シルヴェスター・スタローン主演映画「ロッキー」あらすじ感想ネタバレ!
シルヴェスター・スタローン主演映画「ロッキー」あらすじ!うらぶれたボクサーが世界戦へ!
シルヴェスター・スタローンが主演した映画「ロッキー」不朽の大ヒット作品です。そのあらすじは、フィラデルフィアに暮らす、うだつの上がらないボクサーである、シルヴェスター・スタローン演じるロッキー・バルボア。知人の高利貸しの取立人をしながら日銭を稼ぐといううらぶれた生活を送っていました。
素質はあるのに努力を嫌い、所属するボクシングジムのトレーナーのミッキーも、その姿にあきれ果て、ロッキーを追い出してしまいます。そんな荒れた生活のロッキー・バルボアですが、実は生きがいがありました。それは、ロッキーの親友ポーリーの妹であるエイドリアン。毎日、エイドリアンの働くペットショップへ足しげく通うものの、話しかけても内気で人見知りなエイドリアンとは、なかなかうちとけられません。
しかし二人は、不器用ながらも少しずつ距離を縮め、お互いにとって大事な存在になっていきます。そんなロッキー・バルボアに、いきなり世界ヘビー級タイトルマッチの話が舞い込んで来ます。それは、世界チャンピオンのアポロ・クリードの策略。自身の凄さをアピールするため、言わば噛ませ犬としてロッキーが選ばれたのです。ロッキー・バルボアは、実力の差とサウスポーを理由に断るものの、強制的に試合を決められてしまい、苦悩します。
しかしスポンサーに名乗り出た親友のポーリーや、一度は愛想を尽かしたものの、自身の経験を武器にマネージャーになると言いだしたミッキー、そしてエイドリアンの存在がロッキーを奮い立たせます。これまで経験した事のない過酷な特訓に立ち向かう決意を固めたロッキー。対戦かけ率は50対1というチャンピオン優勢の中、ロッキーは、果敢に立ち向かい場内を盛り上げます。ロッキー・バルボアは世界チャンピオンであるアポロ・クリードに勝つことができるのか、運命の最終ラウンドはいかに?!
シルヴェスター・スタローン主演映画「ロッキー」感想ネタバレ!勝敗ではなく、戦い抜いたことこそが大事!
シルヴェスター・スタローン主演映画の「ロッキー」。ここからは、ネタバレです。ロッキーが、14ラウンドでダウンしながら、満身創痍で迎えた最終ラウンド。場内は無名でうだつの上がらないボクサーだったロッキー・バルボアの勇敢なファイトにコールまで巻き起こり始めました。
そんな中、最後の力を振り絞りアポロ・クリードへラッシュを掛けるロッキー。そして後一歩と言うところまで追いつめたところでゴングが鳴り判定へ。結果は……アポロの勝利で終わりました。しかし、ロッキーはエイドリアンの名を叫び、内気で人見知りだったエイドリアンも、人目をはばからずロッキーのいるリングへ行き二人があつい抱擁を交わして終わります。
本来なら勝ってアメリカンドリームを成し遂げて終わるのが王道ですが、勝利そのものよりも、真摯に戦い抜いたことが勲章というスポーツマンシップに溢れた結末。「ロッキー」は今もなお、アメリカの映画ファンの好きな作品に必ず入るほどの名作です。見たことのない方は、ぜひ一度ロッキー・バルボアの熱さを感じてください。
シルヴェスター・スタローンの家族(長男、3人の娘)、妻の現在は?アーノルド・シュワルツェネッガーとのいい話
シルヴェスター・スタローンの家族(長男、3人の娘)、妻の現在は?全員スタローン似なのに、娘は美少女!?
