古賀紗理那の経歴を紹介!母親の影響でバレーボールの道へ
◆出身:佐賀県
◆身長・体重:180cm・66kg
◆血液型:B型
◆出身高校:熊本信愛女学院高校
◆所属:NECレッドロケッツ
古賀紗理那は攻守に優れた日本を代表する女子バレーボール選手!
日本女子バレーボール界のエース・古賀紗理那(こがさりな)が、競技に出会ったきっかけは「ママさんバレー」をしていた母親の練習についていき、ボール遊びを楽しんでいたことでした。
プレーヤーとしてバレーボールを始めたのは、小学2年生の時です。当初は姉と一緒に地元のバレーボール教室に所属していましたが、強豪チーム・大津ジュニアバレーに敗戦した後、同チームへの移籍を希望。ハードな練習にも耐え、小学3年生から上級生と一緒に試合に出場するほどに成長しました。
小学5、6年生の時に、「全日本バレーボール小学生大会」に出場した経験もあります。2011年8月に行われた「全日本中学校バレーボール選手権大会」で熊本県代表の大津町立大津中学校の選手として出場すると、優秀選手に選出されました。
全国の高校からオファーがくるほどの注目選手となりましたが、古賀紗理那は姉が通っていた強豪校・熊本信愛女学院高校に進学。2012年10月のアジアユースに出場すると、日本4連覇に大きく貢献し、古賀紗理那自身も大会MVPとベストスコアラーを獲得しました。
2013年4月に全日本女子メンバーに初めて選出されると、同年6月7日に「イタリア4か国対抗(ALASSIO CUP2013)」に途中出場し、全日本代表デビューを果たしています。その後も数々の素晴らしい賞を受賞し、2021年7月から開催された、東京オリンピックでは日本代表のメンバーに選ばれ、活躍しました。
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古賀紗理那の私服姿が可愛いと好評!
古賀紗理那がインスタで公開したプライベート感溢れる写真も話題に!
古賀紗理那のインスタは、2021年8月時点でフォロワーが15万人を超えており、バレーボール選手の中でも特に人気があります。
バレーボールの強さも人気の1つではありますが、それだけでなく笑顔が可愛いというのも多くのファンが魅せられているポイントです。
古賀紗理那のインスタは決して更新頻度が高いわけでなく、ほとんどの投稿がバレーボールに関するものですが、どの写真も天真爛漫な笑顔ばかり。ファンからは、「古賀ちゃん可愛すぎる」というコメントが多く集まっています。
まれに私服姿の投稿もあり、いつもと違った雰囲気は「私服がおしゃれ」と話題に。古賀紗理那のプライベートな投稿は、今後も多くのファンから注目されることになりそうです。
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古賀紗理那は母と監督の言葉でぶれないエースに
古賀紗理那が日本代表のエースになるまで
日本代表チームを引っ張るエースになるまでに、古賀紗理那はいくつもの壁を乗り越えています。
2018年8月の「アジア競技大会」では、出場メンバーから外されてしまいました。同年10月公開のスポーツ情報「NumberWeb」の記事によると、監督は「技術もメンタルももっと成長できる」という思いを持っていたのだそう。しかし、当時の古賀紗理那は「終わったのかも」と考えるまでに気落ちしたといいます。
失意の中で熊本に帰省した際、母が口にした言葉が、古賀紗理那のプレーを変えるヒントになりました。母は「ママさんバレー」だけでなく中学・高校の部活からのバレー経験者ですが、古賀紗理那に「高校生の時のほうが力が乗っていて、もっとスパイクがカッコよかった」と声をかけたのだとか。
古賀紗理那が、昔と何が違うのかをトレーナーに相談したところ、ヒットポイントの変化を指摘されました。そこで、ひたすら1人で壁打ちを実行。感覚を取り戻して手応えを感じ、以降は他のプレーについても細かく成功と失敗の理由を分析するようになりました。
さらなる進化のきっかけは、2020年3月の合宿解散時に中田久美監督が伝えた言葉です。技術は上がっても「失敗したら代えられる」という怯えた意識があることや、エースつぶしで集中砲火を受けた時の弱さを監督は見破っていました。
「このままじゃだめだよね」と監督から問いかけられたことで、古賀紗理那は発奮。プレーに自信を持つためには練習あるのみと、どんな攻撃でも動揺しないように、角度やパターンを頭で考えながら身体に覚えさせた結果、相手チームに集中的に狙われてもぶれない心の強さを身につけました。
2021年5月の「東京チャレンジマッチ」で、中国に攻められ続けた時について、「文春オンライン」の取材に「どんどん攻めてきて、でも私は崩れないから」という心境でプレーできたことを語っています。
メンバーに指示を出し、時にはコーチに意見することも。心技両面でエースに成長した古賀紗理那は、日本代表チームに欠かせない支えとなっています。
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古賀紗理那はオリンピック初戦で負傷!韓国戦復帰でツイッタートレンド入り
古賀紗理那のエースとしての活躍をパリ五輪で期待!
2021年7月25日に行われた東京オリンピック女子バレーボールの初戦・ケニア戦で、誰もが想定していなかったことが起きました。
第1、2セットを連取して迎えた第3セットのプレー中に、古賀紗理那が右足を痛めるという事態が発生。自力で立ち上がれずに、車椅子で退場するほどの怪我でした。
五輪3大会出場の経験がある中田久美監督は、何が起こるか分からないオリンピックという大舞台のために様々なリスクを想定して打開策も考えていたといいます。しかし、古賀紗理那の試合中の負傷は想定外でした。
試合後に中田久美監督は「スパイクを打った相手の足に乗って右足をひねった」と、古賀紗理那の状況を説明しています。
古賀紗理那が捻挫と診断され、病院から選手村に戻ったのは午前2時でした。それでも、監督は、古賀紗理那の帰りを待っていたのだそう。古賀紗理那は「歩けます」と伝えて、コート復帰を自ら願い出ました。
そして、7月31日に行われた韓国との1次リーグ第4戦で3試合ぶりに出場すると、チーム最多の27得点を挙げています。
怪我を感じさせない見事なプレーに、視聴者からは「古賀ちゃん頑張れ!」「さすがエース!」などの声援が集まり、ツイッターでは「古賀ちゃん」がトレンド入りしたほどでした。
思いもせぬ怪我は、古賀紗理那自身が1番悔しかったはずです。それでも全力で挑み、素晴らしいプレーを見せた古賀紗理那。予選敗退という結果に終わりましたが、チームにおける存在の大きさが改めて認識されることになりました。
きっとパリ五輪でも、多くの人を惹きつけるプレーで活躍してくれることでしょう。
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