竹原ピストルは松本人志も認める逸材!野狐禅解散から再デビューまで!

竹原ピストルは松本人志も認める逸材!野狐禅解散から再デビューまで!

竹原ピストルは松本人志に認められ松本人志監督作品にも出演!

竹原ピストル……この名前を聞いたことがない方でも、「よーそこの若いの~」というフレーズが印象的な住友生命のCMソングをご記憶の方は多いのではないでしょうか。そのCMソングを歌っている人物こそが、竹原ピストルです。

ミュージシャンとしての活動のほか、俳優としても活動している竹原ピストルの実力に惚れこんでいる超大物有名人がいます。それが、ダウンタウン松本人志です。ラジオで、「いいもんは、やっぱりスポットあてなアカンと思う」と、竹原ピストルについて語ったことがある松本人志。自身の監督作品である映画「さや侍」では、竹原ピストルの本名・竹原和生名義で、托鉢僧役として出演させたほか、映画の主題歌「父から娘へ〜さや侍の手紙〜」の制作も託しています。

NHK「松本人志のコントMHK」のエンディング曲「ふうせんガム」も、竹原ピストルの楽曲です。松本人志からの高評価について、竹原ピストルは、「涙が出そうなくらいうれしい」と感謝。2人の間には、真の実力を持つ者同士ならではの深い心の交流があるようです。

竹原ピストルがフォークバンド野狐禅解散後のライブ漬け生活を経て再デビュー!

竹原ピストルは、大学時代に知り合ったハナノヒロチカとフォークバンド野狐禅(やこぜん)を結成し、2003年にメジャーデビューしました。2006年には、映画「青春☆金属バット」で主演を務め、映画主題歌も、野狐禅として担当するなど、竹原ピストルの芸能活動は順調であるかのように見えましたが、2009年5月9日、野狐禅の解散を発表。その後、竹原ピストルは、インディーズのソロミュージシャンとして活動をスタートさせ、ギター1本で全国各地をライブして回ります。

年間250~300本もライブを行う日々を5年間ほど送ったことから付けられた呼び名は「孤高のシンガー」。地道なインディーズ生活が実り、2014年には、野狐禅時代のマネージメントオフィスであるオフィスオーガスタに再び所属。晴れて再デビューを果たしています。

竹原ピストルは歌詞の世界観が独特!プロフィールや経歴は?

竹原ピストルの魅力は歌詞にも表されている独特の世界観にあった!

竹原ピストルの魅力は、その独特な歌詞の世界観に現れているといえます。竹原ピストルが綴るのは、弱い人間や、自分をダメだと思っている人間の繊細な心情を、ストレートな言葉で表現した歌詞。視聴者は、ストレートに響いてくる竹原ピストルの歌詞が描く世界観に魅せられます。

例えば、「よー、そこの若いの」の歌詞には、「君だけの咲かせ方で君だけの花を咲かせたらいいさ」との印象深いフレーズが。竹原ピストルの野太い声で謳いあげられると、ことさら心にまっすぐ響き、勇気づけらるというものです。また、「RAIN」の歌詞には、「長靴の色を変えるくらいの調子で、何かにつけてやすやすと自分の色を変えて」と、かなり独特な表現が見られます。

続けて、「例えば今君の前にいるぼくは、人生で一体何色目のぼくなんだろう」。1つ1つの言葉の意味を吟味すると、何やら余人には想像も及ばない、独特過ぎる世界観。しかし、全体を通して聴くと、自分なりの情景が思い浮かぶと同時に、不思議と共感が芽生えます。誰もが心の奥底に持つ繊細な気持ちを、独特な歌詞に昇華させる竹原ピストルは、もはや詩人と言っても過言ではありません。

竹原ピストルのプロフィールや経歴は?ボクシングのスポーツ推薦で大学進学していた!

竹原ピストルの本名は、竹原和生(たけはらかずお)です。千葉県千葉市に生まれ育ち、県内にある拓殖大学紅陵高校に通っていた竹原ピストルは、高校入学と同時に始めたボクシングで大活躍。北海道にある道都大学社会福祉学部へも、ボクシングのスポーツ推薦で進学しました。

道都大学ボクシング部で主将を務めた竹原ピストルは、大学在学中に、全日本選手権に2度も出場しています。同時に、ハマノヒロチカと出会ったことで、音楽にも目覚め、大学卒業後に、フォークバンド野狐禅を結成。年間100本のライブを行うなど精力的に活動しました。野狐禅解散後は、ギター1本を片手に、心に響くフォーク調の曲を歌うソロミュージシャンに。主演映画「青春☆金属バット」をはじめ、「さや侍」「私の男」「永い言い訳」などでは、俳優としても活動しています。

竹原ピストルが日本アカデミー賞助演男優賞受賞でさらに飛躍か?!ドラマ「バイプレイヤーズ」主題歌も

竹原ピストルは、頭にタオルを巻いた少しいかつい出で立ちをしています。そんな強面にぴったりなストレートさと同時に、人間の弱さを優しく受け止めるかのような繊細さも感じさせる、メッセージ性の強い歌詞を支持しているのは、多くの熱狂的なファンたちです。奇才・松本人志にその才能を絶賛されていることからも、竹原ピストルのたしかな実力を感じさせられます。

俳優としても、味のある演技を見せてきた竹原ピストルは、2016年秋に公開された本木雅弘の主演映画「永い言い訳」にも出演。その高い演技力が評価され、第40回日本アカデミー賞において優秀助演男優賞を受賞しました。これを機に、俳優・竹原ピストルがますますの飛躍を見せることは想像にかたくありません。

一方で、今、ミュージシャン竹原ピストルにも注目が集まっています。それは、竹原ピストルの新曲「Forever Young」が、名脇役が出演するドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」の主題歌となっているからです。

「眠れない夜は 眠っちゃいけない夜さ」「雨宿りするくらいなら 晴れている街に駆けて行くさ」と、これまた印象的なフレーズが詰め込まれた楽曲は、一度聴いたら頭から離れなくなりそうでもあります。観る者、聞く者の心を揺さぶる竹原ピストルワールドは、松本人志の応援があってもなくても、いよいよ多くの人に認められつつあります。

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