YOUNG DAISが映画「TOKYO TRIBE」で主演大抜擢!窪塚洋介とは楽曲コラボも!

YOUNG DAIがは映画「TOKYO TRIBE」で主演大抜擢!窪塚洋介とは楽曲コラボも!

YOUNG DAISが映画「TOKYO TRIBE」で初主演!演技経験なしのラッパーが本業で魅せた!

YOUNG DAIS(ヤング・ダイス)は、北海道旭川市出身のラッパーです。ヒップホップ好きならいざ知らず、YOUNG DAISって誰?が普通だった2014年。鬼才と呼ばれる園子温監督の映画「TOKYO TRIBE」の出口海役で、YOUNG DAISは、いきなり主演に大抜擢されました。

「TOKYO TRIBE」は、1990年代のストリートカルチャーを描いた、井上三太の漫画「「TOKYO TRIBE2」の実写映画。近未来トーキョーで、チーマーの若者たちが縄張り争いをする一夜を描いた物語です。この作品は、「バトル・ラップ・ミュージカル」という、園子温監督の奇抜な発想が光る、前代未聞のジャンルでした。演技経験はなくとも、「ラップでは誰にも負けない!」と、本業のラップで勝負をかけたYOUNG DAIS。見事、YouTube動画の一般公募からオーディションを勝ち抜き、初映画出演にして、初主演の座を射止めることとなりました。

YOUNG DAIS主演映画「TOKYO TRIBE」のキャストが豪華!窪塚洋介との楽曲コラボも話題

YOUNG DAIS(ヤング・ダイス)主演映画「TOKYO TRIBE」で、一番の注目キャストは、「HK変態仮面」の傑出した役作りで名を馳せた俳優・鈴木亮平。YOUNG DAISとは敵対するメラ役を演じています。その他、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太、竹内力ら、実力アリの個性派キャストが勢ぞろい。彼らがこぞって濃過ぎるキャラを演じる中、YOUNG DAISの配役は、たった1人まともな人物でした。飲まれてしまいそうな雰囲気の中、YOUNG DAISは、「ブレれないように意識!」と心がけ、カリスマ性を感じさせるキャラクターを好演。

また、YOUNG DAISが手掛けた映画の主題歌「HOPE-TOKYO TRIBE ANTHEM」や、キャストの窪塚洋介と、役名の「ンコイ&海」でのコラボした楽曲、挿入歌「BATTLE PARK TOKYO」も話題となりました。YOUNG DAISにとって、「TOKYO TRIBE」への出演は、ラップのリリックセンスを磨く深い経験となったといいます。また、これを機に、翌年の園子温監督映画「新宿スワン」への出演も叶い、俳優としての活路を拓くこととなりました。

YOUNG DAISのプロフィール!英語が堪能なワケや本名が気になる!

YOUNG DAISのプロフィール!英語が堪能なのに学歴は高校中退!?

YOUNG DAIS(ヤング・ダイス)は、1981年10月11日生まれの北海道旭川市出身。全くの日本人ですが、主演映画「TOKYO TRIBE」の会見では、鈴木亮平と流暢な英語スピーチを披露して、外国人記者たちを驚かせています。東京外国語大学卒の鈴木亮平とは違って、地元の高校を3カ月で退学したというYOUNG DAIS。実は高校中退後の16歳から3年間、米国ニューハンプシャー州にある全寮制の高校、ニューハンプトンスクールに留学していたそうです。

もともとヒップホップ好きのYOUNG DAISは、現在も「N.C.B.B」として活動を共にする恵庭のシュウと、留学前から、共に楽曲制作を行っていました。しかし、米国留学したのは、ヒップホップの勉強目的ではなく、完全に語学習得のため。だからこそ、ニューハンプシャー州という田舎を選んだのだといいます。しかし、田舎といえども、アメリカの若者にとって、ヒップホップは生活の一部のようなものでしょう。そこには、自然と本場のヒップホップに慣れ親しめる環境がありました。

YOUNG DAISの本名はシマダダイサク!活動名の由来は何?

YOUNG DAISの本名は、「SHIMADA DAISAKU(シマダダイサク)」と本人が明かしています。YOUNG DAISという活動名は、この本名に由来するものでした。米国留学中のYOUNG DAISは、現地の学生たちから「DAI」と呼ばれていたそうです。そのため、購買部で物を買い物する時のサインを「DAI.S」と書くように。帰国後、恵庭のシュウらとヒップホップユニットを組み、北海道札幌市を中心に「DAIS」の名で活動を続けていました。

しばらくして、世の中には、「DAIS」の名で活動しているアーティストが意外に多いことに気付きます。そこで2006年頃、永遠のテーマとして掲げる「FOEVER YOUNG」のYOUNGを頭に付け、YOUNG DAISを名乗ることになったのだそうです。改名後のYOUNG DAISは、FMラジオの音楽パーソナリティに抜擢され、フリースタイルラップバトルで北海道一になり、果てはソロ活動へと、仕事の裾野が拡がりゆく幸運がもたらされました。極め付けは、主演映画「TOKYO TRIBE」。並みいる俳優陣に引けを取らない存在感で、俳優としての才能も開花させたのです。

YOUNG DAIS出演映画「TOKYO TRIBE」のラッパーらしからぬ演技力に高評価!「闇金ウシジマくん」新作出演&2年ぶりの最新曲「So Heartless」と好調!

YOUNG DAISの映画「TOKYO TRIBE」での演技は、奇才・園子温監督も、「他のラッパーとは雲泥の差で芝居が良かった。彼がいてラッキーだった」と大絶賛しています。2016年6月25日に公開された映画「日本で一番悪い奴ら」では、主演・綾野剛の相方役を演じているYOUNG DAIS。軽薄なのに、複雑な心情を持ちあわせた山辺太郎役には、確かに高い演技力を感じさせられました。

そして、この秋に2連作で公開される映画「闇金ウシジマくんPart3」「闇金ウシジマくんザ・ファイナル」にも、YOUNG DAISがキャスティングされていることが分かっています。やや、アウトロー作品に偏りがちですが、YOUNG DAISのワルの色気は実に自然。本業のラップにも見られる怪しげなダークさも、沖縄出身のラッパーには決して出せないダウナー感といえそうです。

俳優としてのYOUNG DAISが話題となると共に、本業の主軸となるN.C.B.Bの10周年記念としてリリースされたアルバム「INGOT」にも、かつてない注目が集まりした。そして、ソロ活動では、約2年ぶりとなる最新デジタルシングル「So Heartless」を7月13日にリリースすると、翌日のiTunesHIP HOPチャートの3位にランクイン。YOUNG DAISが俳優としても、ラッパーとしても、唯一無二の存在感でトップに上り詰める日は、そう遠くない気がします。

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