野村祐輔の評価が急上昇中!復活の広島カープエース候補の成績推移

野村祐輔の評価が急上昇中!復活の広島カープエース候補の成績推移

野村祐輔が投手2冠で評価急上昇中!四球が減って与四球率安定が原因か?

野村祐輔(のむらゆうすけ)は、今シーズン16勝を挙げて、最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した広島カープの投手です。ルーキーとして新人王に輝いたこともありましたが、ここ2年は不本意な成績が続いて、本人も納得のいかない日々が続いていたことでしょう。

しかし、今シーズンの活躍で、広島カープ25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した野村祐輔の落ちかけていた評価は、再び急上昇中となりました。今では、チームのエース候補の呼び声も高い野村祐輔。投手2冠を獲得するまでに評価を急上昇させた背景には、どんな理由が隠されていたのでしょうか?

その一因とみられるのが、与四球率です。今シーズンは37四球ですが、投球回数152と2/3回に置き直すと、与四球率は2.19。プロ5年間で一番安定した数値です。球速で押しまくるよりも、制球力とキレを生命線とする野村祐輔ですが、四球が減っているために、昨シーズンのような大崩れすることがほとんどありませんでした。本人の相当な努力のたまものが、安定した投球を、最多勝利と最高勝率に結実させたのでしょう。

野村祐輔は、岡山県倉敷市出身で、1989年6月24日生まれの27歳です。右投右打で、背番号は19。小学校1年で軟式野球を始め、6年生で県大会準優勝。中学進学後は硬式野球で活躍しました。明治大ではエースとして君臨し、1年秋には44年ぶりのシーズン防御率「0.00」を達成するなど、早くから大活躍。大学球界屈指の右腕として注目を集め、2011年のドラフト会議で、広島東洋カープの1位指名を受けて入団します。

2012年のルーキー時から先発ローテーション入りを果たした野村祐輔は、惜しくも2桁勝ち星にこそ届きませんでしたが、新人王タイトルを獲得。しかし、ここ2年は防御率を落として投球回数も減るなど精彩を欠いていました。

野村祐輔は広島カープエース候補の新人王!2シーズンの低迷も今シーズン復活か?

野村祐輔は、今シーズン、広島カープ投手陣のエース的存在として活躍し、復活を遂げました。プロ入り時からの成績推移を見ると、通算では109試合登板で49勝36敗、勝率5割7分6厘で防御率3.27です。プロ入り時の2012年を振り返ると、27試合登板で9勝11敗、172と2/3回を投げて防御率1.98を記録。残念ながら2桁勝利に届きませんでしたが、野村祐輔は、この年の新人王に輝いています。

新人の1点台防御率は1966年の堀内恒夫(巨人)以来46年ぶり5人目の快挙です。しかし、一方では、3暴投にボーク2という不名誉な記録も残している野村祐輔。2年目の2013年は、23試合登板で12勝6敗と念願の2桁勝利を到達しました。149と1/3回を投げて、防御率は3.74と、前年に比べ、ほぼ倍の点を取られている計算になります。

目につくのは、被本塁打が13本と、前年の6本から倍増していること。防御率や自責点とあわせて見れば、持ち味の制球が甘くなり、肝心なところで痛打を浴びた傾向がうかがえます。続く2シーズンは7勝、5勝と低迷、登板試合数も19試合、15試合と減少。

それなのに被本塁打は10本、11本で、防御率に至っては4.39、4.64と悪化の一途をたどり、制球力が生命線の野村祐輔にとっては、深刻な影響をもたらしていることが見て取れます。それで奮起したのでしょうか。今シーズンは、25試合に登板して16勝3敗、勝率も8割4分2厘と、プロ入り後で最も安定した内容を記録し、復活した野村祐輔。

152と2/3回を投げて防御率も2.71と、しっかり持ち直しています。被本塁打は昨シーズンと同じ11本ですが、投球回数が増えていることから、実質減っていると考えてよいでしょう。エース・前田健太がメジャーリーグに移籍したことで、自覚も高まってきたのでしょうか。リーグ優勝への貢献度も高い野村祐輔ですが、プロ入り時から期待されてきたエース候補であるだけに、さらなる高いレベルを追い求めて欲しいものです。

野村祐輔は広陵高校、明治大学出身!熱愛彼女・紺野あさ美とはどうなった?

野村祐輔の出身校は広陵高校!明治大時代は防御率「0.00」も記録し大学ビッグ3に!

