阿部詩に柔ちゃん2世の予感!兄と共に東京五輪金メダルへ!

阿部詩に柔ちゃん2世の予感!兄と共に東京五輪金メダルへ!

阿部詩は大物?柔ちゃん2世の予感!

阿部詩(あべうた)は、女子柔道52kg級の選手です。2017年に入ってからメキメキと頭角を現しはじめていることから、「柔ちゃん2世」との呼び声も高くなっています。

「柔ちゃん」とは、過去のオリンピックで2回、世界選手権では7回も金メダルを獲得している元48kg級選手の谷亮子(旧姓・田村)のこと。強さはもちろん、礼儀正しい受け答えや、常に高い目標を掲げて自分に厳しいあり方など、若くして柔道家と呼ぶにふさわしい風格を漂わせていた谷亮子。

そのため、主人公の猪熊柔(いのくまやわら)が女子柔道でトップへ上り詰め、オリンピックで金メダルを手にする姿を描いて大人気となった漫画「YAWARA!」になぞらえて、「柔ちゃん」と呼ばれるようになりました。つまり、「柔ちゃん2世」の称号は、女子柔道界で最強の強者であることの証。「柔ちゃん2世」として名乗りをあげた阿部詩には、今、大きな注目が集まっています。

阿部詩が兄・阿部一二三と共に東京オリンピック金メダルを狙う!

阿部詩の兄は、同じく柔道選手の阿部一二三(あべひふみ)です。阿部詩より3つ年上で、男子66kg級。2014年に開催された世界ジュニアとユースオリンピックで金メダルを獲得したことを皮切りに、2016年のパリ大会以降、グランドスラムで数多くの金メダルを獲得するなど、数々の輝かしい戦績を残しています。

このように次世代エースと目されている兄・阿部一二三の実績が高すぎるあまり、「一二三の妹」と言われることも多かった阿部詩。しかし、近年の著しい成長ぶりを見ると、兄妹ダブル金!のニュースが届くのも近いのではと期待が高まります。2020年の東京オリンピックで兄妹そろっての金メダル獲得も夢ではないでしょう。

阿部詩の柔道の持ち味を解析!出身校やプロフィールは?

阿部詩の強さの秘密とは?その持ち味を解析!

阿部詩は、兄の阿部一二三と同じく、技のキレに定評がある選手です。組手が決まるとすぐに投げるという積極性もあるため、日本女子柔道の監督からも「何かやってくれそう」「スター性を感じる」と評価されています。技のキレや積極性といった持ち味に加えて、特筆すべきは、全国高校選手権を制覇した後に泣き崩れるチームメイトの中で、ただ1人笑顔を浮かべる大物ぶりでしょう。

バルセロナオリンピックの金メダリストである柔道家の古賀稔彦も、準決勝で怪我をしながらもテーピングで決勝に臨み、積極的な柔道を展開した姿を高く評価しています。世界でもトップクラスになる選手は、マイナス要素もプラスに転じる力を持っているとはよく言われることです。そういった高いレベルの資質を感じさせる阿部詩には、今ある持ち味を磨き上げて、さらなる高みをも極めてほしいものです。

阿部詩の戦績やプロフィール!出身校にも興味津々!

阿部詩は2000年生まれで、兵庫県神戸市出身です。すでに柔道を始めていた兄の阿部一二三に続いて、5才の頃から柔道を始めました。小学校5年になると、全国小学生学年別柔道大会に出場するようになりますが、このころは、特に目立った成績は残していません。しかし、6年生のときにあまりにもあっさり負けてしまったことで、闘争心が芽生えたと言います。

その後、かねてより指導を受けていた監督のいる夙川学院中学に進学すると、本格的に柔道に取組むようになり、全国中学校柔道大会では優勝を飾りました。そのまま夙川学院高校へ進学すると、高校1年で初出場したシニアの大会「グランドスラム東京」で、史上最年少記録で決勝まで進み、銀メダルを獲得。

2017年には、世界大会の「グランプリ・デュッセルドルフ」や、全国高校選手権の個人戦&団体戦で次々と金メダルを獲得するようになりました。阿部詩は、今、その著しい成長ぶりで、徐々に存在感を示しつつあります。

阿部詩は柔ちゃん2世!オリンピック期待の天才柔道少女!

阿部詩が戦うのは52kg級です。日本のお家芸ともいわれる柔道ですが、実は、この52kg級では、まだオリンピックの金メダルが獲れていません。この事実を聞いたとき、阿部詩は、「えー、知らなかった」と答え、「自分が獲らないとですね」と強気のコメントをしました。

まだ弱冠16才の現役高校生ですが、阿部詩のメンタルにはすでに大物の貫録すら感じさせられます。とはいえ、世界ランキング2位の柔道選手・阿部一二三を兄に持っていることから、当初は「一二三の妹」という見方しかされていなかった阿部詩。ここへ来て、次々と戦績を積み上げるようになると、その呼び方が「柔ちゃん2世」へと変わりました。

当然、今の勢いのまま成長を続け、阿部詩が、東京オリンピックで第1号となる52kg級金メダルを獲得すれば、「一二三の妹」「柔ちゃん2世」といった前置きも必要なくなることでしょう。先日は、もう1つの日本のお家芸と呼ばれる女子レスリングとの合同練習が行われました。

どちらも強豪選手がそろう中には、霊長類最強女子と言われるレスリングの吉田沙保里と阿部詩が組み合って練習をする姿も!違う競技の相手と組み合うことによって会得できることがあるのはもちろんですが、トップに君臨し続けてきた吉田沙保里からしか感じられないこともあったはずです。

一番の目標を「オリンピックの金メダル」と語る阿部詩が、合同練習を機にさらにステップアップしたことを期待したいですね。そして、大きなケガなどをすることなく成長を続け、2020年の東京オリンピックでは、とびきりの笑顔で表彰台の真ん中に立ってくれることを願っています。

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