貞子の始球式が海外で大反響!映画「貞子VS伽椰子」あらすじキャスト!
貞子が激闘の末力尽きる!?始球式が海外で大反響!
貞子は、映画「リング」に登場する架空の人物。黒髪のロングヘアで顔を覆い隠し、テレビの中から這いつくばって出てくる姿が有名です。鈴木光司の小説を映画化した「リング」は、公開当時かなり話題になりました。
映画公開の時には、怖さで話題になった貞子。そんな貞子が、2016年6月1日に行われた日本ハムファイターズVS東京ヤクルトスワローズの始球式に登場!貞子が始球式を務めるという異例の事態には、国内のみならず、海外でも大きな反響があったようです。
動画が投稿されると、さっそく海外からの反響が。「アメリカにもこういう要素は必要」と、貞子の始球式に称賛する声が続出。なんでもアメリカの野球は、国技のような扱いをされているため、パロディーが登場するなど、とても考えられないのだとか。今回、貞子が登場した始球式は、2016年6月18日公開の映画「貞子VS伽椰子」の番宣目的。
マエケン体操で準備万端の貞子が投げて、血まみれの伽椰子が打ち、白パンツ姿の俊雄が走ったかと思えば、投球後の貞子は、力尽きマウンドに倒れ込むというはちゃめちゃぶりで、球場の観客を沸かせました。「この始球式で映画に興味が出た」という海外からの声もあるので、思わぬ方向まで宣伝効果が出る結果となったようです。
貞子再び!映画「貞子VS伽椰子」あらすじキャストはこちら!
貞子が、再び映画館のスクリーンに帰ってきました!今回の作品は、映画「貞子VS伽椰子」。貞子だけではなく、「呪怨」の登場人物・伽椰子と俊雄も参戦です。「VS」と入ると、どうしてもパロディー要素を感じてしまうのですが、一体どんなあらすじ&キャストになっているのでしょうか?
映画「貞子VS伽椰子」は、偶然ビデオを手に入れた女子大生・有里が、呪いの動画を見てしまうことから始まります。この展開は「リング」でもすっかりお馴染ですね。しかし、ここからが本作の見どころ。女子大生・有里がビデオを見たその頃、女子高生・鈴花が、入った人は絶対に行方不明になるという噂の空屋「呪いの家」に入ってしまいます。その2人の呪いを解くために立ち上がったのが、霊媒師の経蔵。経蔵は、2つの大きな呪いの力をぶつけ合うことで、呪いを解こうと試みますが……。
「リング」サイドのヒロイン女子大生・有里役を、今、旬の女優山本美月が、「呪怨」サイドのヒロイン女子高生・鈴花役を、vivi専属モデルで女優の玉城ティナが演じています。キーマンとなる霊媒師の経蔵役には安藤政信。また、映画の出演経験が豊富な演技派女優の佐津川愛美や田中美里など、脇を固める演技派キャスト陣も、映画「貞子VS伽椰子」の恐怖を倍増させています。
貞子の萌えキャラ化が止まらない!?宣伝カーのインパクトは絶大!
貞子の萌えキャラ化が止まらない!?ツイッターでつぶやく現代の貞子
貞子は、メディアに登場する機会も増えて、今ではすっかりタレント化しています。なんでも、貞子の萌えキャラ化が止まらないとか。たしかに、メディアに出始めた頃の貞子と、始球式に登場した貞子を比べると、その萌えキャラ化は一目瞭然でしょう。
映画「リング」公開時は、登場すると、悲鳴やどよめきが起こっていた貞子。しかし、始球式に登場した貞子には、どよめきより笑いが。中には、「貞子ちゃーん!」と叫ぶファンの声も。実は、その見た目にも変化が見られる貞子。メディアに出始めた当時の貞子に比べると、少々小柄になったような気がします。しかも年齢もグッと若くなっている上、ワンピースも気持ち小奇麗になったような……。
中身も変わっていて、脅かしの貞子は封印され、今やツイッターをするまでになっているというから驚きます。始球式の直前には、「ひゃー、緊張してきたー!」とつぶやいた貞子。ファンからは、「貞子ちゃん」と呼ばれ、「可愛い」「大好き」とのコメントが続々。貞子のどこに魅力を感じているのか……これもまた、ヤンデレというものでしょうか?恐怖≠萌えという考えはもう古いのかもしれません。
貞子3Dの宣伝カーがインパクト絶大で目が釘付け!?
貞子が画面から飛び出すことで話題になった映画「貞子3D」の公開に合わせ、渋谷の街に出没した宣伝カーが、インパクト絶大と話題になったこともありました。
一般的な宣伝カーは、特大の告知ポスターのように、トラックの荷台部分に、大きく告知されるスタイルが主流。しかし、「貞子3D」の宣伝カーは、他とは、ひと味もふた味も違います。なんと、「貞子3D」の宣伝カーの貞子は、立体になっているのです。宣伝カーの荷台部分には、テレビからはい出てくる貞子の人形が設置されています。しかも、サイズがかなり大きいため、その怖さと迫力は特筆モノ。仕掛けは後ろ向きに設置されているので、宣伝カーの後ろを走ると、飛び出す3D貞子とご対面。
信号が変わるまでの間、貞子に目が釘付けになること請け合いです。トラックが走り出すと、風で貞子の髪がなびくことで、怖さがより倍増します。髪の間から、あのぎょろっとした目が見えたりしたら、しばらく動けないかも……。これを見たら、写メを撮らずにはいられませんし、撮った画像や動画は、すぐに友達や家族に共有されて、あっという間に広がります。3Dの貞子は、インパクトも絶大ですが、狙い通り、その宣伝効果も大きかったようです。
貞子のタレント化は「日本的な怖さからイメージを変えたかった」から!?
貞子は、ジャパニーズホラーの先駆けとして、海外でもよく知られています。日本独特の、暗くて薄気味悪く、湿っぽい雰囲気の幽霊は、海外の痛々しいホラーにはないもの。貞子は、海外に、日本のホラーを広める立役者となりました。
そんな貞子も、今ではガラリと雰囲気が変え、親しみやすさのあるキャラになってタレント化。しかもファンまで付き出すほどの人気ぶりです。これはもしかすると……タレント化だけではなく、アイドル化もあるかも!?
どうしてここまで変わったかというと、貞子がタレント化したのは、映画「貞子3D」の公開がきっかけでした。映画「貞子3D」は、若い世代に、ホラー映画を、アトラクション的に楽しんでほしいという思いから作られました。そのため、「日本的な怖さから、貞子のイメージを変えたかった」とのこと。
貞子がツイッターを始めたのも、この頃からでした。その結果、貞子のタレント化戦略は、多くの中高生の興味を集め、映画は大ヒットを記録。続く、映画「貞子3D2」が、スマホと連動して、映画を見るだけではない体験型のホラーに進化したことで、ドキドキ感とワクワク感がより高まった作品になっています。友達同士でミッションをクリアしながら、映画も楽しめるという新しい楽しみ方。恐怖もここまで進化しているのですね。
始球式やツイッターでは萌えキャラ化している貞子ですが、2016年6月18日から公開されている「貞子VS伽椰子」の内容は、手加減なしの怖さです。貞子が、どんな恐怖で私たちを楽しませてくれるのか。永遠のセブンティーン貞子は、井戸の中から、今か今かと出番を待ちわびています。