映画「デトロイト」題材になった実在の事件とは?主演は「スター・ウォーズ」のジョン・ボイエガ

映画「デトロイト」題材になった実在の事件とは?主演は「スター・ウォーズ」のジョン・ボイエガ出典:https://miyearnzzlabo.com/archives
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映画「デトロイト」は実際に起きたアメリカ史上最大級の暴動事件が題材!あらすじネタバレ

映画「デトロイト」題材はアメリカの黒歴史ともいえる実際にあった事件!

映画「デトロイト」は、2017年のアメリカ映画。1967年に起こったアメリカ最大級の暴動事件と言われるデトロイト暴動を題材にしています。中でも焦点をあてられているのが、暴動の最中にアフリカ系の客が集まっていたホテルで起きたアルジェ・モーテル事件です。客の1人がいたずらに鳴らしたレース用のスターターピストルの空砲を聞いた白人警官や刑事たちは、自分たちに向けた狙撃だと思い、アルジェ・モーテルへ向かいます。

そして、ホテルへ向かって一斉射撃。その後、ホテル内にいた黒人の若者たちと白人少女への捜査が始まりますが、尋問は除々にエスカレートしていって……。暴行や虐待行為ばかりか、複数の死をも招く恐ろしい結末が待っていたという、アメリカの黒歴史とも言われる実際の事件の内幕が描かれています。

映画「デトロイト」で描かれるアルジェ・モーテルを襲った悲劇とは?

映画「デトロイト」の舞台となっている1967年のデトロイトでは、時間外に許可なく酒場を開くことが禁止されていました。しかし、デトロイト市警察が乗り込んだ酒場では、まさにアフリカ系退役軍人の功績を讃える式典が行われている最中で、多くの逮捕者が出ます。

それを不当な摘発だとする住民と警察の小競り合いが始まったことをきっかけに大暴動が発生しました。その暴動から2日後、パンという銃声が聞こえたことをきっかけにして、アルジェ・モーテルは白人警官らに取り囲まれ、黒人客に対する悪質な尋問がスタート。

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尋問された人の中には、実在する音楽グループ「ザ・ドラマティックス」のメンバーも含まれていました。空砲を鳴らした黒人少年は即刻射殺されてしまうなど、不当な暴力に支配されていくアルジェ・モーテル。近隣で働いていた黒人警備員がこの事態に気付くものの、自身の命すら危ぶまれる状況で止めることができません。

狂気の一夜が明けると、黒人3名が亡くなり、白人も合わせた10名近くが重傷を負う結果となっていました。事件は明るみに出たものの、罪に問われた白人警官たちは陪審員裁判により無罪となっています。

映画「デトロイト」監督はキャスリン・ビグロー監督!主役はジョン・ボイエガ!

映画「デトロイト」監督はオスカー受賞のキャスリン・ビグロー!

映画「デトロイト」の監督はキャスリン・ビグローです。2009年の映画「ハート・ロッカー」では、イラク戦争下の極限状態におかれた人間の心理を描き、女性初のアカデミー監督賞を受賞。ウサーマ・ビン・ラーディン殺害までの経緯をCIAの姿を通して描いた「ゼロ・ダーク・サーティ」もアカデミー賞作品賞にノミネートされています。

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近年もなくなることのない、白人警官による黒人の射殺事件。あるときそのニュースを見たキャスリン・ビグロー監督は、自身の若い頃にも同様の事件があったことを思い出し、映画「デトロイト」の制作を決意したと言います。撮影にあたっては、「この作品はフィクションのエンターテイメントなので、過去の出来事に敬意を払わないといけない」と語ったキャスリン・ビグロー監督。

白人警官から暴行を受けた「ザ・ドラマティックス」のラリー・リードなど、実在する事件当事者に話を聞いたそうです。観客に向けては、決して逃げ場のない臨場感を味わってほしいとコメントしています。

映画「デトロイト」で主演を務めたのは「スター・ウォーズ」のジョン・ボイエガ!狂気のウィル・ポールターが怖い

映画「デトロイト」で事件を目撃することになる黒人警備員役メルヴィン・ディスミュークスを演じるのは、ジョン・ボイエガです。2011年に「アタック・ザ・ブロック」で映画デビューを飾ると、2015年、映画「スター・ウォーズ」の新シリーズ「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で主要キャラとなるフィン役に抜擢されて一躍スターとなりました。

2017年公開の映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」にも出演しているほか、2018年には「パシフィック・リム」の続編となる「パシフィック・リム:アップライジング」への出演も決まっている今まさに旬の俳優。コミカルな演技も得意ですが、映画「デトロイト」ではシリアスな演技を披露しています。

事件で狂気に走る人種差別主義の白人警官役を演じているのは、映画「メイズ・ランナー」のウィル・ポールターです。虐待するシーンが続いたときには、精神的な苦痛に耐えられず泣き崩れる場面もあったとか。本作で演技力がさらに認められたことは間違いなく、今後が有望な若手俳優と言えるでしょう。

映画「デトロイト」の日本公開は来2018年1月!アカデミー賞受賞の可能性は?

映画「デトロイト」の日本公開日は2018年1月です。一方、本国アメリカでは2017年7月から公開となっているため、2018年3月4日にカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドのドルビー・シアターで開催される第90回アカデミー賞の対象作品となっています。

映画「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督作品というだけでも話題性十分だった映画「デトロイト」。さらに、実際にアメリカで起こった驚愕の事件の裏側を題材にした社会派映画ということも加わり、かなり早い段階からアカデミー賞有力候補に挙げられていました。

とはいえ、公開直後から動員が伸びず、全米3007館に規模を拡大して上映された8月の週末興行収入ランキングでは8位と、予想を下回る興行収入となってしまったのも事実。しかし、映画「デトロイト」の場合、一般観客より、批評家からの評価が高いのか、現在アカデミー賞ノミネートは間違いなしといった状況です。

臨場感とリアリティのある描写で悲劇を事実に忠実に再現していることから、ライバルとみられる「ダンケルク」や「スリー・ビルボード」に興行収入では負けても、アカデミー賞の獲得には期待が持てる展開となっています。アメリカでの高評価を受けて注目を集めている日本では、オスカー獲得に勢いをつけるヒットを期待したいものです。

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