瀧川英次という個性派俳優に”赤ペン瀧川先生”の顔アリ!プロフィールは?

2017年7月5日 更新

瀧川英次という個性派俳優に”赤ペン瀧川先生”の顔アリ!プロフィールは?

瀧川英次は最近話題の個性派俳優!裏の顔”赤ペン瀧川先生”は異色の映画評論家だった!

瀧川英次は、2016年10月から放送されているドラマ「ドクター X」に出演する、いかにも個性派といわんばかりの俳優です。あまり著名ではないにも関わらず、なぜか気になってしまう瀧川英次。この得体の知れない個性派俳優には、”赤ペン瀧川先生”という、もう1つの顔がありました。

”赤ペン瀧川先生”の仕事は、スライドを利用した映画評論を主とし、テレビやライブ、コラムなどの多方面で活躍しています。しかし、この”赤ペン瀧川先生”を、ただの映画評論家と思ったら大間違いです。まず、大きな赤鉛筆を持ち、蝶ネクタイに半袖半ズボン姿という装いからして、いかにも芸人風。その風貌を裏切らず、小ネタと突っ込みを交えたトークの内容が、かなり強引で、面白いのです。

瀧川英次”赤ペン瀧川先生”のプロフィール!エロメール添削を活かした映画評論とは?

瀧川英次は、1977年12月27日生まれの現在38歳。普段は、演劇ユニット「七里ガ浜オールスターズ」を主宰する俳優・演出家です。そんな瀧川英次が、”赤ペン瀧川先生”になったきっかけは、友人から転送されてきた迷惑メールやエロメールでした。

それに対するツッコミを書き込んだmixiの日記が評判となり、「エロメール添削 赤ペン瀧川」を立ち上げた結果、約2000人の会員を集める人気コミュニティへと成長。これを見た業界関係者から声がかかって、”赤ペン瀧川先生”がライブに登場することとなります。その内容は、迷惑メールやエロメールの関連キーワードから、連想する映画作品を引っ張り出して添削してしまうという、かなり強引なもの。

しかも、映画「GANTZ」を紹介すると思いきや、”パンツ”の歴史を語りはじめ、唐突に映画の内容に戻るという、奇想天外さが見られます。また、”赤ペン瀧川先生”にとって、俳優業はアルバイトらしく、俳優としての視点が映画添削に全く活かされていないあたりも、この芸風の醍醐味です。

瀧川英次の出世作「下町ロケット」藤堂保とはどんな役?「アウトレイジ」にも出ていた!

瀧川英次の出世作「下町ロケット」藤堂保で不気味な存在感を発揮!

瀧川英次が、”赤ペン瀧川先生”ではなく、俳優として認知されるようになったのは、2015年放送のドラマ「下町ロケット」の第2部・ガウディ編です。この時、瀧川英次が演じた藤堂保は、佃製作所のライバル企業・日本クライン製造部企画チーフマネージャー。

七三分けのイヤミなエリート風の敵キャラとして登場し、裏工作や、手のひら返しと、憎々しさが際立ちました。その爬虫類のようなネチこい目つきといい、「俳優業はアルバイト」とネタにする”赤ペン瀧川先生”とは思えない演技力で、藤堂保役を好演した瀧川英次。強面ではないものの、不気味でいやらしい独特なポジションの悪役俳優として、存在感を発揮しています。

瀧川英次「下町ロケット」以前の出演作も多数!映画「アウトレイジ」への出演も

瀧川英次は、自ら主宰する演劇ユニット「七里ガ浜オールスターズ」など、舞台を中心に活動する俳優です。「下町ロケット」への出演をきっかけに、ドラマ俳優として認知されるようになりましたが、実は、それ以前のドラマ・映画出演歴も少なくありません。

瀧川英次は、2008年公開の映画「クライマーズ・ハイ」と、2009年のNHKドラマ「ゴーストフレンズ」で、それぞれドラマ・映画デビューを果たしています。その他にも、「妖怪人間ベム」「素敵な選TAXI」と話題作にも出演していますが、いずれも端役だったために、大きな爪痕を残すことができなかったのかもしれません。

そこで最も気になるのは、2010年公開の北野武映画「アウトレイジ」の出演歴です。「アウトレイジ」では、ぼったくりバーの恐喝担当要員という役柄ながら、ボコボコにされても仲間を売らない義理堅さをみせた瀧川英次。ネチネチとした「下町ロケット」の藤堂保役とは違ったテイストですが、どちらにせよ、”悪役がよく似合う顔”といえそうです。

瀧川英次「ドクターX」でイヤミな悪役ポジション確立!”赤ペン瀧川先生”の地上波出演も近い!?

瀧川英次は、2015年の「下町ロケット」から、ジワジワと話題作への出演本数を増やしています。「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け」「せいせいするほど、愛してる」に続き、2016年に入って3本目の出演作となったのが、シリーズを通して視聴率トップを走り続ける人気ドラマ「ドクターX」でした。

瀧川英次が起用された萬田康介役は、勝村政信演じる外科医・加地秀樹のコバンザメ的存在でありながら、出世を念頭に強者の間を渡り歩くという、またしてもいやらしい存在です。ここでもインテリな風貌が憎々しさをかき立てており、いよいよ、「下町ロケット」で築いた”個性派悪役俳優”の地位が、固められてきた感があります。

その勢いと共に、ここにきて”赤ペン瀧川先生”の需要も高まっており、「GYAO!」での隔週番組や、11月からは週1回、U-NEXTで映画紹介のレギュラー出演も決まりました。類いまれなる感性(?)で、2つの顔を巧みに使い分ける瀧川英次。ドラマでの注目をきっかけに、”赤ペン瀧川先生”が、地上派のバラエティ番組に登場する日は、そう遠くないのかもしれません。

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