おそ松さんと「三十年後のおそ松くん」を比較!腐女子に人気なのは誰?
おそ松さんと「おそ松くん」作中エピソード「三十年後のおそ松くん」を比較!
おそ松さんは、赤塚不二夫の「おそ松くん」を原作としたアニメで、赤塚不二夫生誕80周年記念として、2015年10月から2016年3月まで放送されました。おそ松さんは、20代になった松野家の六つ子の姿が描かれていますが、原作の「おそ松くん」には、「三十年後のおそ松くん」というエピソードが存在します。
三十年後となると、六つ子たちも40代の中年。見た目にも大きな変化が表れています。頭髪が薄くなったり、ちょび髭を生やしたり、顔に皺ができたり、眼鏡をかけたり……。特にカラ松は、バーコードハゲになっており、おそ松からはうすっパゲと呼ばれています。おそ松さんではニートでしたが、「三十年後のおそ松くん」では、六つ子全員が、デカパンが社長を務める製薬会社の研究員として働いており、しっかりと自立しているところが最も大きな違いかもしれません。
おそ松さんで腐女子の圧倒的人気を集めるのはあの2人!
おそ松さんは、原作の過激なリメイクや、他作品のパロディ、下ネタなど、際どい話も多いせいか、男女ともに人気の高い作品です。そして、圧倒的に女性人気が高い作品となりました。作品視聴のきっかけは、女性人気の高い男性声優陣が主ですが、声優ファン以外の層も取り込んでいます。世には、男同士の恋愛を描く創作、いわゆるBL作品を好む女子がおり、この腐女子の人気を獲得しているのです。
顔が似ていようが、血縁があろうが関係はありません。そんなおそ松さん好きの腐女子に人気のキャラクターが、極度のナルシストだけどガラスのハートを持つカラ松と、マイペースな皮肉屋で猫好きの一松です。2人のカップリングは、通称色松と呼ばれ、大人気に。次いで人気なのは、おそ松とチョロ松。いまや、おそ松さんのカップリング人気はそう単純なものではなく、グッズ販売数などに大きな影響を及ぼす、人気のバロメーターになっています。
おそ松さんの人気が止まらない!アニメ第2期放送の噂は本当?
おそ松さんアニメ放送終了後も人気は衰えず!理由は?
おそ松さんの放送は、2015年10月から2016年3月。2クールにわたって放送されましたが、2016年8月現在も人気が衰える気配はありません。
視聴者の心をつかんだのは、DVDとBlu-rayには未収録となる第1話である「復活!おそ松くん」。アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」や、「ハイキュー‼」「黒子のバスケ」「ラブライブ!」「弱虫ペダル」など、アニメ好きなら知っているタイトルのパロディ、さらには「アンパンマン」「ドラゴンボール」「ドラえもん」などの国民的アニメのパロディさえ取り入れてくるという貪欲さには、さすがに権利問題とかどうなの、と視聴者が心配するほどです。
毎回何が来るのかわからないハイテンションギャグとキャラクターの個性で人気をつかみ、グッズ販売やイベントなどを短いスパンで行うことにより、ファンの心をがっちり捉えて離さないようです。
おそ松さんアニメ第2期放送噂の真偽
おそ松さんのキャストも登場するイベント「フェス松さん」昼の部、夜の部が、2016年5月8日に開催されました。大概、こういった声優陣が登場するイベントでは、新作予告などのお知らせが登場するのが常で、「フェス松さん」でも新情報の公開が期待されていました。
しかし、待ち望んでいる2期の告知は一切なし。期待していたファンは、大いに落胆しました。しかしおそ松さんは、公式発表しないだけで、しっかりと2期の予告をしているという考察が存在します。まずは、総画監督浅野直之が描いた最終話のエンドカード。描かれた記号を並び替えると、「2期放送けってい!」の文字が。
さらには最終回本編の、チョロ松のアパート左下の壁に「Akini Twoあるよ」との文字も。10月開始のアニメに、その名は確認できませんが、ファンを驚かせる仕掛けを用意している可能性もあり、公式情報の公開が待たれます。
おそ松さんついに2.5次元舞台化!F6も登場する「ユルい」舞台とは?
おそ松さんが、アニメ2期発表に先駆け、2016年6月23日に舞台化が発表されました。ミュージカル「テニスの王子様」シリーズの大ヒットをきっかけに、すっかり定着した2.5次元ミュージカル。斬新な発想でスポーツの世界を舞台上に再現した舞台「弱虫ペダル」や、舞台「ハイキュー!!」、豪華キャストのキャラクター再現度と殺陣が話題となった「刀剣乱舞」など、2016年現在も話題作の上演が続きます。
そんな中、圧倒的な人気を誇るおそ松さんの舞台化とあり、大きな話題となりました。キャストは、おそ松役の高崎翔太を筆頭に、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤沢遼太郎と、2.5次元舞台ではお馴染みの俳優が名を連ねます。特にミュージカル「テニスの王子様」青学5代目菊丸英二を2年にわたって務めた高崎翔太、舞台「弱虫ペダル」他多くの作品に出演し、キャリアのある植田圭輔、北村諒の人気は高く、俳優ファンからも注目が。
2016年7月28日には、舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~』の制作発表として、メインキャスト6人が登場。和気あいあいとした雰囲気の中、「人気の作品に出演するプレッシャーもありますが、原作の『ユルさ』をしっかりと表現したい」と、意気込みを語りました。
さらには、おそ松さん作中で乙女ゲーム風イケメンの姿で描かれたF6の登場も決定。こちらはキャストを変え、井澤勇貴、和田雅成、小野健斗、安里勇哉、和合真一、中山優貴の出演が発表されています。どんどん広がるおそ松さんワールド。これからも松野家の六つ子から目が離せません。