ズラタン・イブラヒモビッチの年俸推移や移籍歴は?自伝は名言だらけ!

ズラタン・イブラヒモビッチの年俸推移や移籍歴は?ビックマウス発言が多すぎる

ズラタン・イブラヒモビッチの移籍歴と年俸推移は?

ズラタン・イブラヒモビッチは、1981年生まれでスウェーデン出身のサッカー選手。スウェーデンのマルメからオランダの名門アヤックスに移籍すると、そこでの活躍が認められて、イタリアの名門ユヴェントスに移籍。

しかし、すぐに約2460万ユーロ(約37億円)でライバルであるインテルナツィオナーレ・ミラノに移籍し、約600万ポンド(約9億円)の年俸を手にしました。その後も名門クラブを転々としたズラタン・イブラヒモビッチは、2009年にバルセロナにて年俸約14億円、2010年にACミランにて年俸約11億円で契約。2012年にはパリ・サンジェルマンに移籍して年俸約16億円、2016年にはマンチェスター・ユナイテッドにて年俸約28億円を手にしました。

しかし、2017年4月に、右膝前十字靭帯損傷の重症を負って以降は完全復活にまで至らず、2018年3月からは、これまでに比べると大幅減となる年俸約2億円で、アメリカのロサンゼルス・ギャラクシーに所属しています。

ズラタン・イブラヒモビッチはビッグマウス?結婚した妻は?

ビッグマウスで知られていているズラタン・イブラヒモビッチ。ヨーロッパでも屈指の強さとなったパリ・サンジェルマンからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まった際には「キングのようにやって来て、レジェンドとして去ることになる」と発言してファンを沸かせました。

また、バルセロナ時代にあまりいい扱いを受けなかったジョゼップ・グアルディオラ監督に対しては「俺をありふれた選手に変えやがった」と発言。オレ様気質でキレやすい性格でも知られ、ゴールを決めると「見たか、グアルディオラのクソ野郎」と叫び、禿頭の監督を揶揄して「俺が何をしたんだ?あいつの髪の毛のことでも言ったのか?」と言い放ったこともあります。

私生活もさぞ破天荒なのではと思いきや、ズラタン・イブラヒモビッチが結婚したのは、知性的な印象の美女で11歳年上のヘレナ・セーガー。男の子と女の子、2人の子供をもうけていますが、妻がやり手実業家だということでも話題になりました。

ズラタン・イブラヒモビッチの自伝は名言だらけ!タトゥーに込められた意味とは?

ズラタン・イブラヒモビッチの自伝は名言だらけ!日本語版も出版

ズラタン・イブラヒモビッチは、自伝「I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝」を出版しています。母国スウェーデンでは、50万部を超えるベストセラーとなった本書の日本語版が出版されたのは2012年です。自伝には、「他と違っていい。自分を信じろ。俺だってなんとかなったんだから」や「良いプレーをするためには怒り狂わないといけない」「俺はあらゆるレベルで違いを生み出せる」など名言だらけ。

他にも、スラム街出身で自転車泥棒をするほど貧しい生活を送っていた少年時代や、朝方まで熱中するほどのゲームオタクであることも明らかにしています。本書を「一級の外国文学」と評価する作家の万城目学は、勝者のメンタリティが描かれている点や、常にユーモアを交えているところが素晴らしいと大絶賛しました。「アドバイスに耳を傾けるが、すべて言いなりにはならない。『聞くが、聞かない』。これが俺の哲学だ」との名言は、まさにズラタン・イブラヒモビッチにふさわしいと言えるでしょう。

ズラタン・イブラヒモビッチのタトゥーに込められた意味とは?心優しい一面も持っていた

ズラタン・イブラヒモビッチの上半身には、タトゥーが入っています。背中にど迫力の虎のタトゥーを入れたこともある一方で、すぐに消えるタトゥーを50個ほど入れた姿を見せ、注目を集めたこともありました。実は、ズラタン・イブラヒモビッチの上半身を覆ったこのタトゥーの数々には「世界中で飢餓に苦しんでいる子供たちの実際の名前」という意味が込められていました。

「本当は飢餓に苦しむ人全員の名前を入れたかった」と語ったズラタン・イブラヒモビッチは、「自分を通じて問題に目を受けてほしかった」とコメント。国連WFPのチャリティーの一環であることを明かし、その男気でファンを熱狂させました。

ズラタン・イブラヒモビッチの移籍先はアメリカ!色々な意味で注目の的に!

2018年からは、長らく活躍したヨーロッパの舞台を離れ、アメリカのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したズラタン・イブラヒモビッチ。3月に途中出場でデビューを果たすと、いきなりロングシュートでゴールを決めるという衝撃のデビューを飾りました。

しかし、5月に行われたモントリオール・インパクト戦では、足を踏まれたことに激怒し、相手選手にビンタをしてしまったため一発退場にあい、別の形で注目を浴びることに……。ビンタをした瞬間、まずいと思ったらしく、足を痛がる素振りを見せて誤魔化したズラタン・イブラヒモビッチ。

しかし、アメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)はビデオ判定を導入しているため、すぐにレッドカードが提示されました。これが多くのメディアにも取り上げられたことから、「スウェーデンの悪童は健在!」と、世界のサッカーファンの間で話題になっています。

2018年で37歳になるズラタン・イブラヒモビッチは、良い意味でも悪い意味でも変化がなく、怪我から回復した後の強烈なフィジカルやシュート力、得点力は今でも衰えをみせません。2018年6月に開催されるロシア・ワールドカップには不選出となりましたが、このまま少しでも現役を長く続けて、色々な意味でファンを楽しませてほしいものです。

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