映画「プラダを着た悪魔」アン・ハサウェイが素敵すぎる!登場するファッションブランドは?
映画「プラダを着た悪魔」がアン・ハサウェイの転機に!女子が憧れるアンドレアの変貌を好演
映画「プラダを着た悪魔」は2006年に公開され、恋や仕事の成功を夢見る世界中の女子を虜にした、メリル・ストリープ主演のアメリカ映画です。とりわけ、ジャーナリストになるためにニューヨークへと渡り、一流ファッション誌「RUNWAY」の鬼編集長(メリル・ストリープ)の下で絞られるうちに、華麗な変貌を遂げゆく主人公・アンドレアには、憧れの視線が注がれたものです。
アンドレアを演じたアン・ハサウェイは、1982年11月12日生まれのニューヨーク出身。1999年の主演ドラマ「ゲット・リアル」で話題となり、瞬く間に、アイドル的人気を誇る女優へと駆け上がりました。その後もキャリアを重ね、「プラダを着た悪魔」では、ダサい田舎娘から、素敵なキャリアウーマンへと成長しいく様子を、コメディタッチで演じたアン・ハサウェイ。これを転機に、可愛いだけのイメージを脱し、大人の演技派女優となっていくサクセスストーリーは、「プラダを着た悪魔」のアンドレアさながらです。
映画「プラダを着た悪魔」は女子が憧れる珠玉のファッションブランドが目白押し!
映画「プラダを着た悪魔」の最大の見どころは、”デキる女の証”とばかりに、登場人物が次々にまとう、珠玉のブランドファッションです。映画のタイトルとなっているイタリアの「プラダ」はもちろんのこと、フランスの「シャネル」、アメリカの「ケイトスペード」、イタリアの「ヴェルサーチ」と、まばゆいばかりのファッションブランドが目白押し。
アン・ハサウェイ演じるアンドレアのためだけに、60~80着の洋服が採用され、用意されたものは120着にも及んだといいますから、実に贅沢な話です。素朴さの残るアンドレアが、そんな高級ブランドファッションに飲まれじと美しく成長していく様子に、女子たちが夢を見ないはずがありません。
また、それらを完璧に着こなすファッション誌「RUNWAY」の鬼編集長ミランダこと、名女優メリル・ストリープの気高い演技には、息を飲むほどの迫力がありました。
映画「プラダを着た悪魔」のあらすじ!結末のネタバレは?
映画「プラダを着た悪魔」あらすじ!ファッション業界のカリスマの下で成長する田舎娘のシンデレラストーリー
映画「プラダを着た悪魔」の主人公は、流行を生み出すファッション誌と別格視されている「RUNWAY」の編集長ミランダです。普段から「RUNWAY」編集部には、ファッション業界を夢見て就職を希望する多くの女性たち訪れますが、ミランダが、アシスタントとして採用した彼女たちを、”使える”と思ったことはありませんでした。
そんな中、「RUNWAY」の面接にやってきたアンドレアは、名門大学出身ながら、全く見た目が冴えない田舎娘です。もちろん、ミランダは、一度は”論外”として不合格にするのですが、これまでのアシスタントたちと違った毛色のアンディに何かを感じ、採用することにしました。
ところが、アンドレアは、報道記者になるためにニューヨークの出版社に応募したのであって、ファッションには全く興味がありません。いざ採用が決まっても、野暮ったすぎるファッションで出社したり、有名ブランドのスペルすらわからず、クライアントを怒らせてしまったりと、無能扱いされるばかり。
ミランダのアシスタントとして、公私問わない無理難題に奔走する毎日だったアンドレアは、ミランダの右腕・ナイジェルの助言により、ファッション業界で働くための意識改革を決意します。
映画「プラダを着た悪魔」ネタバレ!ミランダと決別したアンドレアが結末で見たものとは?
映画「プラダを着た悪魔」では、”デキる女は見かけから”といわんばかりに、ファッショナブルな女性へと変身する努力を行ったアンドレアが、”デキる女”へと成長する過程が描かれています。しかし、ミランダの右腕として引き立てられてゆく一方で、アンドレアは、恋人や同僚との関係も切り捨てなければなりませんでした。
アンドレアは、反対勢力が画策した”ミランダ失脚計画”をくじくためとはいえ、右腕だったナイジェルをいとも簡単に切り捨てたミランダに、憤りを覚えます。そんなミランダに、「あなたは私に似ている」と言われたアンドレアは、「RUNWAY」編集部を辞めてしまいました。
もともとの夢だった報道記者を目指すために、アンドレアは大手新聞社へ面接に向かうのですが、事前調査を行った新聞社に、ミランダが、「アンドレアを雇うべき」と助言をした事実を知らされます。その帰り道、偶然にも出逢ったミランダは、アンドレアを一瞬目にとめるも、何事もなかったように車へと乗り込んでしまいました。しかし、静かに浮かべられた微笑みは、非情なカリスマ・ミランダも、心ある人間であることを物語っており、爽快な後口を残す結末となっています。
映画「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル監督新作映画「素晴らしきかな、人生」公開決定!
映画「プラダを着た悪魔」は、ファッション業界の第一線で非情に生きるミランダと、田舎娘アンドレアのシンデレラストーリーを描いた物語です。きらびやかなブランドファッションへの憧れもさることながら、”人生で大切なものは何か”という自分探しの意味でも、多くの女性の共感を呼びました。
今も、多くの女性たちの支持を集める映画「プラダを着た悪魔」を手掛けたデヴィッド・フランケル監督の新作映画「素晴らしきかな、人生」が、2017年2月25日に日本公開となります。「素晴らしきかな、人生」の舞台は、「プラダを着た悪魔」と同じニューヨーク。最大手広告代理店の代表ハワードが、最愛の人を失ったどん底の中、3人の舞台俳優たちとの出会いをきっかけに、人生の在り方を変えていく物語です。
視点が変えることで試練を乗り越え、幸せを見出していくハワードには、男女問わず学ぶことが多そうです。ハリウッドを代表する名優ウィル・スミスや、「タイタニック」でローズ役を演じたケイト・ウィンストレットなど、アカデミー賞受賞俳優が目白押しの、映画「素晴らしきかな、人生」。「セックス・アンド・ザ・シティ」でも、ファッションセンスが話題となったデヴィッド・フランケル監督の作品とあって、作中に採用されたブランドのトレンドクローズたちも必見です。
興行収入1億2000万ドルを超える大ヒットとなった「プラダを着た悪魔」に続き、”人生の教科書”として、映画「素晴らしきかな、人生」が、この冬を席巻する話題作となりそうな予感は十分です。