森見登美彦おすすめ小説「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」あらすじネタバレ

森見登美彦おすすめ小説「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」あらすじネタバレ出典:http://www.mishimaga.com

森見登美彦おすすめ小説「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」あらすじネタバレ

森見登美彦おすすめ小説「太陽の塔」あらすじネタバレ!“水尾さん研究”レポートとは?

森見登美彦(もりみとみひこ)の小説作品は、独特の言い回しや文章に定評があり、根強い人気を誇ります。中でもおすすめの森見登美彦の小説は、「太陽の塔」です。主人公の”私”は、冴えない大学生活を送ってきた大学生。三回生の時にできた”水尾さん”という彼女に振られた私は、巨大な妄想力を武器に、まるでストーカーのように、”水尾さん研究”と題する観察を開始。クリスマスの嵐が吹き荒れる京都の街を全力疾走する物語です。

京都の街で、ライバル遠藤と不毛な戦いを行いながら、男臭い友人たちと共に繰り広げられる妄想と日常が入り組んだユーモラスな騒動を、森見登美彦節で彩っています。森見登美彦が京都大学院生だった頃に書いた小説「太陽の塔」は、森見登美彦のデビュー作であり、日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品です。

森見登美彦人気小説「夜は短し歩けよ乙女」あらすじネタバレ!“黒髪の乙女”を追って夜の先斗町へ!

森見登美彦人気小説「夜は短し歩けよ乙女」は、森見登美彦作品の中でも人気の高い作品で、山本周五郎賞を受賞しています。「黒髪の乙女」である”後輩”に恋する”先輩”が、夜の先斗町や、下鴨神社の古本市、大学の学園祭などで、彼女の姿を追って奮闘します。

しかし、そんな先輩の苦労には気付かず、京都の街を自由奔放に練り歩く後輩。“先輩”と“後輩”という語り部が、交互に切り替わる形で物語が進む「夜は短し歩けよ乙女」は、先輩が道中で出会う、個性豊かで愉快な曲者たちとの交流や、珍事件が繰り広げられていく物語です。登場人物の関係も巧みにリンクしており、一見バラバラに思えたエピソードは、次第にパズルのように組み合わさっていきます。最終的に、絵巻物のように綺麗にまとまっていく展開は圧巻です。

スポンサーリンク

森見登美彦小説作品の名言集!結婚やプロフィールは?

森見登美彦小説作品の名言集!ヒロインに対するチャーミングな表現にも注目!

森見登美彦小説作品は、独特の言い回しを得意としているため、名言の宝庫となっています。例えば、「我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である」(四畳半神話大系)と、視点を鮮やかに逆転させてみせる森見登美彦。「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ」(太陽の塔)の名言では、何が正しいのかが不確実な世の中において、自身を信じると言い切っています。

「自分よ自分よ、なにゆえ不毛に御活躍?」(夜は短し歩けよ乙女)は、主人公の”私”が、必死に彼女を追いかけ続けているのに空回りし続ける状況を嘆いての台詞です。ここでは、なんとも空しい状況を、ユーモラスに表現することに成功している森見登美彦。また“むんと胸をはって”“愛にみちたおともだちパンチをふるい”といった、ヒロインの行動に対するチャーミングな表現の仕方も、森見登美彦作品では大事な要素のひとつです。

森見登美彦の結婚やプロフィールは?出会いから結婚への経緯を物語風にブログで報告!

森見登美彦は、1979年1月6日生まれの37歳。森見登美彦というペンネームは、本名の「森見」に、出身地である奈良県生駒市に縁のある日本神話の登場人物・登美の長髄彦(ながすねひこ)を合わせたものです。2003年に「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビューを果たした森見登美彦は、2009年1月6日に、自身のブログで結婚したことを発表しています。

スポンサーリンク

日記のタイトルを「登美彦氏、かぐや姫を迎える。」とし、2人の出会いから、結婚への経緯を、「かぐや姫」の物語を模す形で掲載。最終的に、「森見登美彦氏は、二○○九年一月六日(生誕三十周年記念祭日)をもって独身貴族の地位を引責辞任し、ひよこ豆のように小さな嫁を迎え、ひよこ豆のように小さな家庭を作ることになった」と、結婚を報告する形をとりました。家庭を“ひよこ豆”に例え、自身の結婚のことまで物語風に語ってしまうとは、何とも森見登美彦らしい報告の仕方だといえます。

森見登美彦新作1年ぶりの新作は「夜行」あらすじネタバレ!京都を小説の舞台に選ぶ理由とは?

森見登美彦の1年半ぶりとなる新作「夜行」は、作家生活10年目の集大成として発売され、これまでの代表作を超える名作だと高い評価を受けています。「夜行」は、怪談と青春とファンタジーが組み合わさったどこか不思議な物語。主人公の“わたし”をふくむ仲間5人は、鞍馬の火祭りを訪れた際に姿を消した長谷川さんにもう一度会いたいという想いを抱きながら、十年ぶりに鞍馬に集まります。

“わたし”は、京都へ着いた後、長谷川さんにそっくりの女性を見つけ、彼女を追って画廊へ入り、「夜行」という不思議な作品と出会いました。そして、夜更けに5人それぞれが語りだした、旅先での不思議な体験。なんと5人は、全員、旅先で、岸田道生という画家が謎の女性を描いた「夜行」という連作絵画と出会っていました。果たして、「夜行」とは何なのか?失踪した長谷川さんとの繋がりは……というお話です。

森見登美彦の書く小説は、物事の形容の仕方が珍妙で、回りくどく、それがまた癖になる面白さに繋がり、読者を魅了してきました。作品を書く際に、京都を舞台にすることが多いことに対して、「京都だと読者にファンタジーを受け入れてもらいやすいからです。

また、自分が日常的にうろうろしているので、妄想をふくらませやすいということもあります」とインタビューで答えている森見登美彦。世の中には、京都を舞台とした小説は沢山あります。しかし、愛嬌も癖もある登場人物と、奇想天外な珍事を盛り込み、森見登美彦独自の言い回しで彩ることで、唯一無二の森見登美彦ワールドが生まれるのでしょう。

しかし、今回の新作「夜行」は、お馴染みの京都が舞台とはいえ、これまでの愉快な森見登美彦作品とは一味違う、ミステリアスな雰囲気のファンタジー作品になっています。新たな森見登美彦の魅力に出会える1冊となることは間違いありません。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る