堀琴音・堀奈津佳プロゴルファー姉妹がカワイイと話題!プロフィールは?
堀琴音・堀奈津佳プロゴルファー姉妹がカワイイ!幼い姉妹にゴルフを勧めた父親とは?
堀琴音は、2016年現在、20歳という若年にして、急成長が注目されている女子プロゴルファーです。ゴルフの実力もさることながら、同じプロゴルファーとして活躍する3歳上の姉・堀奈津佳と共に、「姉妹揃ってカワイイ!」と注目され、容姿に関する人気も急上昇中です。
女子ゴルフ人気が高まる昨今、選手たちのウェアの着こなしは、1つのお楽しみどころですが、堀琴音・堀奈津佳姉妹は、スタイルにおいても申し分ありません。間違いなく、これからの女子ゴルフ界を、実力・人気をもって背負って立つであろう堀姉妹がゴルフを始めたきっかけは、父・恭士のすすめでした。堀姉妹の父は、普通の会社員らしく、プロゴルファーや、レッスンプロだったわけではありませんから、7歳と10歳の娘にゴルフを始めさせたことに、確信めいたものがあったかどうかは不明です。
ゴルフ関係者の娘が多い女子ゴルフ界において、堀琴音・堀奈津佳姉妹のような例は、そう多くはありません。2人の活躍は、日本の女子ゴルフ界の発展において、特別な意味を持つことになりそうです。
堀琴音・堀奈津佳プロゴルファー姉妹はジュニア時代から凄かった!師匠は江連忠なの?
堀琴音は、1996年3月3日、徳島県徳島市に生まれました。7歳でゴルフを始めてから、14歳で「四国ジュニア大会」「国民体育大会」で優勝するなど、非凡なる才能を開花させ、兵庫県神戸市にある私立滝川第二高校へ進学しています。同校のゴルフ部在籍中には、日本ジュニアゴルフ選手権で優勝するなど輝かしい成績を残し、2014年には、女子のアマチュアでは史上2人目となる、ステップアップツアー制覇を成し遂げました。
3試合連続でベスト10入りしたのも、アマチュアでは史上3人目の快挙です。同年にプロテストに合格した堀琴音は、早くも「京都レディースオープン」でプロ初優勝を遂げ、期待の若手として注目されるようになりました。一方、1992年7月6日生まれの姉・堀奈津佳も、四国のジュニアタイトルを総なめにし、香川県さぬき市にある私立寒川高校ゴルフ部時代にナショナルチーム入りを果たした凄腕。
2011年にプロテストの合格した後、20歳にして、レギュラーツアー2勝を挙げています。堀奈津佳は、中学時代、徳島から兵庫県神戸市にある「江連忠ゴルフアカデミー」に通っていたそうなので、堀琴音も同門の可能性はありそうです。ちなみに、江連忠(えづれただし)は、アメリカで学んだゴルフ理論を元に、上田桃子や、諸見里しのぶ、片山晋呉を指導したレッスンプロで、1996年には「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を獲得しています。
堀琴音の出身高校・滝川第二高校ゴルフ部の評判!生涯成績、賞金は?
堀琴音の出身高校・滝川第二高校ゴルフ部は全国大会の常連!2016年の成績も凄かった!
堀琴音の出身高校・滝川第二高校は、ゴルフ部の他、野球、サッカー、卓球、剣道、陸上などで有名なスポーツ名門校です。サッカープレミアリーグ・レスターで活躍する岡崎慎司の出身校としても知られており、2012年と2015年には、吹奏楽部を含む7重点部活動が全国大会に出場するという快挙も成し遂げました。
その中には、堀琴音が所属していたゴルフ部も含まれており、全国大会の常連となっています。2016年度には、同校のゴルフ部が、兵庫県体育協会から「強化指定運動部」に指定され、すでに、日韓対抗ゴルフ選手権や、日本ジュニアゴルフ選手権優勝という輝かしい成績を残しています。
まだプロゴルファーは3人しか出ていませんが、兵庫県は、北海道に次いで、ゴルフ場の多さが全国2位と練習環境は抜群。堀琴音の活躍もあり、これから滝川第二高校は、ゴルフの精鋭たちが全国から集う学校の1つとして、ますます注目を浴びそうです。
堀琴音の2016年までの生涯成績は?国内賞金ランキングは急上昇中!
堀琴音は、アマチュア時代の2012年からプロトーナメントに出場し、2016年10月現在で、20歳ながら70の国内女子ツアーに参加していますが、いまだツアー優勝経験はありません。プロデビュー翌年の2015年シーズンが、ツアー本格参戦となった堀琴音は、33試合中24試合で予選通過し、2830万5142円で、賞金ランキング33位となっています。
1年目にして、上位50位以内に与えられるシード権を獲得したことは素晴らしく、20歳という年齢を考慮すると、まだまだ伸びしろは十分な堀琴音。予選通過が第一関門だった昨年からステップアップし、全70戦でのトップ10入り11回、トップ5入り6回のうち、それぞれ半数は2016年シーズンのものですから、確実に進化を遂げていることは疑いようもありません。
2016年10月には、獲得賞金が5000万円を超え、国内賞金ランキング12位と急上昇しているからこそ、今シーズンには、初のレギュラーツアー優勝のタイトルも欲しいところです。
堀琴音の悲願のプロツアー初優勝は2016年シーズンにある?課題はパットの不安定さ
堀琴音は、2016年8月終盤から予選落ちが続いていましたが、9月29日~10月2日の国内女子メジャー3戦目「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終日を単独首位で迎え、ついにツアー初優勝の尾を捉えました。ところが、17番ホールでボギーを叩いてしまい、17歳のアマチュア女子高生・畑岡奈紗に1打差で競り負けてしまうという残念な結果に。
「プロが優勝しなければ……」と、悔し涙を流しました。2日目には、4連続バーディを叩きだす好調ぶりを見せましたが、やはり課題となるのは、平均パット数「1.8472」で57位というパットの不安定さでしょう。約1年半ぶりに、マレット型のパターからピン型に戻し、「タッチが出しやすい」と好感触だったはずが、やはり最終日はミスパットを連発しています。
かたや、グリーンへのパーオン率は、全体の7位となる70.37%と非常に優秀ですから、パットさえ磨けば、堀琴音が優勝争いに絡むチャンスはさらに増えるでしょう。プロが、気負いのない若いアマチュア選手の追い上げに苦しめられるという風潮は、今のゴルフ人気を象徴しています。
しかし、20歳の堀琴音には、常に上を見て、さらなる高みを目指してほしいものです。翌週の「スタンレディースゴルフトーナメント」では41位終わりとなっていますが、堀琴音の長所は、持前の負けず嫌いな性格。初優勝は、すぐ手に届くところまで来ているような気がします。