YOSHIKIが母親の死去で悲痛な思いを吐露
◆出身:千葉県
◆身長:175cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:ジャパンミュージックエージェンシー・YSKエンタテイメント
YOSHIKIの母親死去にファンから追悼のメッセージ
ロックバンドX JAPANのリーダー・YOSHIKIが、母親の死去を報告しました。
2022年5月13日、YOSHIKIはツイッターに着物姿の母親と写る子供時代の写真を投稿。「お母さんが永眠し、昨日火葬されました。まだ心の整理ができず、涙が止まらない。親不孝な息子だったけど、お母さんは、ずっとかけがえのない存在だった」と綴っています。
「切り替えて前に進まきゃいけない、必ずそうする。でも、もう1日だけ涙が枯れるまで泣かせて欲しい」と深い悲しみが伝わるツイートに、ファンは追悼の言葉を寄せるとともに、「私達はずっーと側にいます」「たくさん泣いて、お母様を想ってあげてください」と、YOSHIKIに寄り添うコメントも多く見られました。
YOSHIKIが母親の死去で一時は体調不良も
YOSHIKIは同月17日、朝の情報番組「スッキリ」への生出演をキャンセル。同日のツイッターでは楽しみにしていたファンに謝罪し、腹痛で病院を受診したことや、カウンセリングを受けたことも明かしています。
悲しみの深さから、母親との仲の良さがうかがえるYOSHIKI。2000年4月に東京の赤坂御苑で行われた春の園遊会では、当時の文部省からYOSHIKIとは別に招待された母親と並んで天皇陛下からのお声がけやインタビューを受ける様子が報じられ、YOSHIKIの嬉しそうな表情が印象的でした。
YOSHIKIが母親との絆や生い立ちを「金スマ」で告白
YOSHIKIと母親との深い絆に反響多数
YOSHIKIは2018年3月30日放送の「金スマ波瀾万丈特別放送 YOSHIKI 衝撃の半生で知った、生きる意味」で、激動の半生を語りました。
10歳の頃に父親が自ら命を絶ち、やり場のない感情を母親や周囲にぶつけていたというYOSHIKI。母親はそんなYOSHIKIにドラムを買い与え、ロックと出会うきっかけになったKISSの来日コンサートにも連れていってくれたといいます。
中学時代、校則違反だからと無理矢理バリカンで丸刈りにされたことに反発し、ケンカに明け暮れるようになっても、YOSHIKIは母親の「勉強はしなさい」という言いつけは守り、学年トップクラスの成績をキープしていたのだそう。また、高校2年でロックバンド・Xを結成し、インディーズアルバムをリリースした際の費用1000万円は、YOSHIKIの頼みを断りながらも母親が翌日に振込んでくれたものだったとも明かしました。
母親の死去から10日余りが過ぎた5月24日、「母が旅立って、俺も一瞬、引退、考えたよ」と、ツイッターで悲しみの大きさを明かしたYOSHIKI。ロックでプロになると聞き、止めながらも最終的には送り出した母親は、YOSHIKIにとって一番の理解者だったのかもしれません。
YOSHIKIが母親への想いを胸にコンサート開催を決意
YOSHIKIが母親を失った悲しみを乗り越えコンサート開催
母親を亡くしたショックで、カウンセリングを受けるほどの状態に陥ったYOSHIKI。しかし、「スッキリ」への出演をキャンセルした翌日には仕事に復帰。ダンス日本一を決める「THE DANCE DAY JAPAN」に特別審査員として生出演し、3時間にわたるバトルを見守りました。
また、16日のツイッターでは9月17日から19日までの開催としていたコンサート「YOSHIKIクラシカル with オーケストラ2022 in JAPAN」を予定通り行うと発表。悲しみを懸命に乗り越えようとしています。
気持ちの整理ができず、キャンセルも考えながら「少しずつでも、前に進もうと思う。みんな応援ありがとう」とファンに感謝を伝えたYOSHIKI。4年ぶりに開催する「YOSHIKIクラシカル」でYOSHIKIが奏でるメロディーは、多くの人の胸に響くものとなりそうです。
YOSHIKIが母親の死去後に寄せられた「愛の連鎖」に感謝
YOSHIKIは2022年5月19日放送の情報番組「ポップUP!」に生出演し、ファンの励ましが力になっていることを明かしました。
母親の死去を報告した際、「すごい数のコメントを、ポジティブなのもらって」と、救われたことを告白。さらに「みんな優しいんだなっていう。すごく励まされました。今もされてる最中なんですけど」と続け、温かいコメントが支えになっているようです。
5月24日のツイッターで引退を考えたと明かした一方、「でも、芸術家って、息を引き取るその瞬間まで、芸術家として生きるのが宿命なのかもしれない」とも綴ったYOSHIKI。辛い中でも懸命に前を向き、世界で活躍する姿を、母親も空から見守っているに違いありません。