2023年1月23日 更新
芳根京子は1997年生まれ、東京都出身の女優です。事務所はジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属。主な代表出演作は、映画「64-ロクヨン-前編 / 後編」「心が叫びたがってるんだ。」「累 -かさね-」など。そしてドラマ「べっぴんさん」「小さな巨人」「高嶺の花」など、多数の話題作品に出演しています。
そんな芳根京子が芸能界に入ったのは高校1年生の頃、友人に誘われて参加した遊助のライブでスカウトされたのがきっかけでした。一体どんな女優なのか、詳しくみていきましょう。
芳根京子の圧倒的な存在感!舞台にも多数出演中
2014年に東京と福島の2箇所で開催されたオーディションにおいて、映画「物置のピアノ」の主演として大抜擢されたことが話題になった芳根京子。この作品が、映画初出演にして初主演となりました。
その他、ドラマや映画以外にも多くの舞台作品に出演。代表作である「幕が上がる」は、2015年の5月1日から5月24日まで、Zeppブルーシアター六本木で上演されていました。芳根京子が演じたのは、演劇部の1年生である袴田葵役です。
また、2019年3月からは、紀伊國屋ホールにて上演された「母と惑星について、および自転する女たちの記録」という舞台において、三女役を演じています。ドラマや映画などの映像作品だけではなく、舞台での経験も多く積んできた芳根京子。その実力は本物だといえるでしょう。
同作は、旧パルコ劇場の最後を飾るべく書き下ろされた作品が復活したもの。「命」と、普遍的かつ複雑な色を併せ持つ「家族」そのものがテーマとなったストーリーは、否が応でも観る者に生きるとは何か?ということを考えさせる仕上がりとなっています。
悲しくも生き抜こうともがく「家族」の姿、母と娘という結びつきが生む独特の関係性。行き交う洞察・観察によって提示されるのは、どこまでも人間くさい貪欲な姿でした。
NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」でもヒロインを務めた芳根京子が、そのストーリーの中で与えられた役を演じきることで何を生んだのか。それは、彼女の今後の活躍を見ることでわかってくるかもしれません。
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芳根京子はオーディション荒らし!?
所属事務所のジャパン・ミュージックエンターテイメントが運営している芳根京子公式サイトでは、直近のドラマや映画出演情報など、芳根京子にまつわる最新情報がいち早く掲載されています。
2020年に公開予定の映画「記憶屋」では河合真希役、同じく2020年公開予定の映画「峠 最後のサムライ」ではむつ役など、すでに出演が決定している作品・役名が明かされているので、気になる方はチェックしてみてください。
業界内においては、芳根京子は実力者として広く知られているようです。各オーディションで次々と合格を勝ち取っていくことから、別名「オーディション荒らし」とも呼ばれているとか。しかし、芳根京子本人はこれを否定。一次オーディションを受けたNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」では落選しており、「べっぴんさん」でヒロインの座を射止めるまでは、何度もオーディションを受けては落選を繰り返していたのだとか。
「オーディションを受けなくても仕事ができるようになりたい」と、自ら履歴書に書いていたくらいのオーディション嫌いだという芳根京子。作品の制作サイドから出演オファーが殺到するような女優になりたいという思いからくる言葉なのかもしれません。
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ドラマ「ラスト・シンデレラ」で女優デビュー
芳根京子が女優デビューを飾ったのは、2013年4月から放送されたドラマ「ラスト・シンデレラ」。本作で主演を務めた女優・篠原涼子を憧れの人に挙げており、早速共演を実現できたことになります。
翌2014年は、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で朝ドラデビュー。同作では仲間由紀恵の娘役を演じており、デビュー間もなく次々と有名女優との共演を果たしています。それも芳根京子本人の運と実力といえるかもしれません。
2018年1月から放送されたドラマ「海月姫」では、朝ドラ放送終了後、初の主演に抜擢。同年9月公開の映画「累 -かさね-」でも土屋太鳳とのダブル主演を務め、「第42回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞しています。芳根京子自身の実力もさることながら、名だたる実力派女優たちと現場を共有できたことが成長に繋がったのかもしれません。
現在は7月16日から放送がスタートしたドラマ「TWO WEEKS」に出演中の芳根京子。三浦春馬扮する主人公・結城が容疑者とされる殺人事件を捜査する新人検事・月島楓を演じています。同作は結城の視点でストーリーが進むのとあわせ、楓が抱える暗い過去も描かれていきます。
主演の三浦春馬とは、デビュー作となったドラマ「ラスト・シンデレラ」でも共演しており、6年ぶりの共演となった今回「結城と楓は、最初は別々に動きますが、徐々に一緒のシーンも増えていくと思いますのでたくさんコミュニケーションを取らせてもらえたらなと思います」と、同作でヒロインを演じることには特別な思いもあるようです。結城と楓がどうつながっていくのか、今後の展開が楽しみですね。
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