シルヴェスター・スタローンのプライベートというと、3回の結婚歴を持ち、2男3女をもうけています。最初の結婚は、下積み時代の1974年。サーシャ・チャックという女性と結婚しますが、1985年に離婚。その時にセイジ・スタローンと、もう一人の息子をもうけています。1990年に「ロッキー5」でロッキーの長男としてデビューしたセイジ・スタローンですが、俳優や映画監督として細々と活動していた2012年7月に、ハリウッドの自宅で心臓発作を起こし、36歳の若さで亡くなっています。
その後、1985年に女優のブリジット・ニールセンと再婚したシルヴェスター・スタローンですが、2年後の1987年にはまたもや離婚しています。その後1997年、シルヴェスター・スタローンは、元モデルのジェニファー・フレイヴィンと結婚し、1996年生まれの長女ソフィア、1998年生まれの次女システィーン、2002年生まれ三女スカーレットと3人の娘に恵まれます。
娘は3人ともシルヴェスター・スタローンに似ているのですが、遺伝子の気まぐれなのか3人とも美少女で、特に次女のシスティーンはネットでもスタイルの良さや美少女振りが話題になるほどです。ソフィアとシスティーンはモデル活動をしており、三女のスカーレットは13歳ですが、姉たちと同じように今後のモデル活動を期待されています。
シルヴェスター・スタローンの妻ジェニファーは、現在、芸能活動はしていないようですが、モデルとしてのキャリアは、娘たちに確実に受け継がれているようですね。
シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーとのいい話!お互いの存在が成功を生んだ!
シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガー。両者は、現在もハリウッドでトップを走り続ける俳優同士ですが、昔はライバルとして火花を散らしていたようです。シルヴェスター・スタローンもアーノルド・シュワルツェネッガーも、お互いに相手には負けないという思いが強かったそうです。
撮影時間が延びても、相手より良い映画を撮るためならいくらでもやってやる、と思っていたとシルヴェスター・スタローンは話しています。しかし、真剣に切磋琢磨し合ったからこそ、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの間には、確かな絆が育っていきました。「エクスペンダブルズ」で、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演した際には、シルヴェスター・スタローン本人が、アーノルド・シュワルツェネッガーに直接、映画への出演を打診し、ギャラはいらないから出るよと、アーノルド・シュワルツェネッガーが即答したのだとか。
今では、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーは、お互いのことが大好きなのだそうです。トップにいる者同士、ライバル意識と闘争心はあっても、置かれた状況が似ているため、分かり合える部分も大きいのでしょう。競い合う関係があったからこそ、お互いの作品がそれぞれ成功したことが、シルヴェスター・スタローンの話から分かりますね。
シルヴェスター・スタローンの今後は!? 名俳優としてどう生きていくかが課題!
シルヴェスター・スタローンは、ロッキーシリーズ最新作「クリード チャンプを継ぐ男」に出演しています。日本では2015年12月23日より全国で公開される「クリード チャンプを継ぐ男」は、アポロ・クリードの息子アドニスをロッキーが指導し、世界チャンピオンを目指すという物語。
まだまだ意欲的に映画に出演しているシルヴェスター・スタローンですが、御年69歳。今回の新作「クリード チャンプを継ぐ男」でも、闘うのはあくまでアポロの息子のアドニスで、シルヴェスター・スタローン演じるロッキーは、トレーナーとして名伯楽振りを発揮していきます。今後も、脇でスポットが当たる役としてスクリーンに出るのか、それとも69歳でもアクションシーンをしていくのかが、シルヴェスター・スタローンの今後をうらなう分かれ道だと思います。シルヴェスター・スタローンの持ち味はアクションです。
それをなくしたシルヴェスター・スタローンの演技が、クリント・イーストウッドのようになれるのかどうか。映画ファンとしては、もちろんスクリーンでのシルヴェスター・スタローンの姿をみていたいですが、70歳を迎えるまで一線を走ってきた人物ですから、そろそろ引退という可能性もあるかもしれません。金銭的には困っていないでしょうし、モデルとして活動する娘たちの評価も高くなっていますので、安心しているのではないでしょうか。
とはいえ、やはりスクリーンを去るシルヴェスター・スタローンというのは想像しにくいもの。今回のロッキーシリーズ最新作を皮切りに、名俳優としての生きざまを魅せ続けて欲しいですね。「クリード チャンプを継ぐ男」で、シルヴェスター・スタローンはどんな演技を見せてくれるのか、今後も期待は膨らみます。