小野郁が楽天から千葉ロッテへ移籍決定!楽天での成績を紹介!

小野郁の高校生時の成績がすごかった!「二刀流」と言われたスゴ腕だった!?


小野郁のプロフィール
◆生年月日:1996年10月23日
◆出身:福岡県
◆身長・体重:175cm・78kg
◆出身校:西日本短期大学附属高校
◆ポジション:投手
◆所属チーム:千葉ロッテマリーンズ

小野郁は高校1年で早くもエースに

千葉ロッテマリーンズに所属する小野郁(おのふみや)は、楽天イーグルスから移籍した2020年シーズン、抑えとして注目を集める投手です。

地元福岡の西日本短期大学附属高校では1年の夏からレギュラー入りし、その年の秋から早くもエースに。センバツ出場は叶いませんでしたが県大会では準々決勝まで投げ抜き、初戦と二回戦では完封に抑える見事なピッチングを見せました。

小野郁はプロ入り前まで二刀流だった!?

二刀流と聞くと、アメリカ大リーグ・エンゼルスで活躍する大谷翔平を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は小野郁も高校まで投打で活躍する二刀流の選手でした。

高校時代は通算25本塁打を放ち、最速153キロの直球に加えてフォークやスライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な球種を投げ分ける右腕は、2012年のドラフトで一足早くプロ入りした大谷翔平と並ぶ二刀流選手になる可能性を秘めているかもしれません。現にプロ入りを決めた後、小野郁は「日本一速い球を投げたい」とコメントしており、当時大谷翔平が持っていた162キロのNPB最速記録を意識していることが伺えます。

しかし、小野郁は「両立してみたい気持ちもある」とする一方で「最初は投手一本で勝負したい」と語っています。高校3年の6月、校内の階段で転倒した拍子に左手首を骨折した小野郁は、投手に専念せざるを得なくなりました。投球センスにも光る素質を持つだけに投手としての成長ぶりも楽しみですが、「最初は投手一本で」とした小野郁の言葉に、将来的な打撃での活躍も期待されます。

大谷翔平の日本ハム入団にまつわる迷スカウト!伝説の始まりは小学、中学時代から

小野郁のプロフィールを紹介!プロ野球選手としての活躍は?

小野郁のプロフィール

小野郁は1996年10月23日、福岡県久留米市に生まれました。小学2年生で地元の少年軟式野球チームへ入団し、中学生になると硬式野球チームに所属。3年生の夏には全国大会出場を果たし、2015年から2019年まで日本ハムファイターズに所属した立田将太と投手戦を繰り広げました。

甲子園の出場経験はありませんが、準々決勝まで勝ち進んだ3年夏の県大会では4試合のうち2試合で完封し、零封できなかった2試合でも完投。さらに強肩を活かしたバッティングでも注目された小野郁は、セパ両リーグのスカウトから全国トップレベルの高校生と高い評価を受けています。

期待の逸材として名前が挙がる高校球児たちの進路が注目される中、2014年10月に行われたドラフトで小野郁は東北楽天ゴールデンイーグルスから単独2位指名を受け、推定契約金6000万、推定年俸600万で契約。プロ野球人生のスタートを切りました。

小野郁のプロ入り後の成績は?

楽天イーグルスで現役生活をスタートさせた小野郁は、プロ1年目の2015年8月に初の一軍入りを果たします。しかし4試合の登板で無失点に終わったのは1試合と、満足できる成績を残せないままシーズンを終えました。

その後、毎年のように一軍での登板機会を得るものの、二軍での登板が目立つシーズンが続いた小野郁。2018年、2019年と2シーズン連続で二軍の最多セーブを獲得し、決してコンディションが悪いわけではないにも関わらず一軍には定着できない状況に、悔しさも一入だったことでしょう。

二軍での2年連続セーブ王で弾みをつけ、2020年シーズンは一軍入りが期待できるかと思われた矢先、千葉ロッテマリーンズの鈴木大地がFA宣言により楽天へ移籍。この人的補償として、小野郁が千葉ロッテに移籍することとなりました。

和田恋が巨人からトレード!楽天でも2軍成績がスゴかった!1軍入りで主砲の予感大

小野郁がFA人的補償で楽天から千葉ロッテへ移籍!

小野郁指名のロッテが寄せる期待とは?

千葉ロッテからの指名によって移籍が決まり、「一軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたい」とのコメントを発表した小野郁は、その後自身のツイッターでも今後の活躍を誓うメッセージを投稿。これに対し、多くのロッテファンから「千葉で日本一になりましょう」「ロッテでクローザーになるんやで」など激励のコメントが寄せられました。

楽天イーグルスと千葉ロッテの間では4対3のトレードが行われ、楽天は鈴木大地の他に金銭トレードで涌井秀章、人的補償で酒居知史を獲得しています。2016年にドラフト2位でロッテへ入団した酒居知史はリリーフで活躍。2019年シーズンも54試合の登板で5勝、20ホールドを挙げる成績を残しているだけに、ロッテが小野郁に期待するのは、酒居知史が抜けたリリーフ陣の穴を埋める成績を挙げることでしょう。

年俸は楽天からの現状維持で550万、背番号は37に決まった小野郁は2019年12月23日、千葉ロッテマリーンズへの入団会見に臨み「勝ちゲームを任され、背番号と同じ37ホールドが目標です」と新天地で迎える新たなシーズンに向け、意気込みを語りました。

小野郁が自身初の開幕一軍入り!

ロッテ移籍後、小野郁は新たな決め球として高速スライダーを習得。オープン戦で登板した3試合をすべて無失点に抑える好調ぶりで、初めて一軍で開幕を迎えました。新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン開幕が延期となり、出鼻をくじかれたものの、練習試合が再開された6月2日の日本ハム戦から11日の中日戦までに4試合で登板し、失点ゼロの見事な投球を見せています。

こうしたアピールが実を結び、シーズン再開後も開幕一軍入りを果たした小野郁でしたが、10回裏ノーアウトから登板した6月19日のソフトバンク戦で2アウトに追い込みながらサヨナラタイムリーを許します。地元福岡での苦い初登板となりましたが、21日の第3戦では最終回のマウンドを無失点に抑え、美馬学の移籍後初勝利とロッテの2連勝に貢献しました。このまま一軍の抑えに定着し、小野郁が目標とする35試合登板を達成できるか注目です。

金子侑司が球界ナンバーワンイケメンと言われている!?2020年開幕注目選手として注目!
吉井理人の過去球団の成績は?古巣ロッテで1軍投手コーチに就任!!
千賀滉大が育成の星と言われるようになった理由は!?令和初のノーヒットノーランを達成!

関連記事

ページ上部へ戻る