研ナオコがホスト狂いで芸能界を干された!?現在の活動は?

研ナオコがホスト狂いで芸能界を干された!?現在の活動は?

研ナオコはホスト好きが高じてストーカーに!?芸能界から干された原因か?

研ナオコは、「かもめはかもめ」「あばよ」など、昭和のヒット曲を持つ歌手であり、「ドリフの大爆笑」などで、コメディエンヌとして活躍した時代がありました。近年は露出が減少気味だった研ナオコですが、芸能生活自体を脅かすスキャンダルが報じられてしまいます。

2007年、研ナオコは、テレビでもお馴染みの有名ホストクラブ「愛」にご執心であることが報じられ、ある男性ホストとのデート写真が写真週刊誌・フライデーに掲載されました。この時、研ナオコは、「軽率な行動をした」と謝罪していますが、これ自体は、ダメージを受けるような話ではありません。問題は、翌年になって、別の男性ホストが週刊新潮に告発した、研ナオコのストーカー行為。

記事によると、研ナオコは、2007年の番組共演をきっかけに知り合ったカリスマホストをプライベートで呼び出したり、いかがわしい行為を要求したりしたのだそうです。研ナオコはコメントを出していないので真偽のほどは何とも言えませんが、これをきっかけに、表舞台からすっかり姿を消してしまったといわれています。

研ナオコのホストストーカー報道のその後は!現在の活動は干されたとは言い難い?

研ナオコがストーカー行為をしたというホストが、テレビ出演でも有名なカリスマホスト・夕聖という人物だっただけに、重傷化は避けられませんでした。ただ、もともとテレビ番組では、2時間枠のサスペンスドラマくらいでしか、お目にかかることはなかったので、”干された”というのは、いささか語弊があるようです。

一部では”一般人として暮らしている”との情報もありましたが、騒動のあった2008年、2009年と、研ナオコは、映画「20世紀少年」3部作に出演しています。それ以降も、以前と変わらないペースで、ドラマや映画への出演を地味に続けてきました。

また、最近では、「志村けんのバカ殿様」で、「赤マムシ~」など、昔懐かしのギャグを披露していますし、2016年8月29日放送の「7時に会いましょう」にもゲスト出演しています。「7時に会いましょう」では、かつてのホスト遊び仲間であった高畑淳子の息子・高畑裕太にマジ説教するシーンもあったそうですから、研ナオコの過去は完全に吹っ切れたものとみていいでしょう。なお、このシーンは、高畑裕太の逮捕事件以前に収録されたもので、放送時はカットされてしまっていたのが残念です。

研ナオコには逮捕歴が!夫・野口典夫や息子、娘の現在は?

研ナオコは逮捕歴を否定!1997年の芋づる式芸能界大スキャンダルを振り返る

研ナオコは、2011年の自身のブログで、「わたくし、逮捕されたことは一度もありません」としていますが、1977年9月に逮捕されたという報道は確かにありました。渋谷区千駄ヶ谷にあった研ナオコの自宅から、草系の薬物が発見され、「知り合いのバンドマスターに貰った」と話していたとされています。

この1977年は、研ナオコの他にも、井上陽介や内田裕也、桑名正博など、総勢60名以上の芸能関係者が同類容疑で逮捕されており、”芸能界大薬物汚染”とする大スキャンダルとして報道されました。発端は、俳優・岩城滉一だったそうですが、研ナオコの証言をきっかけに次は内藤やす子……と、芋づる式とはまさにこのことです。

これだけの事件ですし、結果的に、研ナオコも半年間の芸能活動自粛を余儀なくされていますから、「逮捕されていない」は苦しいかもしれません。とはいえ、事件は、起訴猶予処分に終わりました。研ナオコは、前科者になったわけではないということを言いたかったのかもしれません。

研ナオコは夫・野口典夫や息子はどんな人なの?娘の現在はHitomi名義で歌手活動中!

研ナオコは、1987年に、7歳下の夫・野口典夫と再婚しています。野口典夫とは聞きなれない名前ですが、1983~1985年頃には”三井大介”の名で俳優活動をしていたそうです。忘れがちですが、研ナオコは、この2年前に前の夫と離婚しています。この元夫は、自信が経営する企画会社が抱える億単位の借金返済に、研ナオコの収入を当て込んでいるとの噂がありましたが、研ナオコは、子供ができなかったことを離婚理由に挙げていました。

念願叶い、研ナオコと現夫・野口典夫の間には、1987年10月29日に長男・倹太、1989年8月8日には長女・ひとみが誕生しています。長男は、幼い頃からベビーシッターに虐待されたり、研ナオコを親に持つことで悩みを抱えたりと、苦悩の少年時代を過ごしたようですが、苦手な英語を克服するために、単身で米・シアトルの大学へ留学していたそうです。

長女は、成城学園中・高等学校を卒業後に芸能界入りを果たし、2011年には”Hitomi”名義で歌手デビュー。研ナオコのコンサートでの共演はもちろんのこと、「ヒトリミチ」が2012年公開の映画「鵺 啼くカルデラ」の主題歌に起用されるなど、地道な活動を続けています。

研ナオコ「あばよ」の歌唱力は中島みゆきをも虜に!コメディエンヌではない真の姿は必見!

研ナオコは、若い人にとって、「志村けんのバカ殿様」をはじめとするコメディエンヌ、妖怪じみた面白いオバチャンという印象が強いかもしれません。おそらく、あの大御所シンガーソングライター・中島みゆきが、初めて楽曲を提供した実力派歌手であるとは、想像が及ばないでしょう。

「LA-LA-LA」「雨が空を捨てる日は」もそうですし、1976年に提供された「あばよ」、某事件の謹慎から明けた1987年の「かもめはかもめ」という大ヒットソングも、中島みゆきの提供曲です。中島みゆきをして、「研ナオコの表現力は素晴らしく、家で聴いていると泣けてくる」と言わしめる、研ナオコの深い歌唱力。特に、「あばよ」で表現された”寂しさ”には、中島みゆきも身震いしたといいます。

このような信頼関係から、研ナオコは、現在に至るまで、多くの楽曲を中島みゆきから提供され、カバーなども多数行っています。2016年11月16日にリリースされる中島みゆきトリビュートアルバム「『歌縁』(うたえにし)-中島みゆき-」は、2015年11月、中島みゆきを敬愛する有名人が集って行われたリスペクトライブを収録したものです。もちろん、研ナオコも参加しており、2017年1月に開催される追加ライブでも生歌を披露する予定です。

視聴者には信じがたいかもしれませんが、若い頃の実物の研ナオコは、かなり美しい容姿の持ち主だったそうで、歌手としても、かなりの雰囲気を持っていたと言われています。容姿の劣化はどうあれ、歌手としての美声は健在である研ナオコ。ぜひ若者たちにも、コメディエンヌではない、研ナオコの姿を知っておいて欲しいものです。

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