ターセム・シン監督の圧倒的な映像美の世界!おすすめ作品は?

ターセム・シン監督の圧倒的な映像美の世界!石岡瑛子との関係は?

ターセム・シン監督インド出身の映像美が注目の監督!

ターセム・シン監督は、1961年生まれのインド出身の監督です。24歳でアメリカに渡ると、2000年に、アメリカ映画「ザ・セル」で初の長編映画の監督を務めました。その後も「インモータルズ -神々の戦い-」「白雪姫と鏡の女王」など、アメリカで監督としてのキャリアを順調に重ねるだけでなく、アーティストのミュージックビデオやCM監督としても高評価を獲得しています。

ターセム・シン監督作品の魅力といえば、なんといってもその映像美。人間の内面世界という非現実的な世界を見事に映像にした「ザ・セル」や、母国インドを含む13の世界遺産を鮮やかな映像で表現した「落下の王国」のように、他の追随を許さない印象に残る美しい映像を実現し、「映像の魔術師」とも称されています。

ターセム・シン監督と日本人デザイナー石岡瑛子とはゴールデンコンビ?

ターセム・シン監督の映像美を支えていたのが日本出身のコスチュームデザイナーであることもよく知られるところです。そのデザイナーとは、1992年「ドラキュラ」でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した石岡瑛子です。2000年公開の「ザ・セル」から始まり、「落下の王国」「インモータルズ -神々の戦い-」、2012年に公開された「白雪姫と鏡の女王」までは、ターセム・シン監督の映画作品全てに衣装デザインとして参加していました。

その優美でありながら独創性の際立つ衣装デザインへの評価は、時にはターセム・シン監督への評価を上回るほどでした。しかし2012年1月、石岡瑛子は、膵臓がんのために73歳で死去。ターセム・シン監督は、「瑛子と仕事をすると違う意見が出るから好きだった。彼女は細かい指示を必要としない特別な存在だった」とコメントを発表しています。

ターセム・シン監督おすすめ作品「ザ・セル」「セルフレス」あらすじネタバレ

映画「ザ・セル」は斬新な設定!ターセム・シン監督が人間の内面世界を描いた

「ザ・セル」は、2000年に公開された、ターセム・シンの映画初監督作品となったアメリカ映画です。物語の舞台となるキャンベルセンターは、先進的な医療施設。特殊な機器を使って、昏睡状態の人間の内面世界に入り込んで言葉を交わし、意識の回復を試みる実験を行っていました。

そこで働く小児精神科医のキャサリンは、連続殺人犯カール・スターガーの内面世界に入り込み、誘拐されて溺死寸前の女性の居場所を聞き出すことになります。しかし、カールの内面世界には、純粋な少年カールと、狂ったカールの2人の人格が。危険を感じたキャサリンは、とっさに内面世界から脱出することにしました。

その後、FBI捜査官ピーターに説得されて、再びカールの内面世界に戻ったキャサリン。今度は、現実と内面世界の区別が付かなくなり、現実に戻れなくなってしまいます。そこで、ピーターもカールの内面世界に侵入すると、誘拐された女性の居場所を聞き出しヒントを得て、現場に急行しました。残されたキャサリンは、今度は自分の内面世界にカールを呼び込みます……。

「セルフレス」あらすじ!ライアン・レイノルズの身体にベン・キングズレーの意識が移る?

「セルフレス/覚醒した記憶」は、名パートナーだった石岡瑛子の死後、ターセム・シン監督が初めてメガホンを手に取った映画作品です。2015年に公開され、「デッドプール」のライアン・レイノルズと、「ガンジー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが共演しています。

あらすじは、大富豪の建築家であるベン・キングズレー演じるダミアンが、ガンで余命半年を宣告されます。そこに現れたのが、オルブライトという男。彼は、最新のクローン技術を使い、別の人間の身体に意識を移すことで、ダミアンが生き続けることができると言います。

ダミアンは、大金と引き換えに、新しい肉体(ライアン・レイノルズ)を手に入れることに成功しました。生き延びることに成功し、若い人生を満喫していたダミアンですが、薬を飲み忘れたことをきっかけに、意識を移した先が、元軍人マークの身体であることに気づきます。

身寄りがないと聞かされていたマークには、大切な家族もいました。困惑したダミアンは、悩みながらも、自らの意識を消してマークの意識を取り戻させる決意をします。そして、秘密に気付いたダミアンの命を狙うオルブライトが、いる巨大企業に立ち向かっていきます。

ターセム・シン監督最新作は大人版オズの魔法使い!テレビドラマ「エメラルドシティ」

ターセム・シン監督の最新作は、映画ではなく、テレビシリーズの「エメラルドシティ」です。ライマン・フランク・ボームの名作中の名作として有名な児童文学「オズの魔法使い」をベースに、主人公の少女ドロシーを病院に勤務する大人の女性という設定に変えた大人向けのファンタジー作品になっています。

全10話からなる「エメラルドシティ」で繰り広げられるのは、ターセム・シン監督らしい映像美があふれたファンタジーの世界。しかしその一方で、“頭の中がからっぽのかかし“を、磔にされて記憶を失った男として登場させるなど、原作にはない設定が加えられています。

大人のラブストーリーも加えられた「エメラルドシティ」には、登場人物が死ぬ残酷なシーンや、売春について触れられる過激なシーンも。総じて、より現代的で、完全に大人向きな作品に仕上がっています。「エメラルドシティ」でドロシー役を演じるのは、テレビドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」などにゲスト出演経験のある若手女優アドリア・アルホナです。

そのほか、「セルフリッジ 英国百貨店」のオリヴァー・ジャクソン=コーエンや、テレビドラマ「Marvel デアデビル」のフィスク役などで知られるヴィンセント・ドノフリオなどが出演しています。ターセム・シン監督最新作にして、初挑戦となるテレビドラマシリーズ「エメラルドシティ」は、日本では、動画配信サービスHuluで、2017年3月から独占配信中です。「オズの魔法使い」は日本でも有名な作品なので、放送を重ねるごとに人気ドラマになっていくかもしれません。

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