山田香織の清香園の評判は?結婚した夫はどんな人?

山田香織の清香園の評判は?盆栽教室も大人気!

山田香織の実家は江戸末期から続く老舗盆栽専門店「清香園」!評判は?

山田香織は、実家が営む「清香園」の五代目を務める女流盆栽家です。清香園は江戸末期に現在の東京・台東区根岸で創業し、戦後埼玉県の盆栽町に移住。現在も盆栽の専門店として営業しています。

初代から始まり、二代目・初五郎は薄鉢での竹の盆栽、三代目・釜次郎は石付き盆栽を得意とし代々受け継がれ、山田香織の父である四代目・登美男が現在の清香園の園主として運営。清香園は盆栽の販売の他、盆栽教室や盆栽のメンテナンス、リースも行っています。

山田香織は清香園で、主に盆栽教室を担当している様子。清香園に訪れる人は、日本人はもちろんのこと海外の愛好家も多く、わざわざ外国からお店に足を運ぶ人もいるのだとか。盆栽というと、一見高価なイメージがありますよね。そんな敷居の高いイメージを払拭する為に、清香園では高級盆栽からお手軽なギフト用の盆栽まで幅広い品揃えも魅力のひとつ。価格を明瞭化し手に取りやすい工夫もしているそうです。

そして気になる清香園の評判ですが、実際に購入した人のレビューを見ると、盆栽を購入し配送をお願いした人からは、「商品到着が早い」、特に「他社と比べて梱包がとても丁寧である」という声も。また店頭では「スタッフが丁寧に対応してくれた」と、心配りの行き届いた接客に満足している人が多いようです。

山田香織が主宰する「彩花盆栽教室」も大人気!

山田香織は清香園の五代目を継いだ後、1999年に「彩花盆栽教室」を設立、主宰を務めています。山田香織の盆栽は「彩花盆栽」と言われ、原点は「日本の原風景」。そして山田香織が手掛ける盆栽の特徴的なところは、これまでの格式の高い盆栽の世界とは対照的な「軽やかでおしゃれ、カジュアルな盆栽」を提唱していること。

軽やかでおしゃれといっても、170年以上もの歴史ある盆栽の技術は受け継いだ上での新しい試みとしています。もちろん「剪定」や「針金成形」などといった独学では難しいテクニックも、教室では伝授してもらえるとのこと。「彩花盆栽教室」は主に月に1回程の受講ペース。生徒は老若男女問わず実に幅広い年齢層が通い、「これまで盆栽を触ったことのない初心者の方や、若い方、女性でも気軽に通えるように」という想いが込められています。

実際に受講している生徒からは、「趣味が増えた」「盆栽てお洒落!」「植物好きの友達ができた」など好評の様子。仕事や家事が忙しい人もちょっとした時間に楽しむことができると、生活の一部として楽しんでいる人が多いようにも感じました。中には将来作品展に出店したいと本格的な人まで。スタッフや講師も充実しており、現在では「盆栽町本校」の他に「表参道校」「大宮そごう校」の3ヶ所で開校している人気ぶり。これまで700人を超える生徒が「彩花盆栽教室」を受講し、卒業しています。

また、2006年からは遠方の人でも通えるようにと通信講座を開いたり、受講を迷っている人に向けた「1日体験教室」が開かれていたりと、設備も充実していることも人気の秘密です。

山田香織が結婚した夫はどんな人?五代目のプロフィールとは

山田香織は二児の母親!結婚した夫にまつわる噂とは?

山田香織は2006年夏に結婚し、現在二児の母親です。そして山田香織の夫について、ネットではあることが囁かれているようです。それは、「山田香織の夫が在日である」また、「パチンコ経営をする一族の長男」という噂。さらには「ペットのブリーダーをしている」とまで書かれていたり、どこからそんな情報が流れたのか不思議ですね。

実際には、山田香織は自身の夫について詳細なことは公表していません。名前なども一切明かしていないことから、一般人の可能性が高いと考えられます。どこの世界でも一旦メディアなどで顔が出るとアンチは出てくるものなので、もしかするとそういった類の情報かもしれませんね。

また、子供についても名前などは分かっていませんが、過去の山田香織の公式ブログを見ると2007年に第1子、2012年3月に第2子を出産したことが報告されていました。2子のうち、どちらかは長男という情報もあります。さらに第2子は予定よりも早くに生まれた早産だったそうで、生まれてすぐに保育器に入り、病院の先生や看護師から手厚い看護を受けたとのこと。山田香織のブログには、それに対する感謝の気持ちが綴られていました。

