山崎バニラの地声はアニメ声じゃない!?声優出演作品は?

山崎バニラの地声はアニメ声じゃない!?声優出演作品は?

山崎バニラの地声はアニメ声じゃない!?山崎バニラの声質をテレビ番組で検証!

山崎バニラは、活弁士、声優、振付師など、マルチな活動を行っています。山崎バニラの特徴は、金髪に和服姿、そして一度聞いたら忘れられないようなアニメ声。山崎バニラ本人は、自らの声を「ヘリウムボイス」と称しており、実際にヘリウムガスを吸っても、声はさほど変わらなかったそうです。

あまりにも独特な山崎バニラのアニメ声に対し、その声は地声ではなく、作っている声なのではと思っている人も多いようですが、紛れもない地声。その声は、学生時代にも目立っていたようで、用務員のおじさんからも「声変わりしないのか」と心配されるほどだったそうです。NHKの番組「わたしが子どもだったころ」に山崎バニラが出演した際に、山崎バニラの声の分析を日本音響研究所に依頼してみたところ、マライア・キャリーに匹敵するほどに声域が広いことが判明。

山崎バニラは、意図的に歳相応の低めの声で話すと、それが地声だと誤解されることが多く、その都度、低めの声は、芝居で出している声であることを、周りに説明しなくてはならないそうです。

山崎バニラの声優出演作品は?山崎バニラがジャイ子役に抜擢された意外な経緯!

山崎バニラは、その特徴的な声をいかして、声優としても活躍し、2001年の「しあわせソウのオコジョさん」に出てくる、ネズミのちょろり役で声優デビューした後も、さまざまなアニメに、声優として出演しています。中でも認知度が高いのは、皆さんご存じの国民的アニメ「ドラえもん」のジャイ子役です。

「ドラえもん」声優陣は、2005年4月から総入れ替えとなり、ジャイ子の声も、青木和代から山崎バニラへと変更になりました。実は山崎バニラは、しずかちゃん役でオーディションを受け、最終選考まで残ったものの、結果的には落選となったのですが、画一的でない声が面白いと評価され、ジャイ子役に抜擢されたそうです。

その他のアニメでは、「ぱにぽにだっしゅ!」のメソウサ、「月詠」のハイジ等を演じ、「神様はじめました」では、講釈師としてナレーションで参加し、独特な存在感を放っていました。最近では、2014年に放送開始された大人気アニメ「妖怪ウォッチ」の老婆姉妹妖怪の姉のキン役として出演しています。

山崎バニラが将棋に愛想つかす?事務所係争の結末は?

山崎バニラが将棋に愛想つかす?将棋電王戦とは?

山崎バニラは将棋好きとしても知られており、将棋電王戦でも、インタビュアーや、観戦記者として関わっています。将棋電王戦とは、プロ棋士VSコンピュータ将棋ソフトウェアの非公式棋戦。2012年から始まり、2015年はプロ棋士が辛うじて勝利を収めましたが、それ以外の年では、コンピュータが勝利しています。

山崎バニラは、過去2回の将棋電王戦において、観戦記者として全力でやり切ったことによる燃え尽き症候群で将棋への興味が薄れ、あまり将棋を指さなくなったといいます。しかし、山崎バニラが将棋に愛想をつかしたのには、それ以外にも理由があるようです。

山崎バニラの本職は活弁士。昔は8000人いた活弁士も、文明の流れに逆らえず、現在では、全国にわずか十数名程であるといいます。1秒に3000万局面以上読む将棋ソフトの登場で難しい局面に立たされている現在の将棋界に、山崎バニラは、時代の波に押し流された活弁士の状況と似たものを感じているようです。将棋界の未来を危惧する山崎バニラは、「将棋界には、”来年”のことより、”将来”のことを議論してほしい」と語っています。

山崎バニラの事務所係争の結末は?山崎バニラが個人事務所を設立!

山崎バニラは、2011年6年に、それまで所属していた事務所「スパークスタッフ」との契約更新にあたって係争となりました。2010年11月、山崎バニラが個人事務所「バニラクエスト」を設立し、スパークスタッフとの契約更新をしなかったことが発端です。山崎バニラは、2002年から、スパークスタッフと契約を結び専属タレントとして活動を開始。2010年までは再契約や延長を続けてきましたが、2010年以降は更新しないことを、2008年に契約延長した際に伝えていたそうです。

それでもスパークスタッフ側は独立を認めず、専属契約の存続を主張したため、山崎バニラが専属契約終了の確認を求める訴訟を起こしました。東京地裁は、山崎バニラの請求を全面的に認め、「契約は期間の定めがあり、新たな更新の合意がなければ終了したと解される」として、山崎バニラの事務所係争の結末は、山崎バニラの勝訴で幕を閉じました。しかし、その結果にスパークスタッフ側は納得しておらず、現在も抗議文を自社サイトに掲載し続けています。現在は、再審が行われることもなく、山崎バニラは、フリーとして活動を続けています。

山崎バニラが第1子妊娠!山崎バニラの本職、活弁士とは?

山崎バニラは、2014年11月に会社員の一般人男性と結婚したことを、自身のブログで公表しました。何と交際は大学時代から16年半にも及んでおり、結婚当時の年齢は、山崎バニラが36歳、お相手の男性は37歳でした。そして2016年5月には、第1子を妊娠中であることを公表した山崎バニラ。現在妊娠6カ月で、9月下旬に出産予定とのことです。生まれてくる赤ちゃんは、女の子だそうで、どのような声なのかドキドキしているという山崎バニラ。本職の活弁士としては、2017年1月29日に、兵庫県の滝野文化会館で行われる「山崎バニラとこども弁士の活弁大絵巻」で復帰予定としています。

山崎バニラにはさまざまな肩書きがありますが、本業は活弁士。正式には活動写真弁士といい、無声映画上映中に、その内容を、語りで表現する解説者のことです。2000年に、東京キネマ倶楽部がオープンした際、活弁士のオーディションがあり、自分の声をいかしたいという思いと、話芸への憧れからオーディションを受け、見事に合格した山崎バニラは、大正琴やピアノを使った弾き語りスタイルで解説を行うという、活弁士の新境地を開きました。

もともとは、台本の台詞量を減らしたいという思いから、弾き語りスタイルを取り入れたようですが、準備が大変なことには変わりないようです。舞台で使う曲や映像も自作しているという山崎バニラは、マルチな才能を十二分に発揮しています。
出産後もママさん活弁士として精進していきたいと、母となっても、パワフルに我が道を突き進む意思を示している山崎バニラ。もし生まれてくる子供も活弁士に興味を持ってくれれば、将来的には、山崎バニラ親子揃っての舞台が開催される日が来るかも知れませんね。

関連記事

ページ上部へ戻る