2021年9月10日 更新
鈴木拡樹は美容師から2.5次元俳優へ！結婚や彼女のニュースが出ないのは性格が原因？
◆出身：大阪府
◆身長：173cm
◆血液型：AB型
◆所属事務所：株式会社オウサム
鈴木拡樹は元美容師！2.5次元俳優への転向までの歩みとは？
鈴木拡樹（すずきひろき）は2.5次元舞台で絶大な人気を誇っている俳優です。
2.5次元舞台は、アニメやゲームといった2次元作品を、舞台やミュージカル化した作品の総称。鈴木拡樹は、2012年2月から2015年3月まで舞台「弱虫ペダル」で荒北靖友を務め、2016年5月より「刀剣乱舞」シリーズで三日月宗近を演じるなど、数多くのステージに立ってきました。
意外にも鈴木拡樹は、子供の頃から役者を目指していたわけではなかったようです。1度は父の職業であった美容師の職に就いたものの、「好きなことをすればいい」と勧められ、転職を考えたといいます。
洋服が好きな鈴木拡樹が、アパレル系の専門学校を探していたところ、芸能人を育てる専門学校を発見。興味を覚え、モデルコースへ入学しました。先生の勧めで役者コースの授業も受けていた鈴木拡樹は、卒業と同時にオーディションに合格。2007年に車田正美の漫画が原作のドラマ「風魔の小次郎」麗羅役でデビューを果たします。
「風魔の小次郎」は2008年3月に舞台化もされており、ドラマと同役で初舞台を飾った鈴木拡樹は、デビュー作から早くも2.5次元分野に関わっていたといえます。
そんな鈴木拡樹の初主演作品は、2008年9月より上演された峰倉かずやの漫画「最遊記」を原作とした「最遊記歌劇伝」の玄奘三蔵役です。座長の難しさを痛感した作品でもあり、鈴木拡樹にとって思い入れの強い作品の1つです。
鈴木拡樹に結婚や熱愛彼女の話が出ないのは性格が原因？温和だけどストイック！
鈴木拡樹の写真は、柔らかな笑みを浮かべているものばかり。表情の印象から受ける通り、鈴木拡樹は温和な性格であることが知られています。
人間観察力に優れているせいか、大変な気遣い屋だそうです。稽古中に足を捻った共演者が何も言わなくても、足が痛み始める頃に氷を持ってきてくれた、というようなエピソードは数え切れないほど。
そのため、「彼女にしたい俳優」という異名を持つ鈴木拡樹ですが、熱愛彼女の報道や結婚発表はこれまでになされていません。好きなタイプの女性は、「一緒にいたいなと思う人」と語っていますが、結婚願望は薄めなのだそう。マメに連絡することも苦手である上、仕事に対してもかなりストイックで夢中になってしまうことが多いといいます。
ランニングを欠かさないなど身体作りも行い、役に対する研究のために、2.5次元舞台の原作となっている漫画やゲームにも一通り触れるという鈴木拡樹。結婚や熱愛彼女の話題が出てこないのは、その性格に所以するのかもしれません。
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鈴木拡樹と村井良太は不仲なの？「刀剣乱舞」三日月役が美しすぎる！卒業は考えている？
鈴木拡樹と村井良太「戦国鍋TV」や「ペダステ」で共演した2人は不仲なの？
出演作品数が多く、共演者も多い鈴木拡樹ですが、デビュー作から共演してきている俳優に村井良太がいます。村井良太は1988年6月29日生まれなので、1985年6月4日生まれの鈴木拡樹より3歳年下。活躍の中心は舞台ですが、2016年に映画「真田十勇士」海野六郎役で出演するなど、媒体を問わず幅広く活動しています。
鈴木拡樹と村井良太は、「風魔の小次郎」で共演して以降も、2009年1月より放送された「仮面ライダーディケイド」で再共演し、2010年4月より放送された「戦国鍋TV～なんとなく歴史が学べる映像～」では信長と蘭丸役でデュエットし大人気に。
2.5次元舞台の中で最も過酷と言われる舞台「弱虫ペダル」（通称ペダステ）では、村井良太が主人公の小野田坂道役を、鈴木拡樹が箱根学園の荒北靖友役を演じ、やはり同じ舞台に立ちました。
そんな2人にまことしやかにささやかれているのが、不仲説。しかし、実際は、時折互いのブログなどに名前が登場するなど、良好な関係にある様子です。
鈴木拡樹は2017年3月より放送を開始した2.5次元舞台俳優を特集する番組「2.5次元男子推しTV」にてMCを務めています。2020年1月より放送したシーズン4の最終話には村井良大がゲストとして出演。2人の出会いから互いの印象と変化、「戦国鍋TV～なんとなく歴史が学べる映像～」など共演作での思い出までを語りました。
鈴木拡樹、舞台「刀剣乱舞」の卒業予定は？美しすぎる三日月宗近役は高評価！
「刀剣乱舞-ONLINE-」は、日本古来の武器である刀を擬人化し、大人気となったブラウザゲームです。2.5次元舞台に積極的に進出していることでも知られ、2015年よりミュージカル化をスタートさせ、2016年4月には舞台作品も上演されました。
