渡辺明の妻は漫画家の伊奈めぐみ!ライバル羽生善治との対戦成績は互角

渡辺明の妻は漫画家の伊奈めぐみ!漫画「将棋の渡辺くん」で素顔が丸裸に

渡辺明の妻は漫画家の伊奈めぐみ!漫画でぬいぐるみ好きを暴露される

渡辺明は、藤井聡太の躍進でも盛り上がる将棋界のトップ棋士。中学3年生の時にプロになった渡辺明は現在、竜王位を連続5期(あるいは通算7期以上)保持した棋士のみに与えられる永世竜王です。さらに、棋王位を連続5期以上保持した者のみが持つ永世棋王でもあり、天才棋士と言われています。

メガネをかけた見た目はクールな感じもする渡辺明ですが、実はぬいぐるみが大好きで、これまでに集めたぬいぐるみは100体以上とか!なんと、自身で設定を考えて、ぬいぐるみと会話しているとの噂も。そんな渡辺明の意外すぎる一面を暴露しているのは、妻で漫画家の伊奈めぐみです。渡辺明の日常を描いた「将棋の渡辺くん」を、「別冊少年マガジン」で2013年から連載して話題を集めています。

単行本にもなっている「将棋の渡辺くん」ですが、渡辺明は何を描かれても全く気にしていない様子。「君の漫画は僕の将棋にまっっったく影響ない」ときっぱり言い切っているそうです。妻が描く「将棋の渡辺くん」には、ぬいぐるみにまつわるエピソードだけではない、渡辺明のちょっと変わった人柄がコミカルに描かれています。

渡辺明はできちゃった婚だった!漫画「将棋の渡辺くん」で素顔が丸裸に

1984年4月23日生まれの渡辺明はまだ30代半ばですが、その風格からか、もう少し年上に見られることも多いそうです。結婚したのは2004年9月、19歳の時と早い上、できちゃった結婚だったというから意外といえば意外な素顔です。20歳で息子を授かった渡辺明は、現在も親子3人で暮らしています。

棋士ではなくJリーガーになりたいという息子のために、サッカー審判の資格を取得している渡辺明。実は、海外に観戦に行くほどの欧州サッカー好きで、自身も日本将棋連盟フットサル部に所属しているとか。審判資格を得るや、審判服や小道具一式をすべて買い揃えた渡辺明は、試合で実際に審判をすることもあるようです。

その一方で、家にいる時は、ずっと自分の部屋にいて基本的に何もしない渡辺明は、妻との会話もメールで済ませるという徹底ぶり。息子が友だちを連れてきても、顔を見せることはありません。そのような家族でしか知りえない素顔の数々も、妻が描く漫画「将棋の渡辺くん」にすべて描かれています。

渡辺明がみた藤井聡太の印象とは?ライバル羽生善治との対戦成績は互角!

渡辺明がみた藤井聡太の印象とは?スター棋士の条件を満たしていると評価!

渡辺明は、史上4人目となる中学生棋士で、20歳で竜王を獲得するなど、まさに天才といえる強さを誇っています。また、同じく中学生(14歳)でプロ棋士になった藤井聡太。似たプロフィールを持つ彼に、元祖天才棋士の渡辺明はどのような印象を持っているのでしょうか?

渡辺明は、「スター棋士の条件を満たしている」と、藤井聡太を評価しています。続けて、「このままいけば、羽生善治くらいまで行くのではないか」ともコメント。さらに、大好きなサッカーなどを引き合いに、「ポジションで言えば8番。攻撃型の選手。野球だと高卒で3割30本を超えるレベル」と述べ、「並みの新人王ではないという感じ」とまとめています。

渡辺明と羽生善治はライバル関係!対戦成績はずっと互角

将棋界の天才と言えばもう1人、羽生善治がいます。2人が対戦したのは、2002年、渡辺明が18歳の時のこと。羽生善治は32歳でした。それからずっと激戦が繰り広げられてきましたが、対戦成績はほぼ互角のまま。2017年の第25期銀河戦決勝トーナメント2回戦が通算69局目となりましたが、その時点で、渡辺明が34勝、羽生善治が35勝の対戦成績でした。

そんな天才同士の対戦の中でも、将棋史に残るくらいの名勝負と言われているのが、2008年の第21期竜王戦です。2人とも永世竜王の資格取得をかけた大一番でした。第3局までを羽生善治が連勝したことからほぼ優勝が決まったと思われていた矢先に、機会をうかがい続けていた渡辺明が4連勝で大逆転勝利。見事に永世竜王の資格を勝ち取りました。

渡辺明が第43期棋王戦で6連覇を達成!受難の年は終わったのか?

渡辺明は、2018年3月30日に行われた第43期将棋棋王戦五番勝負第5局で、永瀬拓矢と対戦し6連覇を達成しました。これで、タイトル数獲得記録は通算で20期となっています。さかのぼること1年前、2017年の渡辺明は、いろいろな苦難に見舞われました。

自分より年下・格下の棋士との対戦で連敗する不調が続いた上、12月の第30期竜王戦では羽生善治に敗れたことから竜王のタイトルを失っています。そのため、3月の第76期将棋名人戦・A級順位戦でB級1組に降格してしまう事態に。その後に行われた棋王戦でようやく勝利を手にした渡辺明の「大変うれしい」という言葉には、万感の思いが込められていたのではないでしょうか。

中学生でプロ棋士になった渡辺明ですが、将棋界では、中学生棋士になった者は33歳が受難の年になるという話があると言います。渡辺明のライバル羽生善治も、33歳の時に、竜王、王将、名人のタイトルを立て続けに失いました。しかし、その後すぐに返り咲いて復活。

渡辺明も33歳に受難の年を過ごしましたが、棋王タイトルは守り切りましたから、今後は、羽生善治と同様、失ったタイトルを奪還していくに違いありません。対局のたび結果だけではなく、対戦の流れや内容まで、自身のブログで細かく紹介している渡辺明。完全復活を遂げるためのヒントも、この中に隠されているかもしれません。

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