横尾俊建の経歴や出身校は?彼女はいるの?
横尾俊建の高校時代は夏の甲子園優勝の中心打者!慶応大学ではベストナイン選出!
今回は、次代を担う和製大砲として注目される期待のプロ野球選手をご紹介します。その名は、横尾俊建(よこおとしたけ)。北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)に所属し、プロのキャリアは3年を数えます。
横尾俊建の魅力は、何と言っても豪快なフルスイングから放つ打球の素晴らしさでしょう。高々と舞い上がる白球の角度を見れば、天性のスラッガーとしての素材であることは一目瞭然。やがては日ハムの中心打者として、チームを引っ張る存在になることが期待されています。
そんな横尾俊建の、これまでの経歴をご紹介しましょう。1993年5月27日生まれで東京都多摩市出身。身長177cm、体重90kg。右投げ右打ち。背番号は「58」です。
出身校は日本大学第三高校→慶応義塾大学。ポジションはサード。小学3年からリトルリーグで野球を始め、中学時代はキャッチャーも経験。高校進学後、1年の秋からレギュラーに座った横尾俊建は、2011年夏の甲子園で中心打者として優勝に貢献。特に、北條史也(現・阪神)や田村龍弘(現・千葉ロッテ)などがいる光星学院高(現・八戸学院光星高)との決勝戦では、4打数3安打3打点とその打力を存分に見せつけました。
甲子園通算打率4割6分、高校通算58本塁打の成績を引っ提げ、慶応大学入りした横尾俊建。3年の春には打率3割1分8厘を打ち、東京六大学リーグ6季ぶりの優勝に貢献しています。さらに3年と4年の秋にはベストナインに選出され、大学通算13本塁打を記録。2015年10月のドラフト会議では、日ハムから6位指名でプロ入りしました。
高校から注目されていた横尾俊建の強打には、大学時代を経て、プロでさらに迫力が加わった感があります。バッターとしての横尾俊建のスケール感そのものは申し分ありません。あとは、レギュラー奪取あるのみですね!
横尾俊建には彼女がいるのか?今は彼女よりもレギュラー獲りが最優先?
日ハムという人気球団に入団した横尾俊建。野球だけに限らず、プライベートまでも興味の的になります。中でもファンが特に気になるのは、横尾俊建に彼女がいるのかどうかということでしょう。というわけで、横尾俊建の彼女に関する情報を調べてみましたが、残念ながらネットやSNS等あらゆる情報ソースからは何の情報も得ることはできませんでした。
あえて横尾俊建本人の心中を代弁するなら、「レギュラーも確保できていないのに、彼女なんてとんでもない」ということなのでしょうか。まだ25歳だし、来シーズンのレギュラー獲りに集中したいので、彼女の話題は勘弁して欲しいというのが飾らない本音だと推察できます。横尾俊建の能力を評価している首脳陣としても、今は彼女よりも野球に集中してもらいたいでしょうしね。
もっとも、出身校が慶応大学という横尾俊建の経歴から考えて、学生時代から交際していた彼女の可能性は完全には捨て切れません。慶応ボーイの経歴は何と言っても魅力的ですからね。あるいは野球漬けの合間を縫って、コンパで息抜きしているかも知れませんしね。
とはいえ、まだ一軍の主力とは言えない状況でチャラチャラしているわけにはいかないのは、横尾俊建自身が強く自覚しているはずです。従って、まずはレギュラー定着を最優先に考えているというのがもっとも自然な見方でしょう。レギュラーで実績を積めば、必然的に彼女と出会う機会も増えていくでしょうから、今は自己鍛錬に励んで欲しいですね。
横尾俊建の愛称「おにぎり君」の名付け親は?おにぎりポーズはいつするの?
横尾俊建の愛称「おにぎり君」は入団当時の日ハムコーチが名付け親!「いかにもおにぎりが好きそうな体型」が理由だった?
横尾俊建は、ファンから「おにぎり君」という愛称で呼ばれています。おにぎり関連のCMオファーが殺到しそうな愛称ですが、「おかわり君」中村剛也(埼玉西武ライオンズ)とよく似ていますね。
なぜ横尾俊建が「おにぎり君」と呼ばれるようになったのかというと、ふっくらしている体型に加え、体重90kgあることが由来となっています。体型という点では「おかわり君」中村剛也選手と共通していますね。この愛称の名付け親は、入団当時に守備走塁を指導していた白井一幸コーチ(現・野球評論家)です。横尾俊建が「いかにもおにぎりが好きそうな体型」という理由から名付けたのだそうです。
軽いノリで定着した愛称のアピール効果は抜群で、おにぎりグッズを手にスタンドへ詰めかけるファンの姿も増えていきました。こんな愛称の選手がいれば、ファンとしても応援したくなるでしょうね。プレーする選手にとっては、分かりやすくて親しみやすい愛称がつくかどうかも重要なアピール要素なのです。
横尾俊建の「おにぎりポーズ」はホームラン後のパフォーマンス!その誕生はルーキーイヤーの練習試合だった!