野村祐輔の出身高校は、広島県内でも屈指の強豪・広陵高校。中学3年時には、地元岡山県内の強豪高校への進学が決定的だったようですが、広陵高校の練習を見学し、同高校への進学へと翻意することになります。1年時からベンチ入りメンバーとなった野村祐輔は、3年生で、夏の第89回全国高等学校野球選手権大会で決勝の佐賀北に敗れ、準優勝に終わったものの、駒大苫小牧や、今治西、常葉学園菊川を連破。駒大苫小牧の「夏の4年連続決勝進出」と、常葉学園菊川の「春夏連覇」を阻んでみせました。

明治大進学後は、エースとして君臨した野村祐輔。東京六大学リーグ戦通算65試合に登板し30勝12敗、358奪三振、防御率1.92をマークしています。圧巻は、1年秋の防御率「0.00」。失点こそ1点でしたが、1年生でほぼ0点に抑え込むとは、相当な力量です。2011年の第42回明治神宮大会では、決勝で、愛知学院大学に対して無四球完封を演じる快投。これは3試合連続完封の大会新記録となり、野村祐輔は、明治大5回目の優勝の立役者として、野球人生初の日本一に輝いています。

当時の大学球界では屈指の右腕として定評があり、菅野智之(東海大→巨人)、藤岡貴裕(東洋大→千葉ロッテ)とともに「大学ビッグ3」と並び称される存在にまでなりました。その活躍を受け、2011年秋のドラフト会議での広島カープからの1位指名により、プロのユニフォームへ袖を通すことになります。

野村祐輔と紺野あさ美の熱愛交際は破局した?原因は紺野あさ美の「二股」か?

野村祐輔と熱愛交際しているといわれていたのが、元「モーニング娘。」メンバーで、現在は、テレビ東京に所属するアナウンサーの紺野あさ美です。熱愛交際が発覚したのは、プロ入りしてから数年後の2013年のこと。その結末は、破局に至っているとか。そんな野村祐輔と紺野あさ美との交際歴は2011年から始まり、報道された時点の2013年頃まで続いていたとみられています。

野村祐輔と紺野あさ美の熱愛が破局に至った理由、それはどこにあるのでしょうか?それは、紺野あさ美の「二股」が原因だといわれています。野村祐輔と交際するかたわら、もう1人交際相手がいたという紺野あさ美。それは、横浜DeNAベイスターズに所属する右腕投手の三嶋一輝(みしま かずき)です。

福岡県出身の26歳で、福岡工業高校から法政大学を経て、2012年、2巡目指名を受け入団。時速150㎞台の速球と、縦横のスライダーなどが持ち味の速球派ですが、ルーキー時の2013年は、34試合に登板して6勝9敗、防御率3.94で与四球79個を記録し、制球力に課題を残すピッチャーです。

噂によると、紺野あさ美は、三嶋一輝との交際は遊び感覚で、熱愛というほどのものではなかったとか。一方、野村祐輔とは真剣な熱愛だったらしく、別れた時のショックは相当なものだったと伝えられています。「モー娘。」メンバーの中では頭が良いキャラとして知られていた紺野あさ美ですが、この一連の報道を見ていると、物事の道理が分かっていないと見られても仕方ないでしょう。

野村祐輔が侍ジャパン強化試合メンバー選出へ!本大会では主に中継ぎか?

野村祐輔が、野球の日本代表、通称「侍ジャパン」の11月強化試合メンバーに選ばれました!セントラルリーグを制した広島カープからは、最多勝利と最高勝率の2冠に輝いた野村祐輔のほかに、リーグ2位の打率3割3分5厘を打ち、29本塁打、95打点と代表主軸の期待もかかる鈴木誠也、常連メンバーの菊池涼介、リーグ2位の34セーブを記録した中崎翔太の4名が選出されています。

今シーズン16勝で、投手2冠の野村祐輔は、DeNAとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦でも先発し、6回3安打無失点と、シーズンを象徴する安定ぶり。持ち前のコントロールに加え、キレのある変化球が光り、リーグ優勝のペナント奪回への貢献度も抜群でした。「侍ジャパン」の強化試合の日程は、11月10、11日にメキシコ戦、12、13日がオランダ戦と組まれているので、その中で、野村祐輔にも代表メンバーとしての出番がある予定です。

いずれも試合場所は東京ドームで、来年のWBC本大会に向けて、野村祐輔の実力が見極められることになります。先発タイプの野村祐輔ですが、各チームから選出された代表メンバーの中で、先発ローテーションへ割って入ることは難しいでしょう。基本的には中継ぎとしての起用となるかと考えられます。

しかし、短期決戦ということもあり、先発陣に不安な要素があれば、先発起用もあるかもしれません。いずれにしても、強化試合での出来を見極めてということになりそうです。野村祐輔には、来シーズンの日本一奪回に加え、WBCメンバーとしての日々も重なり、まさに広島カープのエース候補としての真価が問われる時です。

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