大原洋人(サーフィン)はUSオープン日本人初優勝の実力者!スポンサーや使用サーフボードは?

大原洋人(サーフィン)はUSオープン日本人初優勝の実力者!スポンサーや使用サーフボードは?出典:

2020年8月11日 更新

大原洋人(サーフィン)はUSオープンで日本人初優勝の快挙!彼女がWCTに応援に駆け付けていた!

大原洋人(サーフィン)の華麗な経歴とは!?USオープンで日本人初優勝の快挙!

大原洋人は、2020年の東京オリンピックに正式種目として採用されたサーフィンの強化指定選手Aとして、すでに出場が内定しているプロサーファーです。「緑と海と太陽のまち」千葉県長生郡一宮町で生まれた大原洋人は、両親の影響で8歳の頃からサーフィンを始め、13歳の時にNSA(日本サーフィン連盟)の全国選手権で優勝するなどして頭角を現しました。同時期に、WSL(ワールドサーフリーグ)でU16の年間チャンピオンを獲得してアマチュアサーフィンの頂点に立った大原洋人は、JPSA(日本プロサーフィン連盟)公認プロの資格を取得。弱冠13歳のプロ誕生は、サーフィン界だけでなく、スポーツ界全体で大きな話題になりました。

中学を卒業した2012年に、これまで数多くのプロサーファーを生み出してきた明聖高校の通信コースに入学した大原選手は、日中はサーフィン、夜間は通信教育で勉強という日々を送ります。その高校在学中には、WSLのWQS(World Qualifying Series)湘南オープンで最年少優勝を記録。高校卒業と同時にハワイに移住し、本格的なトレーニングを開始しました。すると、2015年に、世界中のプロサーファーが参戦するWQSのイベント、USオープンで日本人として初となる優勝を達成!その後も、2017年のQS6000オーストラリア・オープンで3位になるなど好調を維持しています。

身長162㎝と他の選手に比べて小柄な大原洋人ですが、2018年8月現在、WSLが運営するQSシリーズにて、世界ランキング42位と健闘中です。2020年の東京オリンピックでは大原洋人の地元が競技会場になることもあり、出場のみならずメダル獲得への期待が高まっています。

大原洋人(サーフィン)の彼女がWCTに応援に駆け付けていた!結婚は?

大原洋人(サーフィン)には、現在お付き合いしている一般人の彼女がいるそうです。2015年に行われた世界最高峰の大会WTC(World Championship Tour)には、彼女も応援に来ていたとか。普段は海外で生活している大原洋人は遠距離恋愛のため、彼女とはなかなか会えないのでしょう。Twitterでは、「1カ月半ぶりに会えた!」と、彼女への率直な気持ちをつぶやいたりもしています。以前のインタビューでは「27歳までに結婚したい」と話していたので、東京オリンピックで結果を出した暁には、そのままゴールインということもあるかもしれませんね。

うるさい女性は苦手という大原洋人は荒々しく波と戦う海上での姿とは違い、陸の上ではおっとりした普通の青年。これからもゆっくり愛を育んでいってほしいものです。ちなみに、大原洋人と検索すると、「テラスハウス」というキーワードが出てきます。しかしこれは、同学年のプロサーファー佐藤魁が、テラスハウスの新シーズン「テラスハウス ALOHA STATE」にメンバーとして参加したことが原因です。

大原洋人(サーフィン)のスポンサーや使用サーフボードは?父親が息子のために作ったものとは?

大原洋人(サーフィン)のスポンサーやサーフボードは?事務所に所属しているの?

大原洋人(サーフィン)は、まだ20代前半と若いながら、すでに多くの企業とスポンサー契約を結んでいます。主なスポンサー企業は、サーフボードブランドのHurleyや、清涼飲料水ブランドのモンスターエナジー、ムラサキスポーツ、Alpina、オークリーなど。名だたる企業が並んでいることからも、大原洋人に大きな期待が寄せられていることが分かります。そんな大原洋人が使用しているサーフボードは、JS MONSTAR6です。多くのプロサーファーが愛用していることで知られていますが、大原洋人は5‘71/2や5’8あたりの長さを使用しています。

また、2018年1月からは、芸能プロダクションのアミューズとマネージング契約を結んでいる大原洋人。アミューズ所属と言うとサザンオールスターズや福山雅治というイメージも強いですが、同社がスポーツビジネス市場への参入を果たしてからは、ランナーの大迫傑や、バレーボール選手の柳田将洋なども所属しています。競技環境への支援やメディア活動のサポートをしてもらうことで、さらなる成長を続けていくことでしょう。

大原洋人(サーフィン)の姉も有名人だった!父親が息子のために作ったものとは?

大原洋人(サーフィン)の姉は、プロボディボーダーの大原紗莉です。大原洋人の家族は、父がサーフィン、母がボディボードを趣味で楽しんでいたため、子供たちも、自然と海で遊ぶようになったと言います。今や日本を代表するトップサーファーになった大原洋人ですが、姉・大原紗莉の成績も引けを取りません。ポルトガルで開催されたワールドツアーの第7戦で優勝するなど、ワールドチャンピオンも夢ではない活躍ぶりです。共に世界で戦う姉について、大原洋人は「お互い海外で頑張っているから肌で感じることもある」としみじみ語っています。

大原洋人によると、両親は子供たちの活動に協力的で、父親は、エアーの練習用にとスケートボードのハーフパイプを作ってくれたそう。そのおかげで、何年もかけて身に付けるテクニックを、わずか1年近くで攻略することができたとか。とはいえ家族の口出しは半端ではなく、「もっとこうできただろ」等と、技術面についてまで言われると明かしています。

大原洋人(サーフィン)が波乗りジャパンを引っ張る!「日本代表で戦うのは楽しい!」

2018年9月16日に、愛知県田原市の太平洋ロングビーチでサーフィンのワールドゲームスが行われ、大原洋人(サーフィン)が一番手として登場しました。ISA(国際サーフィン連盟)主催の今大会は、個人戦のほかに国別のチーム戦も行われ、ランキングが決定されます。

1回戦4組で登場した大原洋人は、台風の影響で荒れた波に臆することなく一発のターンを披露するなどして高得点を連発し、2回戦に進みました。たくさんのファンが声援を送る様子に少し驚いていた大原洋人でしたが、チームで戦うことに対して「日本代表で戦うのは楽しい!」とコメント。19日に終了したメンズクラスでは個人9位にとどまったものの、翌20日に行われた団体戦では、スペインに次ぐ2位と大健闘。波乗りジャパンの実力を世界に示しました。

2015年のはじめからはメンタルトレーニングも取り入れ、人の言葉がきっかけでメンタルを崩してしまうという弱みを克服してきた大原洋人。日本チーム内でも小柄ながら、抜群の空間認識力と切れのあるターンなどで波乗りジャパンを牽引する姿には、すでにトップアスリートとしての風格が満ち溢れています。「見ている人を感動させたい」と語る大原洋人には、観客が多いほど自分のパフォーマンスができるという強みを活かして、東京オリンピックでも最高のサーフィンを見せてほしいものです。波乗りジャパンを引っ張る小さなエースからは今後も目が離せません!

Photo by Sean M. Haffey/Getty Images

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