ミュージカル作品と舞台作品は、脚本や演出家、出演者も別です。ミュージカルでは、黒羽麻璃央（くろばまりお）が演じた三日月宗近役を、舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」で演じたのが、鈴木拡樹でした。
織田家所縁の刀を軸に、刀剣から見た織田信長像を追っていく本作。三日月宗近の役どころは、皆をまとめる役です。教え、諭し、見守ることが多い役ですが、戦闘シーンの迫力は見事。もともと殺陣に定評のある鈴木拡樹といえども、狩衣での立ち回りはあまりなく、苦労したといいます。
しかし、舞台で見せた、腰を落とすなど歩き方も工夫した太刀さばきは、平安時代に打たれたという三日月宗近の歴史を踏まえてのこと。刀の中でも最も美しいと称される三日月宗近は、ビジュアルもさることながら、鈴木拡樹の所作や裾捌き、佇まいが美しいとの評価も高く、新たなファンも急増しました。
その後も舞台「刀剣乱舞」はシリーズ化されており、鈴木拡樹が毎回同役を熱演しています。いつか鈴木拡樹が同役を引退するのか、気になっているファンも多いようですが、当分その心配はなさそうです。
鈴木拡樹は2021年5月31日号の雑誌「AERA」に掲載されたインタビューにて、「5年続けられることもすごいですが、6周年7周年、大きく言えば10周年を目指し、再スタートするような気持ちもあります」と語っており、まだまだ続ける意欲があるようです。
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鈴木拡樹は「どろろ」のアニメと舞台を掛け持ち！「バクマン。」の舞台でダブル主演！
鈴木拡樹は「どろろ」のテレビアニメと舞台に出演！舞台と映像の違いは？
鈴木拡樹は2019年1月より放送されたアニメ「どろろ」で百鬼丸（ひゃっきまる）の声を担当し、同年3月に上演された舞台「どろろ」でも百鬼丸を演じ、アニメと舞台で同じ役を掛け持ちしているということで注目を浴びました。
映画の吹き替えやゲームでの声の仕事の経験はあったものの、テレビアニメでの声優業は、鈴木拡樹にとって同作が初挑戦。2019年11月に「ライブドアニュース」に掲載されたインタビューによると、「最初はマイクとの距離感もわからない状態」だったそうです。
アニメと舞台で同時期に同役を務めたため「アニメで始まって、舞台になって、またアニメの収録に…という逆転現象がすごく印象的でした」と当時について振り返っています。「『あ、このシーン、舞台でやった！』と「シンクロする部分もあって不思議な気持ち」だったのだとか。
また、2019年11月に「エキサイトニュース」に掲載されたインタビューでは舞台と映像の違いについて、完成した状態で見比べた場合「息遣いは舞台よりも映像の方がリアル」ながら、撮っている時の感覚は「リアルじゃない」と述べていました。
「舞台のサイズに慣れている人間からすると、なんか慣れない」と本音を明かしつつ「でも、慣れないからこそ、映像には興味があります」と映像の仕事への意欲も示しています。
鈴木拡樹と荒牧慶彦の「バクマン。」に期待の声！ホームは舞台？
2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され大ヒットした漫画の「バクマン。」が、「『バクマン。』THE STAGE」というタイトルで2021年10月に舞台化されることが発表されました。東京と大阪で上演される舞台版では、真城最高役の鈴木拡樹と、高木秋人役の荒牧慶彦がダブル主演を務めます。
「『バクマン。』THE STAGE」出演を告知した鈴木拡樹のツイッター投稿には「楽しみです」「拡樹さんのサイコーに期待してます」といった声が殺到。鈴木拡樹は出演に際し、「この作品に出会った事で漫画の素晴らしさをより理解出来るようになりました。感謝の気持ちも込めて演じます」とコメントしています。
鈴木拡樹は声優の仕事をするなど、キャリアの幅を広げつつあります。しかし2019年11月に「エキサイトニュース」に掲載されたインタビューでは、「挑戦する年が続いて、悩むこともありましたが、舞台の仕事が決まるのは嬉しいんです。ホームな感じがして」と舞台作品への思いを表現していました。
また、「演劇の生の迫力にやられてスタートした人間なので、苦労しても楽しいって思える最高の現場」と、根っこは舞台にあることを語っています。これからも2.5次元舞台を代表する俳優として、鈴木拡樹は大きな活躍を見せることでしょう。
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