つくしあきひとの欠席隠しイラストがスゴイ!「おとぎ銃士赤ずきん」など他名義の作品は?

つくしあきひとの欠席隠しイラストがスゴイ!「おとぎ銃士赤ずきん」など他名義の作品は?

つくしあきひとの欠席隠しイラストがスゴすぎて話題に!

WEBコミックガンマで連載中の、「メイドインアビス」がアニメ化を果たすなど人気を集めている漫画家のつくしあきひと。その、つくしあきひとがツイッターで、欠席隠しイラストを公開するたびにスゴいと話題になっています。

欠席隠しイラストとは、結婚式の招待状の出欠ハガキの「ご出席・ご欠席」の箇所の「出席」以外の文字を、緻密なイラストを描きこむことによって隠したもの。つくしあきひとが、2010年に欠席隠しイラストを披露して以降、多くの人が挑戦するようになりました。

しかし、今までに数点公開されているつくしあきひとの欠席隠しイラストは、横書き・縦書き・英字対応とどれもが別格の出来栄え。職人技というべきこんな素敵なデザインの出欠ハガキが返ってきたら、招待した新郎新婦もさぞ嬉しいことでしょう。

つくしあきひと「おとぎ銃士赤ずきん」など他名義の作品は?

イラストレーターになることを志していたつくしあきひとは、高校卒業後に東京デザイン専門学校イラストレーション科に進学。2000年にコナミに入社し、10年ほどイラストレーター&デザイナーとして勤務していたという経歴を持っています。その最中、2005年には、本名の“鈴木茂也”名義でゲーム「OZ-オズ‐」のモンスターデザインを、“とくさ一味”名義でアニメ「おとぎ銃士赤ずきん」のキャラクター原案を担当。

2006年には、“土筆章人”名義で「Elebits(エレビッツ)」というゲームのイラストを担当しました。ちょうどその頃に、友人のサークルの売り子として参加したことがきっかけで興味を持ち始めたのが同人活動です。そのため、コナミ退職を機に漫画を描き始め、1年半かけて初の同人誌「スターストリングスより」をつくしあきひと名義で完成させました。

ちなみに、pixivやニコニコ動画には“つくし”名義で投稿を行っているつくしあきひと。コミケなどの同人誌即売会には“ドアビートル”というサークル名で参加することが多いようです。

つくしあきひとの顔は田亀源五郎似!スプラトゥーンのイラストが削除されていた

つくしあきひとの顔は田亀源五郎に似ている?

代表作「メイドインアビス」には、可愛い系のイラストながら、幼い子供に対する可虐的なシーンや裸、グロテスクな描写も多々登場するため、作者つくしあきひとの趣味嗜好(性癖)を疑う読者も少なくないようです。そんなつくしあきひとの顔は、メガネの奥の優しそうな目元が印象的。

つくし卿の呼び名で親しまれているつくしあきひとのご尊顔が公開された日には、「こんなに穏やかそうな人が、あんな残虐なシーンを!?」と驚きの声が多く寄せられました。ふっくらとして肌つやも良く、白髪交じりの髭をたっぷりとたくわえているつくしあきひとの顔は、アニメ界の巨匠・宮崎駿や漫画家の田亀源五郎の顔に似ているという意見もあるようです。

つくしあきひとのスプラトゥーンのイラストが削除されていた

ゲームが趣味であるつくしあきひとは、任天堂が提供していたSNS「Miiverse(ミーバース)」(2017年11月にサービス終了)で、ゲーム「スプラトゥーン」のイラストを披露していました。「スプラトゥーン」のプレイヤーは見た目のかわいいイカ人間。イカスミを飛ばして、地面に塗った面積の広さを競い合うというゲームです。

「イカにおへそってあるの?」「かちポーズ カワイイカ」などとコメントを添えて、幼児風のスプラトゥーンのキャラクターがへそ出ししている可愛いイラストを公開していました。しかし、「ボーイのわきがよい」というコメントを添えた、少年の腋を称賛するイラストは、運営から削除されるという処置を受けてしまいました。

「第二次性徴期の子供(の裸)が大好き」と公言しているつくしあきひとにとっては、自身の趣味嗜好を表現しただけのイラストだったのでしょう。しかし、小学生の子供もオンラインで一緒にプレイするような人気ゲームに関するイラストとしては不適切だと判断されたのかもしれません。

つくしあきひとの「メイドインアビス」がマンガ大賞2018にノミネート!

つくしあきひとの漫画「メイドインアビス」が、マンガ大賞2018にノミネートされて話題となっています。書店関係者など漫画好きな100人が選考員となって、“誰かに薦めたいイチオシのフレッシュな漫画”を毎年選出している「マンガ大賞」。

2018年版にノミネートされたのは、「メイドインアビス」の他、大童澄瞳「映像研には手を出すな!」や、九井諒子「ダンジョン飯」など全12作品です。2011年の「スターストリングスより」がきっかけで竹書房からWEB漫画の連載を打診されたつくしあきひとは、仕掛け絵本として同人誌にしようとしていた「メイドインアビス」で2013年に漫画家デビュー。単行本2巻が出た頃には、打ち切りの危機に瀕したこともあったと言います。

しかし、「子連れ狼」などで知られる漫画家・小池一夫のキャラクター作りのセオリーを学んだことで、キャラクター重視の作品へと方向を転換。その結果、オーゼンやマルルク、ナナチといった個性豊かなキャラクターが次々と誕生することに。特にナナチは一番人気ともいえるほどのキャラクターへと変貌を遂げ、「メイドインアビス」の人気に火を付けました。

さらに、打ち切りの危機を乗り越えて発売された単行本3巻がアニメプロデューサーの目に留まったことでアニメ化も決定し、「メイドインアビス」の知名度と人気は急上昇!とうとうマンガ大賞にノミネートされるほどの作品へと成長しました。

つくしあきひとは、ファンタジー世界の描写にも説得力を持たせたいと、バンジージャンプを体験したり、台所でイカを捌いて内臓の色を確認したりと、試行錯誤しながらも楽しみながら日々執筆しているそうです。つくしあきひとの意欲作「メイドインアビス」が、マンガ大賞2018で大賞受賞作品に輝けるか、授賞式が行われるその日を楽しみに待ちたいと思います。

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