高岡健二は現在「高岡健治プロ」としてゴルフコーチに!名曲「君よ八月に熱くなれ」は今なお甲子園で人気

高岡健二は現在「高岡健治プロ」としてゴルフコーチに!元妻は女優の小川節子

高岡健二は現在「高岡健治プロ」としてゴルフコーチに!54歳でプロテスト合格

高岡健二は、1970~1980年代の映画やテレビドラマで活躍し、二枚目俳優として人気を得ていました。1969年7月には歌手デビューも果たしています。しかし、2000年以降は徐々に見かけなくなり、俳優としての活動は抑えめな様子です。その一方で、本名の「高岡健治」で、ゴルフのコーチとして活動している高岡健二。

きっかけは、40歳を過ぎてから仕事の付き合いでゴルフをするようになったことでした。50歳頃からは本格的にゴルフの練習に打ち込むようになり、2003年、54歳の時に、アメリカのシニアゴルフプロテストを受験して見事に合格。翌2004年には、ハワイで行われたソニーオープンのプロアマ大会に出場するほどになりました。現在は、浅草橋ゴルフクラブ公式HPのコーチ紹介のページに、「高岡健治プロ」としてインタビューが掲載されています。

高岡健二の元妻は女優の小川節子!子供は?

高岡健二は、1975年に、女優の小川節子と結婚しています。当時は、小川節子が極秘出産したという報道が先に流れ、その8カ月後に入籍。映画デビューを果たし、まさにこれからという時期だった小川節子は、わずか数年で芸能界を実質的に引退することになりました。

結婚後、高岡健二と小川節子は子供を3人授かったそうです。しかし、度重なる高岡健二の女性関係の噂から夫婦関係にひびが入り、2004年に離婚。3人の子供は小川節子が引き取り、シングルマザーとして育て上げたと言います。その後、高岡健二が再婚したという情報は見られないため、現在は独身である可能性が高そうです。

高岡健二の名曲「君よ八月に熱くなれ」は今なお甲子園で人気!大病を乗り越えライブに復活

高岡健二の名曲「君よ八月に熱くなれ」は今なお甲子園で人気!

高岡健二は、1969年7月に「あの日渚で」で歌手デビューを果たしました。高岡健二の楽曲の中で人気が高いのは、1977年に発表された「君よ八月に熱くなれ」でしょう。同年のスポーツドキュメンタリ―番組「あゝ甲子園」のテーマソングに選ばれたことで、甲子園大会のテレビ中継のオープニングソングとしても流れるようになり、甲子園を歌った名曲として今なお愛され続けています。

高岡健二は、「君よ八月に熱くなれ」も含めてこれまでに計8枚のシングルを出しており、最後となっているのが1993年7月にリリースされた「夢過ぎて」です。とはいえ、歌手活動を止めたわけではなく、現在は、古くから友人関係にある岡崎友紀のライブなどに出演し歌声を披露しています。

高岡健二は大病を乗り越えライブに復活

高岡健二は、2014年頃に大きな病気を患ったようです。それが明かされたのは、高岡健二と親交のある、女優・岡崎友紀のFacebookででした。2014年4月頃に更新された記事は、高岡健二の復帰記念応援ライブを敢行するという内容。「危険な病状を奇跡的に乗り越えた」「大変な手術を乗り越えた」と書かれているところを見ると、かなり大きな病を患っていたことがうかがえます。

病名は明かされていませんが、この時点で「まだリハビリ中でもある」と記載されているので、相当深刻な病気だったのかもしれません。その後は、岡崎友紀が予告した高岡健二の復帰記念応援ライブに予定通り出席し、歌声も披露したようです。

30年の構想を経て映画「菊とギロチン」でギロチン社が復活!

高岡健二は、「太陽にほえろ!」などの人気作品にも数多く出演しました。そんな出演作品の中には、実在したアナキストグループ・ギロチン社をモチーフにした、1974年に公開された映画「宵町草」もあります。アナキストの谷川国彦と財閥令嬢の逃避行と悲しい顛末を描いた物語で、高岡健二は、主人公の谷川国彦役を演じました。

その映画「宵町草」でクローズアップされたギロチン社が登場する映画が、2018年7月7日に公開されて話題になっています。それが、瀬々敬久監督が構想に30年という長い月日をかけたという映画「菊とギロチン」です。残念ながら高岡健二は出演していませんが、現代版ギロチン社のリーダー役は東出昌大が務めています。高岡健二主演の「宵町草」が上映された時代とは世相が大きく異なるものの、また違った意味で閉塞感が漂う平成最後の年に、「菊とギロチン」がつきつけるメッセージは強烈なものになりそうです。

大病を乗り越え、50歳を過ぎてからはプロゴルファーとしても活動している高岡健二。俳優で歌手という経歴を持つプロゴルファーなどそうそういないのではないでしょうか。自身の才能が生かせる分野に積極的に挑戦し続ける高岡健二は、2018年5月に刊行された蜷川幸雄の「身体的物語論」にも名前が登場しています。

これは、「蜷川版ハムレット」に出演した経験があるためでしょう。ゴルフプロとしての活動も素晴らしいですが、70代突入を目前にした今こそ、日本を代表する演出家にも認められた高岡健二の芝居を見てみたい気もします。

関連記事

ページ上部へ戻る