗なる芸能家系図!4度のがん手術を受けていた!

仁科亜季子の華麗なる芸能家系図!祖父、父、母、兄弟、子供総ざらい!

女優・仁科亜季子(にしなあきこ)の父親は、歌舞伎俳優の十代目・岩井半四郎です。祖父は、日本舞踊家初代・花柳壽太郎という舞踊の家系に生まれています。母親は、松竹少女歌劇団で活躍した元女優の月城彰子。一男三女という4人きょうだいの中で、仁科亜希子は次女にあたり、姉は女優の岩井友見です。

祖父の舞踊の血筋は、この長女の岩井友見が受け継ぐ形となり、現在は、日本舞踊岩井流宗家を継承し後世の育成に励んでいます。そのほかにも、仁科亜希子の妹は女優の仁科幸子で、仁科亜希子の長男・仁科克基は俳優として、長女・仁科仁美はタレントして活動するなど、まさに芸能一家というお家柄。

そんな仁科亜希子の芸能界デビューは、1972年のNHKドラマ「白鳥の歌なんか聞えない」でした。芸能一家出身という華やかなイメージの仁科亜希子は、お嬢様女優として清楚なイメージで人気を集めました。

仁科亜季子は4度のがん手術を受けていた!現在の進行状況は?

仁科亜希子は、これまでに4度がんを患い手術していることを、2016年4月に放送された情報番組「ノンストップ!」で明らかにしています。1度目のがんは、仁科亜希子が38歳(1991年)の時。子宮頸がんが見つかり、子宮と卵巣に加えてリンパ節まで広範囲の切除手術を受けました。

2度目は、仁科亜希子が46歳(1999年)の時に胃がんが見つかり、胃の3分の1と脾臓を切除。3度目は、55歳(2008年)の時。大腸にGIST(ジスト)という悪性腫瘍が見つかり切除しましたが、幸いにも早期発見だったため、2週間と比較的短い入院期間で退院できました。

しかし61歳(2014年)の時に再度大腸がんが見つかったときには、大腸を20センチも切除するという大手術を受けています。22年間で、がんの出術を行うこと実に4度。手術の後遺症による排尿障害が現在も残っているといった闘病経験が公式ブログに綴られているほか、がんサバイバーとして各地で講演活動を行い、がんで苦しむ人が減るようにと活動を続けています。

仁科亜季子の現在は孫を可愛がるおばあちゃんに

仁科亜希子が、64歳の誕生日を迎えた2017年4月3日の公式ブログの記事に、娘・仁科仁美と孫と一緒にバースデーケーキを囲んだ記念写真を公開しました。「お嫁さんにしたい女性No.1」に選ばれた若かれし頃ももちろんとてもキレイでしたが、64歳になった姿も若々しく、その美しさは健在です。

松方弘樹と離婚した後、2011年に一般男性と再婚するも2013年には離婚するなど、不倫騒動や、2度の結婚と離婚に、4度のがんの手術と、波瀾万丈ともいえる半世紀を過ごしてきた仁科亜希子。9月には、暴力団関係者から恐喝されていたことが明るみになるなど、身辺はいまだ騒々しいようにも見受けられます。

しかし、「いのち煌めいて」と題された公式ブログを見ると、現在は、2歳になる孫を「王子様」と呼び、娘・仁科仁美と娘のパートナーの男性と共に暮らし、心穏やかで充実した日々を送ることができている様子です。中には、化粧品開発を目指して、化粧品プランナーの資格を取得したとの記述も見られます。

ブログ内に記載されている、これまでのがんの経緯をまとめた一連の闘病記録は、今まさにがんに向き合っている人たちに勇気を与えてくれているに違いありません。がんは、身近にありながら、経験した者にしか分からない恐怖があります。そうした人知れない苦難を4度も克服してきた仁科亜希子のたくましさもその美しさの理由の1つだとしたら、それこそが、がん患者にとって何よりの励ましになるでしょう。

自身について、「前ばかりを見て走り続けている」と語る仁科亜希子。今後も、孫を可愛がるおばあちゃんとして人生を謳歌しながら、彼女らしく活動を続けていってほしいですね。

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