鈴木修会長(スズキ自動車)のユーモア溢れる名言・語録集!年齢、経歴は?

鈴木修会長(スズキ自動車)のユーモア溢れる名言・語録集!年齢、経歴は?出典:http://gendai.ismedia.jp

鈴木修会長(スズキ自動車)のユーモア溢れる名言・語録集!年齢、経歴は?

鈴木修会長は、有言実行の好々爺として経済誌でも大人気

鈴木修会長(スズキ自動車)は、今なおかくしゃくとしていて、全体に丸みを帯びた体格に白くて太い八の字眉を蓄えた、人懐こい風貌。当意即妙、座談の名手である鈴木修会長は、経済雑誌などで何度もインタビューが組まれ、多くの名言を残しています。トヨタやニッサン、ホンダなどの乗用車メーカーに比べると、知名度や格が低く見られていたスズキの軽自動車を海外進出させるにあたって、「自動車メーカーのない国に行けば一位になれる」と叱咤激励。他のメーカーが欧米を目指す中、スズキはインドを手始めに、アジア各国でシェアを獲大していきます。

徹底した現場主義、現実主義者で知られる鈴木修会長は、「現場の班長と一緒に、1万円のコストを浮かした苦労話を聞く。そうしたら、無駄遣いなんてとてもできない」との語録通り、徹底的にコストカット。日々、無駄を省いてコスト管理を徹底しながらも、「かつては十年ひと昔といったが、今は一年ひと昔。十年先のことを考えるなんて昔で言えば百年先を考えるようなもの。会社のあるべき姿を描くと、現実から大きくかい離する。最小限、何を今なすべきかを考えていくことだ」と、明確なビジョンを掲げ、その経営がぶれることはありませんでした。

鈴木修会長(スズキ自動車)は、良くも悪しくも昭和のカリスマ経営者

鈴木修会長(スズキ自動車)のようなタイプの経営者は、内部統制やコンプライアンスなど、規制でがちがちに固められた現代の企業では、もう現れることはないでしょう。唯我独尊、しかし、そのカリスマ的魅力と独自の企業哲学で、たった独り、たった一代で、企業を成功に導いた経営者は、戦後からバブル期前まで、そうめずらしい存在ではありませんでした。その最後の経営者ともいうべき人物が、軽自動車メーカーの雄、スズキの代表取締役会長兼最高経営責任者、鈴木修会長です。

もっとも、つい最近、一連の燃費試験不正問題で、最高経営責任者職は返上してしまいましたが……。鈴木修会長は、1930年生まれで、御年86歳。中央大学を出て、愛知銀行に勤めていましたが、1958年、スズキの2代目社長、鈴木俊三の娘婿となると、1963年、早くも取締役に就任。1978年、社長就任時点で1700億円であった売上高を、2007年3月期には3兆1636億円になるまで会社を成長させ、スズキを世界的自動車メーカーに育てました。

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鈴木修会長(スズキ自動車)後継者指名の問題点!息子・鈴木俊宏とは?

鈴木修会長(スズキ自動車)はなぜ後継者づくりに遅れをとったか?

鈴木修会長のようなカリスマ経営者が、長く企業に君臨すればするほど、その後継者問題は難しく、それどころか、たちどころに企業の存続に関わる場合もあります。社長時代の鈴木修は、決して世襲をよしとは考えておらず、次のスズキを担うべき人材に早くから目をつけていました。ところがその役員は、2007年、わずか52歳で膵臓がんのため急逝してしまったことから、鈴木修会長の目論見が外れ、経営陣の若返りに遅れをとってしまったのです。

鈴木修会長(スズキ自動車)が委ねたフォルクスワーゲンとの提携解消交渉で躓いた、長男鈴木俊宏

鈴木修会長(スズキ自動車)は、結局、長男の鈴木俊宏を後継者に決めます。2011年には、副社長に、息子含めた4人を昇格させ、年長の役員たちが息子ら若い後継者陣を支える集団指導体制に移行。フォルクスワーゲンとの提携解消交渉を、長男である鈴木俊宏に委ねたものの、ままならず、結局、鈴木修会長自身が交渉の前面に出るしかありませんでした。

同時に、国内では、スズキ、ダイハツの熾烈な軽自動車のシェア競争が予断を許さず、また、三菱自動車の燃費データ不正問題により、三菱自動車が電撃的に日産配下へ入るというような、一寸先は闇の自動車業界の再編から、片時も気を抜けない状況となっていました。鈴木修会長の息子・鈴木俊宏は、昨年、代表取締役社長に就いたものの、その実権は、まだ代表取締役会長である鈴木修にあります。長男の鈴木俊宏が、無能な経営者というわけでは決してありませんが、父であり、偉大なカリスマ経営者を超えることは、並大抵のことではないようです。

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鈴木修会長(スズキ自動車)が辞めるに辞められない後継者問題

鈴木修会長(スズキ自動車)は、数々の経営危機を乗り越え、スズキを一流メーカーに育ててきました。しかし、これまでの全業績を一掃してしまうような問題が、株主総会前に勃発します。三菱自動車に端を発した燃費データ不正問題は、スズキにも波及しました。スズキの場合は、データ自体のねつ造ではなく、その燃費データを検証する検査方法が、国が定める方法と異なった方法で行われていたという問題です。

その結果、鈴木修会長は、ついに最高経営責任者の職を辞任せざるを得ませんでした。スズキの代表として、鈴木修会長はさっそく記者会見を開き、決められた測定方法を順守しなかったことについて陳謝しました。不正の原因はこうです。自社のテストコースは、海べりで、風の影響を受けやすく、実測が難しくてデータにばらつきが出るため、データとしての精度に乏しくなってしまいます。

そこで、スズキ自動車は、データを、実測値ではなく、タイヤやブレーキなど個別の測定値を積み上げて算出しました。鈴木修会長は「悪意で燃費をよくしようとするのは問題だが、善意でやったということであれば、人情的に考えなくちゃいかんだろうと思っています」とインタビューに答えたのに対して、「では、なぜ謝罪するのか」と記者に問いつめられると、「結果として、国の決められたルールに従わなかったということに対して、企業としてお詫びを申しあげています」と、改めて謝罪しています。

これら一連の問題に関しては、マスコミがもっと取り上げるべき問題ですが、あまり問題になっていないのは、自動車業界全体の大きな圧力が、マスコミにかかっているからでしょう。大きな企業になればなるほど、それがたとえ、国の方針や規制であっても、問題が起きない限り、自分たちに都合の良いよう解釈してしまうのは、日本企業独自の悪習といえます。鈴木修会長という企業の顔を失うときがそう遠くないスズキは、これからが正念場といえそうです。

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