プーチン大統領の犬好きな愛嬌はどこへ?各国で囁かれる別人説

プーチン大統領の犬好きな愛嬌はどこへ?各国で囁かれる別人説

2022年4月4日 更新

プーチン大統領の愛犬がロシアでブーム


プーチン大統領のプロフィール
◆生年月日:1952年10月7日
◆出身:レニングラード(ロシア連邦)
◆身長:170cm
◆血液型:非公開
◆政党:ソビエト連邦共産党
◆ロシア連邦第4代大統領

プーチン大統領の犬カレンダーが話題に

プーチン大統領は威厳のある外見から屈強なイメージがある一方、大の愛犬家としても知られています。2012年7月、そんな犬好きのプーチン大統領に当時の秋田県知事から雌の秋田犬が贈られました。

東日本大震災における被災地支援のお礼として贈られた秋田犬は、プーチン大統領に「ゆめ」と名付けられました。発音のしやすさから、日本語の「夢」をそのまま名前にしたといいます。生後3ヶ月でロシアに渡ったゆめは、4年後の2016年12月13日にモスクワで行われた会見にプーチン大統領とともに登場。立派に育った姿を見せました。

フラッシュに驚いて吠えるゆめに、「怖がるのも無理はない。とても厳しい犬だから」「彼女は私の警護を担当しているみたいだ」と語り、愛犬を優しく見つめたプーチン大統領。同会見ではロシア大統領府を通じてゆめと戯れる写真も公開し、2018年にはゆめとのツーショット写真を表紙に、1年を通じてプーチン大統領の愛犬家ぶりを堪能できるカレンダーまで登場。プーチン大統領が犬に寄せる愛情の深さがうかがえます。

ロシアの秋田犬ブームはプーチン大統領が火付け役

プーチン大統領の愛犬となったことをきっかけに、7割以上の家庭がペットを飼っているというペット大国・ロシアでは秋田犬の知名度が飛躍的に高まりました。

2018年平昌五輪の女子フィギュアスケートで金メダリストとなったザギトワも、日本から贈られた秋田犬・マサルとの微笑ましい写真を頻繁にインスタで公開。2021年に発表されたロシアの人気犬種ランキングで堂々の4位にランクインするなど、ロシアでの秋田犬人気はすっかり定着したようです。

プーチン大統領は柔道八段!他の武道も達人級

プーチン大統領の柔道愛が伝わるエピソードとは?

プーチン大統領はテコンドーで名誉九段、極真空手も八段と多くの格闘技を嗜み、ソビエト発祥の格闘技・サンボでも大学時代にソ連の大会で優勝しています。

小学生の頃に始めた柔道は八段の腕前で、得意技は払い腰。ロシアの大統領公邸内に作った柔道場で鍛錬に励み、ヨーロッパ柔道連盟の名誉会長、国際柔道連盟の名誉会長を務めました。

2000年9月の来日で講道館を訪れたプーチン大統領は、名誉段位である六段の紅白帯を贈ろうとした館長に「私は柔道家ですから、六段の帯が持つ重みをよく知っています。ロシアに帰って研鑽を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたい」と申し出を辞退しています。

大統領としてではなく一柔道家として礼節を重んじる精神と、柔道に対するリスペクトの念がうかがえます。

プーチン大統領が尊敬する柔道家は?

プーチン大統領は、柔道の創始者・嘉納治五郎、柔道家の代名詞でもある姿三四郎とともに、1984年ロサンゼルス五輪の金メダリスト・山下泰裕を尊敬する柔道家の一人に挙げています。

現在日本オリンピック委員会(JOC)の会長を務める山下泰裕は「私の知っているプーチン大統領は穏やかで温かな血の通った人であり、表情も非常に豊か」と、柔道の日露交流を通して何度も会っているプーチン大統領の人柄を評しています。

柔道との出会いが人生観を変えるほどの転機になったというプーチン大統領は国内の柔道選手の補助金を大幅に増額し、柔道家育成センターも2012年の3ヶ所から4年間で24ヶ所にまで増やすなど、ロシア柔道界の普及にも力を尽くしてきました。

ウクライナ侵攻により日露関係の冷え込みが増すなか、柔道を通じて日本の文化にも興味を持ったというプーチン大統領に礼を重んじる柔道家の心を思い出してほしいと願う人は多いことでしょう。

プーチン大統領が別人に変貌?精神状態に異変との噂も

プーチン大統領の強硬姿勢に違和感!囁かれる病気説

2022年2月24日、プーチン大統領の演説を皮切りにロシアがウクライナへの軍事作戦を開始しました。

各国で批判が高まるなか、以前とは別人のようだとプーチン大統領の精神状態を疑問視する声も。また、想定を上回るウクライナの抵抗や各国が下した制裁措置による孤立化に苛立ったのか、プーチン大統領が側近に異常なまでの怒りをぶつけているという情報も、各国のメディアから聞こえてきます。

2020年には、イギリスの日刊紙「ザ・サン」がプーチン大統領の足の動きや指の痙攣を元に専門家の意見をまとめ、パーキンソン病の疑いを報じていますが、ロシア側はこの報道を否定。権力者の健康状態はロシアに限らず国の最高機密であるため、真相は分かっていません。

クールな威圧感と屈強な心身で、大国ロシアをまとめ上げてきたプーチン大統領。その言動が世界平和を大きく揺さぶる結果になりかねず、緊張をはらんだ動向に注目が集まります。

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