小栗旬の大河出演に様々なドラマが？人気俳優の知られざる素顔とは

小栗旬にとって大河は「人間力を試される場」あの人気俳優の言葉で出演を決意？

小栗旬は大河主演に戸惑いも？決め手は好奇心？

2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公の北条義時を熱演する小栗旬（おぐりしゅん）。実は主演のオファーを受けるのに迷いがあったといいます。

ドラマ公式サイトのインタビューで、小栗旬は「およそ1年半、自分自身が飽きずにできるかどうかが一番の課題だった」としながら、「そんなに長い期間、一人の人物のことを考えながら生きていく時間は大河ドラマくらいしかないと思った」「好奇心が勝った」と出演を決めた理由を語っています。

小栗旬に大河主演を決意させたイケメン俳優とは？

2022年5月7日放送の「土曜スタジオパーク」で、小栗旬は「鎌倉殿の13人」出演にあたり菅田将暉の言葉に背中を押されたと明かしています。

映画「銀魂」や月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」などで共演し、「鎌倉殿の13人」にも源義経役で出演する菅田将暉を、小栗旬は「大事な存在」「年下だけどいつもちゃんと自分のことを考えてくれる」と語り、信頼を寄せている様子。

大河出演を決めたのも、「そういうところで戦っている小栗さんの姿を見せてもらえると自分には励みになります」という菅田将暉の言葉も大きかったようです。

小栗旬が大河主演を射止めるまで。プロフェッショナルが素顔に密着

小栗旬が大河の現場で見せる気遣いが神レベル

2022年5月3日放送の「プロフェッショナル」では、400日にわたって小栗旬に密着。「どの現場でも共演者やスタッフの顔と名前を覚え、必ず名前で呼ぶ」と密着したディレクターが明かすなど、知られざる小栗旬の一面を浮き彫りにしました。

「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の主演男優賞（リッチマン、プアウーマン、BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係）、「第44回日本アカデミー賞」の優秀主演男優賞（罪の声）など数々の受賞歴を持つ小栗旬。番組では「一度もいい芝居なんかしてない」「俺は全然努力していない」と常に厳しい言葉を自身に向け、単にイケメン、高身長のビジュアルで主演を勝ち取ってきたわけではないことを感じさせました。

小栗旬がモチベーションの源を告白「彼女の期待に応えたい」

「プロフェッショナル」で、「人が喜んだり驚いたりするのが何よりも好きですよね。その源を知りたい」と聞かれた小栗旬は、初代マネージャーの存在が大きかったと答えています。

無名だった頃に出会ったマネージャーが「ごくせん」出演中にガンで余命わずかと知った小栗旬は真剣に仕事と向き合うようになり、セリフや出番が増えていったと告白。しかしマネージャーはガンの告白から2年後に亡くなり、「クローズZERO」や「花より男子」で注目を浴びる小栗旬を見ることはできなかったといいます。

「期待に応えられる前に彼女が死んでしまったから、それが続いているのかもしれないね」と語る小栗旬の胸には、俳優魂に火をつけてくれたマネージャーへの感謝が常にあるのでしょう。

小栗旬が大河の現場で絶賛される人間力。将来は芸能界のフィクサーに？

小栗旬の魅力は人間力？俳優の待遇改善に尽力

「プロフェッショナル」の密着ディレクターは、「人間が持つ弱さや不安、迷いも含めてすべて受け止めて愛してくれるところ」と小栗旬の魅力を語りました。

その言葉通り、小栗旬は「鎌倉殿の13人」で、大河史上初となる撮影現場でのハラスメント対策の講習会を実施。過去には立場が弱い無名の俳優などをトラブルから守るため、俳優による労働組合の必要性を訴えたこともあり、業界の古い体質に風穴を開けるための働きかけを続けています。

小栗旬が社長に？独立の噂も

2010年6月24日に行われた映画「シュアリー・サムデイ」の完成披露イベントで、「もっと俳優が自由に意見できて、責任を持てる環境を作りたい」と話していた小栗旬。これを実現するため、自身が所属するトライストーン・エンタテイメントの社長に就任する動きが進んでいるといいます。

そんな中トライストーン・エンタテイメントは、社長の山本又一朗とガーシーこと東谷義和が綾野剛のスキャンダルをめぐってバトルを展開。山本又一朗が独断で大手家電メーカー・SONYに会社を売ろうとしていたこともガーシーに暴露され、収束の糸口が見えない状況です。

さらに、ガーシーは小栗旬を「不倫で叩いたる」と槍玉に上げ、綾野剛の飛び火でピンチに。ガーシーに白旗を上げない山本又一朗に業を煮やし、小栗旬が田中圭や木村文乃ら所属俳優を連れて独立するのでは？とも噂されています。

トップに立つ力量を試される場が、思わぬ形でめぐってきた小栗旬。今後どんな動きを見せるのか注目が高まります。