2017年4月18日 更新
森崎博之はTEAM NACSのリーダー!結婚やプロフィールは?
森崎博之はTEAM NACSのリーダー!最大級なのは頭のサイズだけではなかった!
森崎博之は、北海道で結成され、今や全国区の人気者となった劇団「TEAM NACS」のリーダーです。「TEAM NACS」では最年長者として、大泉洋、安田顕、戸次重幸、音尾琢真といった、おバカな人気者たちを見守る兄貴的存在となっています。
しかし、頭と声の大きさや、うどん愛は最強ですが、壊滅的な運動神経には、リーダーの面目も丸つぶれ。とはいえ、1996年に、同じ大学の演劇研究会から、4人を招集して「TEAM NACS」を結成し、1度の解散を経て、再結成を呼び掛けたのは、他の誰でもない森崎博之でした。
以来、「TEAM NACS」の舞台の脚本・演出全般を手掛けている森崎博之。もし、彼がいなければ、他の4人の今の活躍は、なかったと言っても過言ではありません。そんな森崎博之は、「演劇をやっていなくとも、何らかのリーダーになっていた」と語るほどのリーダー気質。メンバー以外や嫁にまで「リーダー」と呼ばれる、正真正銘のリーダーです。
森崎博之は就職で一度は演劇から離れたことも!現在は結婚して2児のパパに
森崎博之は、2005年に、一般女性と結婚しています。2009年には長男が生まれ、現在は2人の子供のパパとなっているようです。かくいう森崎博之が北海道東川町に生まれたのは、1971年11月14日。北海道立旭川西高校の理数科から、指定校推薦で文系の北海学園大学法学部法律学科に進学したそうですから、高校時代は、あまり勉学には気持ちが向いていなかったのかもしれません。
しかし、同大学の演劇研究会で、後の「TEAM NACS」のメンバーに出会うこととなったのですから、それも運命だったのでしょう。当初の「TEAM NACS」は卒業公演のために結成されたに過ぎず、大学卒業後の森崎博之は、上京して証券会社に就職。しばらくは演劇とは無縁の生活を送っていました。
仕事ぶりは優秀で、会社からハワイ旅行の報酬をもらうほどの業績を誇りましたが、帰省した際に、昔の仲間に会って、演劇への思いが再燃。祖父の死をきっかけに帰郷し、「TEAM NACS」を再結成するに至ります。
森崎博之「ハナタレックス」で全国区に!知名度が低い理由は?
森崎博之「ハナタレックス」全国進出も1人だけ知名度が薄すぎる!?
森崎博之ら「TEAM NACS」のメンバー全員が唯一出演する番組が、2003年から北海道テレビで放送されている「ハナタレックス」。同番組は、メンバーの1人の発案を、他の4人と共に遂行していくという、いわば「TEAM NACS」の生態を追いかける、腹筋をくすぐられるような内容です。
森崎博之の運動神経の悪さが証明されたのも、同番組の体力測定企画でした。この「ハナタレックス」は、すでに全国進出していた人気番組「水曜どうでしょう」などとは違い、”ローカルだから生かすことができるテイスト”として、長らく門外不出となっていました。
しかし、全国の「TEAM NACS」ファンの熱望の声もあり、2015年に特別番組としてテレビ朝日系列に登場。2017年2月12日には第3弾が放送されました。そんな中、「TEAM NACS」を熟知していない視聴者からは、「他の4人は知っているけど、森崎って誰?」という声がチラホラ聞こえてきます。
森崎博之だけなぜ活動拠点が北海道なの?
森崎博之は、「TEAM NACS」のリーダーとして、「ハナタレックス」が放送されている北海道では、押しも押されぬ人気者です。しかし、全国的には、他の4人に比べると知名度はイマイチ。その理由は、キー局に進出している4人とは違い、森崎博之だけは、北海道にとどまってローカルな活動に専念しているからです。
実は森崎博之も、2000年中ごろは他のメンバーと同様に東京に進出し、「おかしなふたり」「受験の神様」など、キー局のドラマに出演していました。しかし、2008年に、農業をテーマにした教育番組「森崎博之のあぐり王国北海道」が北海道でスタートしたのを機に、地元を活動拠点にする決意をしたそうです。
これをきっかけに、森崎博之は、北海道フードマイスターやソムリエなどの資格を取得し、俳優業と並行して、食育や農業に関する講演活動を行うようになりました。
森崎博之の決断の裏にあった「TEAM NACS」への愛!
森崎博之が、2017年秋に公開予定の映画「ミックス。」で、蒼井優と共に、中華料理店の中国人料理人を演じます。全国区でお目にかかることが少ない森崎博之ですが、現在もわずかながら、キー局のドラマなどにも出演を続けているようです。
「TEAM NACS」のメンバーと一線を画して、北海道に活動拠点を移した森崎博之。その決断には、並大抵ではない勇気を要したはずです。「TEAM NACS」が全国で活動するようになったのは2004年。それからすぐに、大泉洋、安田顕、戸次重幸、音尾琢真は、映画やドラマで活躍するようになりました。
そんな中、1年半ぶりの「TEAM NACS」の公演が行われることとなったのですが、森崎博之は、経験を積んだ4人に応えるだけの脚本を書くことに苦悩します。これをきっかけに、メンバーとの経験値の差を痛感するようになり、自分も東京で頑張ろうとしたものの、「北海道の劇場を満員にしたい」という初心とのギャップに気づくことに。リーダーとして、メンバーのためにホームグラウンドを守ろうという意思が、森崎博之を北海道に留めたといいます。
「TEAM NACS」の演出・脚本を外注してみたり、時折、全国区のドラマや映画へ出演したりするのも、「TEAM NACS」の演劇を支えるための学び。この”屋台骨”たるブレない姿勢こそが、「TEAM NACS」が最もチケットが取れない劇団となった所以のような気がします。