黒後愛は中学から全日本選抜入り、高校で春高バレー二連覇!父親、母親、姉もバレー選手だった!

黒後愛は中学から全日本選抜入り、高校で春高バレー二連覇!高校時代のライバルが同僚に

黒後愛は中学から全日本選抜入り!高校では春高バレー二連覇とMVPを獲得!

黒後愛(くろごあい)は1998年6月14日生まれで、栃木県宇都宮市出身のバレーボール選手。身長180センチを誇り、「ポスト木村沙織」と言われる期待の逸材です。バレーボールをやっていた姉の影響で小学3年の時からバレーボールを始めた黒後愛は、中学2年の時に全日本中学選抜に選出されました。

3年の時に出場した全国都道府県対抗中学バレーボール大会では優秀選手賞を受賞。当時から才能を発揮していた黒後愛はバレーボールの名門・下北沢成徳高校に進学し、東京オリンピックの強化対象選手を集めたTeam COREのメンバーに選ばれます。同時に春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)に出場すると、エースとして、下北沢成徳高校を、2016、2017年の二連覇に導きました。もちろん、2年連続MVPに選ばれたのも黒後愛です。

このように女子バレーボールのエリートコースを着実に歩んできた黒子愛が目指しているのは、これまで日本代表をけん引してきた木村沙織。22歳で迎える2020年の東京オリンピックでは、その目標通り、日本女子バレーボールを金メダルに導くエースとして活躍することが期待されています。

黒後愛が東レ・アローズで躍動!高校時代のライバルが同僚に

フジテレビの「ミライモンスター」で紹介されるなど、高校時代から脚光を浴びてきた黒後愛は、実業団チームの東レ・アローズに入団しました。この時、一緒に入団したのが、高校時代にライバルだった小川愛里奈(おがわえりな)です。

岡山県にあるバレーボールの名門校・就実高校のエースだった小川愛里奈は、下北沢成徳のエース黒後愛と春高バレーの決勝で対戦しています。この時は下北沢成徳が勝利しましたが、小川愛里奈自身も全国都道府県対抗中学バレーボール大会で優秀選手賞を受賞し、高校でも大活躍するなど、選手として歩んできた道のりは黒後愛と似ていると言えるでしょう。

身長178センチでミドルアタッカーの小川愛里奈に対し、黒後愛のポジションはウィングスパイカー。かつてのライバル同士は今、共に実業団日本一はもちろんのこと、世界選手権や東京オリンピックのてっぺんを目指す仲間になりました。

黒後愛の父親、母親、姉もバレー選手だった!強烈なスパイクの秘訣とは!?

黒後愛の父はバレーボールの監督!母、姉もバレーボール選手!

黒後愛は、バレーボール一家で育ちました。父の黒後洋は宇都宮大学で体育学を専門とする教授で、バレーボール部の監督も務めています。さらに、母もバレーボールの選手で、黒後愛より5歳上の姉・綾乃も春高バレーに出場した経験を持つバレーボールの選手です。

ちなみに、黒後愛の叔父の黒後昭も、バレーボール部の監督として中学生時代の黒後愛を指導していました。そんな家族について、フジテレビの「ミライモンスター」に出演した黒後愛は「すごく応援してくれて、背中を押してくれる家族です」と笑顔で語っています。

黒後愛の強烈なスパイクの秘訣は名門高校・下北沢成徳のトレーニングにあり?

身長180センチの長身から繰り出す黒後愛の強烈な弾丸スパイクは、相手チームの恐怖の的です。身長が高いだけでなくパワーも凄いので、スパイクをバンバン決めて得点を奪います。そんな黒後愛のスパイクの最高到達点は、なんと306センチ!Vプレミアリーグレギュラーラウンドの総得点は、すでに271点に達しています。

黒後愛のパワーはどこから生まれたのでしょうか?その理由の1つは、出身高校である下北沢成徳のトレーニングにあったようです。今までも大山加奈や荒木絵里香、木村沙織という全日本チームの主軸選手を多く輩出してきた下北沢成徳高校は、世界にも通用するパワーを養うという大きな目標を掲げ、筋トレを重視していると言います。内容は、腕立て伏せや腹筋をはじめ、走り込みや50キロのバーベル上げなど、非常にハード。この時の厳しいトレーニングが、まさに今、黒後愛の持久力や破壊的なパワーを支えているに違いありません。

黒後愛は強心臓?「ヤバイくらいに緊張していません」と世界選手権でも大活躍!

2018年9月に開幕した女子バレーボール世界選手権に登場した黒後愛は、先輩の荒木絵里香から「大丈夫、緊張してない?」と聞かれ、「全然です。ヤバイくらい緊張してないです」と笑顔で答えたそうです。中田久美監督も、「決して折れない心、ミスしても引きずらない」と、黒後愛のタフな一面に期待を寄せていました。そんな周囲の期待に応えた黒後愛は、初戦のアルゼンチン戦で大活躍を見せています。スパイクを決めて大量得点したほか、ブロックやサービスエースも決め、計10得点を奪取しました。

新星・黒後愛を擁する日本は、第1次ラウンドで、アルゼンチン、メキシコ、カメルーン、ドイツを破ったものの、オランダには敗れ、4勝1敗の結果に。第2次ラウンドでは、ドミニカ共和国とプエルトリコに勝ち、10月10日には、リオオリンピック銀メダルで、2017年のヨーロッパチャンピオンでもある強豪セルビアと対戦しています。さすがは世界ランキング3位のセルビアだけあってその猛攻に苦しんだ日本ですが、古賀紗理那と黒後愛の美人Wエースを立てて粘りに粘り、3-1で優勝候補だったセルビアに完勝。チームも会場も大熱狂となりました。翌11日には、北京やロンドンオリンピックで金メダルを取ったブラジルと対戦。大接戦の末、2-3で敗れたものの、第3次ラウンド進出を決め、オランダやセルビア、イタリアなどと決勝ラウンド進出を目指して戦います。

セルビア戦では第1セットの途中で下がりましたが、ブラジル戦では一度下がった後に再びコートに立ち、何度も得点を奪いファンの期待に応えた黒後愛。世界選手権の次には、大目標である2020年の東京オリンピックが待っています。2020年の火の鳥NIPPONは、1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得して国中を熱狂させた「東洋の魔女」の再現を見せることができるでしょうか?今後2年間で黒後愛がさらに技を磨き、心身両面で成長し、チームを金メダルに導くエースとして爆発できるかどうか、期待を持ちながら見守りたいものです。

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