山田香織は盆栽界のマドンナ!清香園五代目を継ぐきっかけはフランス

山田香織は清香園の一人娘として、1978年に生まれました。山田香織の父・登美男は先代の園主の娘であった山田香織の母と結婚し、サラリーマンから一転して園主となったそうです。山田香織の母親は、本当は自分が継ぎたかったという想いがあったのか、山田香織が幼い頃から跡取りとして盆栽の指導をしていたといいます。

そんな親の気持ちとは裏腹に、幼い頃の山田香織はというと実家が盆栽屋ということが恥ずかしく、跡を継ぐ気もなかったとか。大学は、盆栽とは全然関係のない立教大学の経済学部に進んでいます。しかしこの大学時代に、山田香織にとって大きな転機が訪れます。

山田香織が18歳の時、父親がフランス旅行に連れていってくれたときのこと。その時は普通の旅行とは違い、飛行機はファーストクラス、ホテルも豪華とまさに贅沢をつくしたセレブ旅行だったそうです。そしてまず山田香織が今でも衝撃的だったと話すのは、連れていってもらった画家アンリ・マティスの墓に手向けられていた花輪。センス良く配色された花輪にとても感動を覚えたそうです。

そうするうちに、ふとフランスの街角に目を向けてみると、何気ない花屋のバケツに無造作に飾られている花束でさえ色鮮やかで、日本にはない斬新な配色。このフランスの美の感性に感化され「自分がこんなにも感動するということは、逆にフランス人が日本の盆栽をみたら感動するのではないか」と考えます。これが原点であり、初めて盆栽について魅力を感じ始めたきっかけとなったのでした。そして山田香織は「盆栽というと老人が愛好しているイメージ。これを若い人から女性でも楽しめるようなモダンな盆栽を作ろう」と考え、大学4年生の時に父・登美男に弟子入り。五代目を継ぎ、今日に至ります。

先に記述しました「彩花盆栽教室」の開校の他にも、山田香織は「彩花盆栽」を広めるために沢山の活動を積極的に行っています。ボランティア団体「ぼんさい遊々」の代表を務め、2006年から地元小学校での盆栽授業を行ったり、2008年~2011年にはNHK教育テレビ「趣味の園芸」の司会を務めるなど。また著者も多く、これまでに14冊の盆栽の本を出版。最新刊は、2018年に出版された「はじめての盆栽 失敗しない8つのコツ」。最近の活動では、2018年7月31日~8月4日に5つ星を獲得したシャングリ・ラ ホテル東京とのコラボレーションで個展を開き、実に多忙な毎日を送っているようです。今では山田香織は「盆栽界のマドンナ」と称されるほど有名になりました。

山田香織が日本の伝統文化・盆栽の歴史に新たな風を

山田香織の活動の幅は広く、盆栽関連のイベントにも多数出席しています。そのなかの一つ、今年10月13日・14日の2日間、埼玉県で開催された「埼玉 WABI SABI大祭典2018」では、14日に山田香織のトークショーが行われました。

同イベントは、2019年のラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見越して、日本の伝統文化などを知ってもらうことがコンセプト。埼玉の「和」の文化を紹介したイベントが、さいたま市大宮区の大宮公園で開催されました。

山田香織は2008年から「さいたま観光大使」に就任し、地元にも貢献しています。イベントでは、尺八演奏家・藤原道山とサックス奏者・武田真治とのセッション、歌手の元ちとせなど有名人も出演。また、川越市出身の書道家・矢部澄翔による書道パフォーマンスや三味線奏者・山口晃司のライブパフォーマンスなど「和」の世界で活躍する著名人たちも多数出演し、賑わいを寄せました。

盆栽の世界ではたった数%しかいないという、女流盆栽家として活動し続ける山田香織。まだまだ盆栽の世界は男社会だそうで、華やかに見える一方でとても厳しい現実もあると言います。伝統深い歴史ある盆栽の世界に山田香織が謳う「カジュアルでモダン。女性や若い世代でも楽しめるような盆栽」という新しい風は、まだ吹き始めたばかり。山田香織の作品を見ると、繊細でありながら女性の底知れぬ力強さを感じます。この作風からも、抗う追い風にも負けない強さがあるように感じました。

実際に山田香織の「彩花盆栽」のセンスに魅了される人も多く、時代と共に盆栽も後世に受け継がれるため、今がその変革の時期に差し掛かっているのではないでしょうか。新しい盆栽の時代が始まろうとしています。

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