佐藤浩市 映画での白髪姿は地毛?かつら?奥さん、子供、家族、結婚歴は?父・三國連太郎とだけじゃなく息子とも断絶!?

2019年3月6日 更新

佐藤浩市 映画での白髪は地毛?かつら?奥さん、子供、家族、結婚歴は?

佐藤浩市 映画での白髪は地毛?かつら?

佐藤浩市の2015年6月公開主演映画「愛を積むひと」。

この映画で佐藤浩市は、第二の人生を共に歩もうとした矢先に妻(樋口可南子)が倒れ、残された妻からの手紙によって、新しい人生に向き合う夫を演じています。この役作りで注目が集まったのが、今までのイメージをぶち壊す、佐藤浩市の白髪姿。年相応の、心に溜まった苦労を表現できるように、地毛の白髪で挑んだとのことでした。どうやら、かつらではないようです。確かに白髪の佐藤浩市は新鮮。54歳という実年齢より上には見えますが、それこそがこの「愛を積むひと」の映画で佐藤浩市演じる役にとって必要な要素。地毛の白髪でのぞんだことで、役にさらなる深みが出ています。

佐藤浩市には2回の結婚歴!奥さん、子供、家族は?

佐藤浩市の気になる結婚歴は2回。1回目は、1986年に結婚したモデルの女性です。これは3年後に離婚。この時の奥さんとの間に1人、子供がいるようです。2回目の佐藤浩市の結婚は、1993年。今の奥さんである、舞台女優の女性と再婚しました。奥さんは、広田レオナの従妹で、原田喧太の妻の姉だそうです。現在の奥さんと佐藤浩市との間にも1人の子供を授かっています。また、現在は、30年関係を断絶していた母が認知症になったのを切っかけに、佐藤浩市の自宅で介護しているそうです。家族断絶の理由は、佐藤浩市が中学の時、母親に内縁の夫ができ、一緒に暮らすようになったこと。そのため、高校2年のときに家を飛び出した佐藤浩市。その後も続いた断絶状態でしたが、2008年、内縁の夫も他界して独り身になった母親の認知症が加速度的に進んだため、妻と相談したうえで、母親の面倒を見ることにしたそうです。30年間の絶縁と認知症で、佐藤浩市のことすら覚えていない状態の母を、現在の妻は献身的に介護。それまで住んでいたマンションを出て、母親の介護のためにバリアフリーの一軒家を新築したという佐藤浩市。家族には苦労もあるでしょうが、体に気を付けて元気でいて欲しいですね。

佐藤浩市 父・三國連太郎との壮絶な絶縁関係!息子とも同じ道を?!

佐藤浩市 父・三國連太郎との壮絶な絶縁関係!

佐藤浩市の父・三國連太郎は、生涯に4回結婚歴があり、その三回目の結婚の時に、佐藤浩市が生まれています。自分と母親を捨てた父・三國連太郎のことを佐藤浩市は「ひどい父だった」と語っていたことがあります。佐藤浩市は父・三國連太郎が亡くなった翌日の2013年4月15日に取材を受け、「彼はおまえ、僕はあなたと呼んで、一般的な親子の会話はなかったし、役者としての会話でした」と語り、最後まで複雑だったその心境を吐露していました。絶縁関係には、さらにもう一つひどい理由があるようです。それは、三國連太郎自身はろくに家にも帰らないのに、自分の母親を自宅に呼び寄せ、佐藤浩市の母に面倒をみさせていたというエピソード。その生活は、三國連太郎が再婚するまで、離婚後も続いたようです。不たらいの記念すべき初共演は、1986年に公開された映画「人間の約束」でしたが、関わりあう場面はほとんどありませんでした。10年後の1996年に公開された松竹映画「美味しんぼ」の製作会見では、佐藤浩市が「俳優はサービス業」と発言したのに対し、三國連太郎は「サービス業などという考え方は間違っている」と言い険悪な雰囲気に。互いを「佐藤君」「三國さん」と呼び合い、他人のように接していた両者。確かに母と二人で必死に生きてきた佐藤浩市にとって、三國連太郎は紛れもなく父ではあるものの、決して育ての父ではないのです。そこには、いろいろな思いがあったことでしょう。その後2008年に親子共演CMでの仲睦まじい姿が見られ、2009年に徹子の部屋に出演した際には、三國連太郎のことを努力の人だと語っています。

佐藤浩市 息子とも同じ道を?!

佐藤浩市には前妻と今の妻の間にそれぞれ一人ずつ、あわせて二人の子供がいます。どうやら前妻との間にできた子供の親権は前妻が持っており、そのまま疎遠になっているようです。もし、その息子が母親の姓で俳優活動をし有名になったら?……その時には、佐藤浩市が三國連太郎と同じ道を歩んでいるか否かに答えが出るはずですが、そのような映画のようなことはあるのでしょうか。一方の現在の奥さんとの間に授かった子供との間では、今のところ、確執の噂はありません。ただ、三國連太郎の葬式で登場した息子のイケメンぶりに、世間の関心が寄せられていました。もしかすると、こちらの息子さんが俳優になる可能性もありますね。

佐藤浩市の今後は!?

佐藤浩市は6月8日に都内で行われた映画「愛を積むひと」の新婚さん限定トークイベントに出席しました。その中で、既婚者の先輩としてしたアドバイスが「隣にいる人が当たり前にいてくれると思わない気持があると新鮮でいられる」。さらに、「エゴを出し過ぎず、お互いを思い合う気持ちを大事にしてほしい」と語っていました。きっと、佐藤浩市も、そのように結婚生活を続けているのでしょうね。息子たちとの今後のかかわりようによっては、自身が体験した父親との確執をそのまま次世代につないでしまいかねない佐藤浩市。しかし、本人がしてきた苦労をそのまま繰り返すなどという愚行をするはずもない賢い人です。たとえ、子供たちとの間に行き違いが起きたとしても、きっと、お互いを思い合う気持ちで修復していくことでしょう。佐藤浩市の父親は、たしかに怪優・三國連太郎です。けれども、並みの二世俳優とは大きく異なり、有名になってから「佐藤浩市の父親は三國連太郎」だと言われたのは、それまでを一人で努力し続けたからこそ。名優親子ですから、今後も世間は二人を比べ続けるかもしれません。けれども、佐藤浩市は、その葛藤さえも糧にして、今後さらに、役者として、そして人間として、父を超える人になるべく精進していくことでしょう。さまざまなことを乗り越えてきた佐藤浩市が、これまでのイメージを壊しつつも今度どのような円熟した演技を見せてくれるのか楽しみです。

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