市毛良枝はお嫁さんにしたい女優NO.1だった!夫・小川敏夫との離婚理由は?

市毛良枝はお嫁さんにしたい女優NO.1だった!夫・小川敏夫との離婚理由は?

市毛良枝は80年代「お嫁さんにしたい女優」「理想の花嫁」のNO.1だった!

市毛良枝は、ベテラン女優ですが、現在は、登山家としても活動しています。1977年に出演した嫁姑関係を描いたドラマシリーズ「小さくとも命の花は」(平岩弓枝原作)で新妻役を演じ、人気を博します。新妻役が大好評なあまり、当時の市毛良枝は、「お嫁さんにしたい女優No.1」「理想の花嫁No.1」と、おおいにもてはやされたものです。

ドラマで演じた初々しい奥さんのイメージと、市毛良枝の清楚で賢そうな見た目が、世の男性のみならず、女性をも魅了したことで、一躍時の人となりました。ちなみに、元祖の「お嫁さんにしたい女優」といえば、竹下景子です。これらの女優に共通していることは、美しさだけでなく、聡明さが感じられる点です。また、結婚相手が、各界の大物であることも共通点かもしれません。やはり、「お嫁さんにしたい女優」だけあって、大物でさえ放っておくことができないくらい、魅力のある女性ということなのでしょう。

市毛良枝が前夫・小川敏夫と離婚した理由とは?

市毛良枝の心を射止めたのは、小川敏夫でした。小川敏夫は、その当時は検事を務めていて、後に参議院議員に選出されることになる人物です。「お嫁さんにしたい女優No.1」市毛良枝の結婚報道には、当時の男性が世を嘆いてしまうほどのインパクトがありました。しかし、ほどなくして市毛良枝と小川敏夫は離婚してしまいます。

市毛良枝は、離婚理由を正式に発表していませんが、ファンやメディアの間では、小川敏夫のDVが原因なのではいか?と言われています。しかし、小川敏夫サイドは、「事実ではない」として、報道をした週刊誌を訴えているので、真相は明かではありません。

当時はそのDV疑惑のため、市毛良枝を芸能記者が昼夜を問わず取り囲み、質問攻めとなった上、世間からも大バッシングを受けました。今まで「お嫁さんにしたい女優No.1」として絶賛していた報道陣たちが、一変してたたき始める事態に、市毛良枝は相当傷ついたようです。

市毛良枝の学歴やプロフィール!現在は登山家が本業?

市毛良枝をもっと知りたい!学歴やプロフィールを紹介します!

市毛良枝は、1950年生まれで、静岡県伊豆市出身です。市毛良枝の父親は、耳鼻科医でクリスチャンでした。母親は非常に明るい性格で、年の離れた兄が2人いる家族の末っ子の長女として誕生した市毛良枝。小学校時代は体が弱く、よく熱を出しては学校を休んでいたといいます。

しかし、苦手な音楽と体育以外の教科は、すべて「5」の成績を取っていたという秀才でした。そんな市毛良枝が通っていた中学・高校は、立教女学院で、いわずと知れたお嬢様学校です。市毛良枝は、松任谷由実の姉と同じクラスだったそうで、当時を振り返った松任谷由実は、立教女学院在学当時から市毛良枝は目立つ存在だったと語っています。

立教女学院卒業後、市毛良枝は、文学座や俳優小劇場の養成所に入り、本格的に女優として学び始めました。6年間女学校生活を送ったため、養成所に入りたての頃は、男性との接し方が分からず、苦労したといいます。

市毛良枝がデビューを飾ったのは、1971年にTBS系で放送された「冬の華」でした。その後も、嫁姑シリーズをはじめ、順調に出演作を増やしていき、ベテラン女優としての地位を築いています。

市毛良枝の現在は本職の登山家だった?登山家になったきっかけは?

市毛良枝は、現在、女優活動と並行して、登山家として、日本トレッキング協会の理事を務めるなどの活動も行っています。市毛良枝が登山に臨んだのは、40歳の時でした。父親が体調を崩し、看病するために実家に通っていた際、担当の医師がたまたま登山好きで、よく登山の話を聞かされていたそうです。

父親は看病の末に亡くなってしまいますが、社交辞令で、「今度登山に誘ってください」と医師にあいさつしたところ、本当に誘われたのが始まりでした。実際に山へ登ってみると非常に楽しく、本格的に登山家としての道を歩むことを決めたそうです。

1993年に、キリマンジャロへ登頂を果たし、1999年には、「山なんて嫌いだった」というエッセイも出版している市毛良枝。登山を通じて、環境問題にも関心を持つようになった現在は、環境庁の環境カウンセラーにも選出されています。

市毛良枝の心の強さの秘密は登山にあった!

市毛良枝は、健康・介護サイト「ドクター・ヨミー」で紹介されている記事によると、現在は、98歳になる母親を介護しているようです。一時は施設に入っていましたが、笑顔が消えてゆき、体重も減っていく母親の様子を見て、自宅での介護を決意した市毛良枝。

母親の大好きな海外旅行にも一緒に行くそうで、88歳の時には南極に行き、98歳となった今年は、アメリカのオレゴン州に出かけたといいます。介護が必要な高齢の母親を海外へ連れ出そうなどとは、普通の人であればなかなか思い至れないものです。

しかし、市毛良枝の心を支え、積極的にさせたのは、他でもない「登山」でした。理想の花嫁として人気が上昇しても、好きなはずの俳優の仕事をしていても、俳優業が自分の居場所と思えずに思い悩んでいた市毛良枝。しかし、登山は違いました。仲間と協力し合いながら山を登っているとき、歩き方を褒められたそうです。

その時、市毛良枝の心の中に、初めて自分を肯定する気持ちが芽生えました。登山を続けるうちに、精神的にも強くなり、今まで以上に快活に過ごせるようになったといいます。俳優業を続けようと思えたのも、山のおかげだそうです。そんな心身共に充実したときを過ごしている市毛良枝だからこそ演じられる役もあることでしょう。

今後、どのような役柄で魅せてくれるのか、円熟期に入った女優・市毛良枝の活躍にはますます期待が高まります。

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