諸見里大介、滑舌の悪さはわざとじゃない!トゥレット症候群とは?

諸見里大介、滑舌の悪さはわざとじゃない!トゥレット症候群とは?

諸見里大介、「滑舌悪い芸人」でブレイク!

諸見里大介といえば、非常に滑舌が悪いことで知られています。吉本新喜劇にも出演しているため、大阪ではある程度の知名度がありましたが、全国的に大ブレイクしたのは、「アメトーーク」の「滑舌悪い芸人」登場回。他の滑舌悪いメンバーは、ロンドンブーツ1号2号の亮、ロッチのコカドケンタロウ、野性爆弾のロッシーらでしたが、彼らを抑えて強烈なインパクトを残し、「諸見里師匠」とまで崇め奉れる「アメトーーク」の大スターが生まれたのです。

余談ですが、この回には、女子高生の制服盗難を重ねて逮捕された、キングオブコメディ高橋も出演していましたので、地上波的には御蔵入りとなってしまうのかもしれません。

諸見里大介、滑舌の悪さはわざとなのか?彼が抱えるトゥレット症候群との関係は?

諸見里大介の滑舌の悪さは異次元のものです。特にさ行が全て「しゃししゅしぇしょ」になってしまうので、さ行が続く言葉の場合、本当に何と言っているのか分かりません。
諸見里大介はなぜそこまで滑舌が悪いのでしょうか?その原因の一つとして関連付けられているのが、彼が患っていた「トゥレット症候群」という病気です。

トゥレット症候群とは、「チック症候群」という突発的に体の一部が速く動いたりする症状が慢性化してしまう発達障害の一つ。まばたきや顔をしかめるという動きを繰り返したり、首を振る、腕や肩を振り回す、自分の体を触ったり叩いたりする体のチックと、咳払いや短い叫び声などを繰り返す音声チックが症状として現れます。

しかし、諸見里大介の場合、トゥレット症候群の症状と、滑舌の悪さはあまり関係ないように感じられます。どちらかというと、あごがしゃくれて発声時に空気が漏れていることで、サ行が上手く発声できていないのが原因でしょう。
諸見里大介が組んでいたお笑いコンビ「ハム」のネタは、諸見里大介の滑舌の悪さを前提にしたものでしたから、面白くするためにあえて滑舌の悪さを強調している面もあるのではと考える向きもあります。

諸見里大介が結婚した嫁は美人?身長、体重、性格は?

諸見里大介が結婚!美人嫁との馴れ初めは?

諸見里大介は2014年に、一般女性の由香里さんと結婚しました。由香里さんとの出会いは、結婚から遡ること5年。NSC(吉本総合芸能学院)の同期芸人から、ラーメン店の同僚店員だった由香里さんを紹介され、諸見里大介が一目惚れ。間もなく交際がスタートしたそうです。

若手芸人3人で暮らしていた諸見里大介が「クーラーがなくてしゅごい暑い」と話したところ、彼女から「一緒に住まない?」と誘われたことから同棲開始。そこからトントン拍子に結婚へいたった諸見里大介。

結婚の承諾を得るために、北海道に住む嫁の実家に挨拶に向かった諸見里大介は、滑舌の悪さから挨拶を失敗しないように対策を練りました。例えば「娘さん」が「むしゅめしゃん」になってしまうので、「彼女」と言い換えるなど、なるべく「さ行」を使わずに挨拶できるようにしたとのこと。そのあたりの苦労を聞くと、滑舌の悪さは、あながちわざとではないのかも知れませんね。

諸見里大介は挨拶の時、彼女の両親に「つまらないものですが」と差し出した紙袋の中に、「うまい棒」を一本だけ入れておいたそうです。それを見た両親が大爆笑し、そこからすっかり気に入られたとか。真面目な親御さんならブチ切れてもおかしくない話。気さくなご両親でよかったですね。

諸見里大介の身長、体重、性格は?

諸見里大介は滑舌の悪さだけでなく、その大きな体格でも非常に目立ちます。身長は186cm。芸人の中では相当高いほうで、元Vリーグの選手だった、ニューロマンスのおにぎりの193cmはともかくとして、188cmの小籔千豊、187cmのアンガールズ田中に次いで、トップクラスの高身長です。

体重は、吉本興業の公式プロフィールでは80kgの諸見里大介ですが、Wikipedeia等を見ると100kgになっています。たしかにコンビを組んでいた時のプロフィール写真では顔がスッとしていますが、最近は、顔も丸くなり体格がかなり良くなっている諸見里大介。芸人は売れる前は食えない、というのが定説ですから、ある程度仕事が増えて収入が良くなったことや、結婚した嫁の作る食事がおいしくて食べ過ぎてしまうなどで、ずいぶん太ってしまったのでしょう。

諸見里大介は高校卒業後、琉球大学に進学するも中退。父の反対を押し切ってお笑い芸人を目指したため、親の援助は頼れませんでした。そのため、NSCの入学金を捻出すべく富山県で季節労働者として働いて200万円を稼ぎ、ようやくNSCに入学したそうです。その経緯を聞くと、諸見里大介の性格は、自分の目指す将来のためには苦労も厭わない努力家、といえるのではないでしょうか。

諸見里大介がコンビ解散した理由は思いやり?

諸見里大介が相方の川見直通と組んでいたお笑いコンビ「ハム」。2人は、2011年2月にコンビを解散しています。当時、諸見里大介の相方の川見は、解散について「晴天の霹靂でまだ受け止められない」と、諸見里大介から一方的に突きつけられた解散に納得していないことをブログで明らかにしていました。ハムが解散した2011年2月28日というのは、ちょうど諸見里大介が「アメトーーク」の滑舌悪い芸人で、全国的にブレイクを果たした直後であっただけに、諸見里大介が相方を捨てたのではないか?調子に乗っているのでは?とも言われたそうです。

しかし、「実際には2010年の年末には解散が決まっていた。最近は滑舌の悪さを絡めたネタばかりで、このまま続けるのは相方に申し訳ない。ネタが書ける川見は別の相方と組んだほうが自由な発想でネタが書ける」というのが解散の真相、と諸見里大介は明らかにしています。

お笑いコンビで個性が強い相方を持つと、もう一方は「じゃない方芸人」として個性が薄いとくくられがちです。最近で言うと「ハーフ芸人」で顔が売れたマテンロウのアントニーやデニスの植野らの相方の名前と顔は、すぐには思い浮かびません。ただ、オードリーの若林はもともと「春日じゃない方」でしたし、ピースの又吉は「綾部じゃない方」でした。個性が薄いと言われていた「じゃない方芸人」が別の個性を発揮して相方を追い越すぐらいの知名度を得る、ということも最近では見られます。そう考えれば「ハム」もネタを書いていたのは川見だったわけですし、もう少し粘っていれば違う展開があったかも知れません。

その元相方の川見は現在、大阪で「ひふみ民藝店」というお店を経営しています。お店のHPを覗くと、各地の工房や工芸作家が作成した雑貨を沢山扱っているのが分かります。川見はもともと雑貨が好きだったそうで、そのセンスが生かされているちょっと良い感じのお店です。

諸見里大介は、前田敦子主演のTBSドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』に出演します。人気バンド黒猫チェルシーのボーカル、渡辺大知が前田敦子の彼氏役を演じ、「深夜の昼ドラ」として、ドロドロとした恋愛エンターテイメントを目指すというこのドラマ。滑舌が悪い諸見里大介にどのような役が与えられるのかも見所の1つではないでしょうか。

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