梨花が「劣化」の声に反論？年商20億円のショップ全店閉店後の今

梨花が「劣化」の声に物申す！テレビからは干されたの？

梨花が「劣化」「老けた」という心ない声に嘆き節

モデルの梨花 （りんか）は、2011年11月、38歳の時に長男を出産しました。子供の首に臍の尾が絡まり、梨花も意識不明となって輸血や心臓マッサージを受けるという、壮絶な出産だったといいます。

その心労もあってか、産後はネット上で「老けたね」などと心ない声が寄せられたことも…。2015年開催の「東京ガールズコレクション」に5年ぶりに出場した際も、一部で「劣化が気になる」との声が上がっていました。

そんな梨花は、2017年11月放送の「今夜くらべてみました」で約10年ぶりにバラエティ番組に出演。「たまにバラエティに出るとネットで『劣化』と騒がれる」と悩みを吐露し、「（そりゃ劣化も）するよ！」と本音を語っています。

その後も劣化という言葉に敏感のようで、2022年7月放送の「人生最高レストラン」に出演した際も、「（テレビに出たら）大体、『劣化』『劣化』『劣化』」とネット上の批判の声が目につくと語っていました。

梨花は、父方の祖母がフランス人のクオーターです。年齢相応の変化について、フランスでは成熟として好意的に受け止められていますが、日本では「劣」という文字が示すようにネガティブに捉えられがち。本能的に、抵抗が強いのかもしれません。

梨花は干されたの？テレビから消えた真相

トップモデルとして人気を誇り、バラエティ番組でもブレイクした梨花。しかし、2009年頃よりテレビ出演が激減し、ネットでは「干されたのでは」と噂されたほど。

そんな梨花は、「Harper’sBAZAAR」2014年11月号掲載のインタビューで、バラエティ番組は好きだったものの、「写真で何かを伝えられるもの、残せるものに取り組みたい」とモデル業と向き合うことを決意したと語っています。

また、2010年に6歳年下の夫と結婚し、翌年に長男を出産していますが、当時は妊活がうまくいっておらず、それもテレビを離れる要因となったそう。さらに、2015年には家族でハワイへと移住。子供が幼いうちは、物理的な距離も要因となったようです。

梨花の年商は20億円？大人気ショップを全店閉店した理由は？

梨花はテレビに出なくてもプロデュースだけで高収入？！

梨花がプロデュースし、2012年4月にオープンした代官山のセレクトショップは、「メゾンドリーファー」。2015年4月のリニューアルオープンを機に、さらに人気を高めていました。

父子ペアで着用できるアイテムや、併設のカフェなど、「家族で来られること」を強みとしていた同店。2016年8月に新宿・ルミネに新業態のストアをオープンさせ、博多・横浜・名古屋でも出店。2019年1月には期間限定で台湾にも出店し、世界進出も果たしました。

また、2017年11月に出演した「ダウンタウンなう」では、“月商1億円、年商12億円”という噂に「もっとですよ」とサラリと回答していた梨花。2022年10月公開の「NEWSポストセブン」の記事によれば、一時は年商20億円ともいわれていたのだとか。

あくまで年商であるため、梨花の年収はそれよりも少なくなりますが、高収入であったことには違いないでしょう。

梨花が「メゾンドリーファー」を全店閉店！

梨花は2019年3月に自身のインスタで「メゾンドリーファー」全店の年内閉店を発表。インスタには「力不足もあり、この大きなビジネスを保つことが難しいと考えるようになった」という旨とともに「立ち止まり、この先をもう少しゆっくりと歩んでいきたい」とも綴っていました。

前述の「NEWSポストセブン」の記事によると、梨花は「経営はずっと右肩上がりではない」と振り返りつつも、経営破綻について否定。さらには、「次のステップに行くため」と、今後の展開を示唆していました。

約3年の充電期間を経て、梨花は2022年10月にセルフケアブランド「AKNIR（アクニー）」を発表。第1弾商品として、翌11月に薬用シャンプー・薬用リンス・薬用育毛剤を発売しました。

梨花自身も度々インスタに、白髪の悩みを投稿しており、ヘアケアの悩みを抱えていた様子です。同年代の女性が本当にほしいと思う商品を目指し、お洒落で心満たされるヘアケア製品に着手したといいます。

自身、そしてファンの年齢が上がり、変化に合わせたビジネスを展開したいという思いがあったのかもしれません。

梨花は現在もハワイ在住！体重を公開？

梨花が年齢による変化を受け入れて新ブランドに挑む！

梨花は、2023年1月に自身のMAX体重である51kgとなったことをインスタで告白し、注目を集めました。ハワイ在住時の体重を48～49kgとし、日本での撮影の際には47kgになるよう調整していたのだとか。

すぐに49kgまで体重を落としていましたが、身長165cmの梨花にとって49kgが「モデル体重」だと知ると「50歳にもなるしベスト体重50！とかに変えようかな」「細くなくてもういいよね！！」と厳しいダイエットの終了を宣言。

肌のハリなどトータルでみると、年齢によってベストな状態も変わることを受け入れようとする思いを明かし、同世代の共感を呼びました。

同年2月2日公開の「GINGER」Web版の記事によると、自身が立ち上げた「AKNIR」には、「もう1度、自分を好きになる」というメッセージが込められているそう。「劣化」という言葉に敏感になっていた梨花ですが、「加齢を前向きに受け入れ、新しい気持ちで50代を歩きたい」と考えるようになったのだとか。

さらに、「もっとマインドセットを外していい」「人の年齢は単なる数字ではない」とも語っており、2024年にはさらなる新ブランドも立ち上げる予定だといいます。

爆発的な売り上げを叩き出したファッションブランドに終止符を打ち、自身が本当に勧めたいと思えるアイテムをプロデュースしている梨花。今後も、同世代の女性に寄り添うブランドを築き上げていくことでしょう。