横尾俊建が豪快なホームランを放った後、ベースを一周しながらおにぎりを握る仕草が日ハムの名物となっています。そう、これが横尾俊建の「おにぎりポーズ」です。ホームランの後に「おにぎりポーズ」を披露する姿はプロ入り2年目の2017年から見られるようになり、今やチームメイトのブラントン・レアードが見せる「スシポーズ」と並ぶホームラン後のパフォーマンスとして、日ハムファンにも定着してきた気配があります。
もっとも、公式戦での披露こそ2年目でしたが、横尾俊建の「おにぎりポーズ」は、すでにルーキーイヤーには誕生していたのです。2月の名護キャンプの起亜タイガース(韓国)との練習試合で、6番・指名打者でスタメン出場。特大の3ランホームランをかっ飛ばした横尾俊建はベースを一周する際、おにぎりを握るような手つきを見せ、「(三塁コーチボックスにいる)白井コーチがおにぎりのようなポーズを何度もしているので、応えないといけないとやりました」と、試合後の取材で語っています。これが「おにぎりポーズ」誕生の瞬間だったのです。
この白井一幸コーチ(当時)は、前段でも触れたように「おにぎり君」の愛称の生みの親。選手をポジティブにさせる指導を提唱し、自らも実践していることでも定評があります。つまり「おにぎり君」の愛称から「おにぎりポーズ」まで、その指導方針の一環で考案されたものだと考えられます。選手が開花するには指導者の細やかな配慮が必要だということは、イチローなどの前例がよく知られたところです。横尾俊建がスラッガーとして開花すれば、「横尾俊建を育てた名コーチ・白井一幸」として語り継がれるのでしょうね。
横尾俊建の活躍ぶりと成績!横尾俊建の登場曲は?
近年の日ハムは活発にトレードを行ったり、有望な若手が続々と芽を出したりと、メンバーの入れ替わりが激しいことで有名です。チームの顔だった大谷翔平がメジャーリーグで活躍していることも、その最たる例でしょう。そんな背景もあり、日ハム内で不動のレギュラーといえる選手は、決して多くありません。
裏を返せば、控え選手にとって絶好のチャンス到来を意味しています。今後もチーム内のレギュラーを巡る競争は激しくなることでしょう。そんな中、横尾俊建もレギュラーの座を虎視眈々と狙っています。
かつて甲子園を沸かせたスラッガーも、プロ入りしてからは、その実力に見合った成績を残しているとは言えません。右の大砲として期待された1年目は開幕一軍入りを勝ち取り、開幕戦では代打出場。しかし一軍定着への壁は厚く、シーズン通算10試合で打率1割1分8厘と、活躍には程遠い成績が残りました。また、二軍戦でも15本塁打と実力の片りんを見せながら、即戦力の期待を裏切るシーズンとなってしまいます。
そんな眠れる横尾俊建に覚醒の兆しが見え始めたのが、2年目のシーズンのこと。序盤こそファーム暮らしが続いたものの、夏場に一軍昇格すると待望のプロ初ホームランを記録。それからは弾みがついたのか、シーズン終盤のみで7本塁打の成績を残し、打順も5番や6番を任される活躍でした。さらなる飛躍が期待された今シーズンは70試合に出場し、ホームランも9本の成績。しかし、打率は昨シーズンの2割3分9厘から2割7厘にまで落ちており、打撃の粗さが見て取れます。横尾俊建の実力を考えれば、こんな成績では物足りません。来シーズンはプロ4年目、大卒で即戦力として入団した立場を考えれば、正念場に差し掛かっていると言えます。
ところで横尾俊建の登場曲は、話題のKポップグループ・防弾少年団の「FIRE」を採用しています。Youtube再生回数が2億回を突破したと評判の曲ですが、どんな曲か筆者は知りませんでした。当然ながら、なぜ横尾俊建がこの防弾少年団の曲を登場曲に使ったかも分かりません。
奇抜でブッ飛んだ映像が強烈なインパクトでしたが、その映像を見て答えが示されたような気がしました。確証は全くありませんが、横尾俊建にとって自分を奮い立たせるきっかけが欲しかったのではないでしょうか。横尾俊建は、いまだ打撃も守備も課題が山積みです。しかしそのフルスイングを見れば、欠点に目を瞑ってでも使いたくなる魅力に満ちています。横尾俊建が日ハムの「FIRE」となって活躍する日は、そう遠くないでしょう。
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