欧陽菲菲の結婚相手・式場壮吉は元レーサー!現在は?結婚の馴れ初め
欧陽菲菲の結婚相手・式場壮吉は、れっきとした日本人。1963年のカーレース「第1回日本グランプリC-Vクラス」で優勝して以来、日本モーターレース界黎明期に活躍した、伝説的レーシングドライバーです。引退後は、カーアクセサリー会社を経て、父親が経営する病院理事を務める実業家。また、自動車評論家としても活躍しています。
欧陽菲菲と結婚相手となった式場壮吉が知り合ったのは1976年8月。式場壮吉の友人の妻が台湾出身で、欧陽菲菲の妹と友人でもあったことから、食事会を開いたことがきっかけでした。台湾出身の欧陽菲菲は、「結婚は日本人でないほうがうまくいく」と日頃から言っていましたし、式場壮吉がレーサーとして活躍していることも知りませんでした。
しかし、式場壮吉が、欧陽菲菲より10歳上で離婚歴もあったにも関わらず、意気投合した2人。1978年1月「ワタシ、彼と結婚するヨ」と片言で記者発表した1ヵ月後のバレンタインデーに婚約。1978年4月16日に、都内の教会で挙式と相なりました。
欧陽菲菲の結婚相手・式場壮吉の子供は?欧陽菲菲の華麗な一族、姪は天才超絶美女!
欧陽菲菲と結婚相手・式場壮吉の間には子供はいないようですが、欧陽菲菲の家族が大物ばかりです。欧陽菲菲の父は元パイロット。欧陽菲菲と式場壮吉の結婚のきっかけとなった妹・欧陽べべは、渋谷区代官山で、高級中華料理店を営む実業家で、弟・欧陽龍は、元俳優、現・台北市会議員です。弟の妻は台湾で活躍する女優ですが、今、その娘3人が台湾で「美人3姉妹」として大変な人気者になっています。
特に話題になっているのは「天才超絶美女」「国民的姉妹」として人気を博している15歳の次女・欧陽娜娜(Nana)。12歳で台湾のチェロコンテストで優勝し、13歳で米国名門音楽学校「カーティス音楽院」に最年少入学、奨学生を獲得した天才チェロ奏者として、日本デビューも決定しています。その美貌から、2014年の中国映画「北京愛情故事」に出演して作品は大ヒット。今ではバラエティでも活躍しているそうです。タレントの長女、バイオリニストの三女も負けず劣らず美女。欧陽一家は台湾で「華麗なる一族」として憧れの的なのです。
欧陽菲菲の現在の歌手活動は?「雨の御堂筋」「 ラヴ イズ オーヴァー」の歌詞が泣ける!
欧陽菲菲は現在歌手活動しているの?新曲発表は?
欧陽菲菲は、日本で式場壮吉と結婚してセレブ生活をしながら、現在も歌手活動をしています。1971年「雨の御堂筋」で日本デビューをして、日本レコード大賞新人賞を受賞。翌年は、外国人ソロ歌手として、初めてNHK紅白歌合戦に出場した欧陽菲菲。80年代は「ラヴ イズ オーヴァー」がロングヒットするとともに、気さくな人柄や、片言の日本語が人気となり、バラエティにひっぱりだこになりました。
近年は、台湾921大地震や、エイズのチャリティーコンサート活動が主になっていたようです。日本では2001年の奥村チヨとのデュエット「TOKIO天使」や、2008年の大黒摩季が作曲を手掛けた「雨のNew York」、直近の2013年にも「Still I Love You」をリリースし、マイペースに活動を続けています。欧陽菲菲も66歳ですし、あまりテレビでは見かけないため、心配する声もあるようですが、あのソウルフルな歌声は健在のようです。
欧陽菲菲「雨の御堂筋」「 ラヴ イズ オーヴァー」の歌詞が切なすぎる!
欧陽菲菲の代表曲「雨の御堂筋」「 ラヴ イズ オーヴァー」は、失恋ソングとして、今でもカラオケで多くの人々に親しまれています。この時代の歌詞は、心情と共に、情景が相まって泣かせるのです。「雨の御堂筋」は、失恋した女がひとり「あなた…あなたのかげを、あなたを偲んで南へ歩く」わけですが、夜の雨に濡れる歩道の寂しい水照りと、御堂筋のイチョウ並木の落ち葉が、「失恋」気分をこれでもかと聴く者に突き付けます。
「 ラヴ イズ オーヴァー」は、心ならずも離れなければならない恋を、女性視点で歌っています。「Love is over…」で”あなた”に語り掛けるように繰り返し絞り出されるAメロ。”あなた”のために別れを決め、後ろ髪を引かれる”あなた”の背中を押す”私”ですが、たった一度だけ「私はあんたを忘れはしない。誰に抱かれても忘れはしない。きっと最後の恋だと思うから」と本音を吐露する、健気さと寂しさに、胸を締め付けられるはず。最後の「悲しいよ、早く出て行って、ふりむかないで、元気でいてね」という強がりを、涙なしで聴くことはできません。
欧陽菲菲「 ラヴ イズ オーヴァー」を姪・美女チェロ奏者Nanaがカバー!共演はある?
欧陽菲菲が日本でブレイクしてから45年。美女チェロ奏者の姪・欧陽娜娜が「Nana」名義でCDデビューすることが決まりました。「欧陽菲菲の姪が可愛すぎる」と、日本でも以前からNanaについては話題になっていましたが、デビューに当たって、今回初めて欧陽菲菲自身が「いちアーティストとして見守っています」と語っています。
日本デビュー前、Nanaと同じく、台湾で絶大な人気を誇っていた欧陽菲菲は、本国の人気をご破算にしてまで日本に行くことを悩んでいた時期がありました。そんな欧陽菲菲が「雨の御堂筋」の大ヒットから続く活躍で切り拓いた日本での道筋は、きっとNanaにとって心強いものになったでしょう。
「日本は伯母が住み、日本の方と結婚していることもあって、親しみのある大好きな国」と話しているそうですから頼もしい限りです。Nanaのデビューアルバム「Nana 15」の日本盤には、ラフマニノフやバッハ、メンデルスゾーンらのチェロの名曲の他、欧陽菲菲の名曲「ラヴ イズ オーヴァー」のチェロカバーバージョンが収録されています。約2年新曲発表をしていない欧陽菲菲の再登場が、姪との共演による「ラヴ イズ オーヴァー」という可能性も出てきたのではないでしょうか。「ラヴ イズ オーヴァー」の泣かせる歌詞を歌い上げる欧陽菲菲の情感豊かな歌声と、Nanaのチェロのハーモニーをぜひ聴いてみたいものです。