伊藤沙莉は声に悩んでいた?コンプレックスを強みに変えて快進撃

伊藤沙莉は声に悩んでいた?コンプレックスを強みに変えて快進撃

伊藤沙莉の声はハスキーで魅力的!コンプレックスを乗り越えた?


伊藤沙莉のプロフィール
◆生年月日:1994年5月4日
◆出身:千葉県
◆身長:149cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:アルファエージェンシー

伊藤沙莉の個性的な声にオファーが増えた理由は?

伊藤沙莉(いとうさいり)は、2003年から子役として活躍してきましたが、その頃から、ハスキーな低い声でした。小柄で柔らかい印象のルックスに対して、ドスが効いた感じもする声なので、初めて聞くと少々驚くかもしれません。

中には「レディースの総長っぽい声」「酒焼けしているみたいな声」などという感想を抱く人もいるようです。一方で、「可愛い顔とその声のギャップが魅力」「声が大好き」というファンもたくさんいます。

伊藤沙莉のファンの中には、ラジオから流れる声を少し聴いただけで、すぐに気づく人も多いといい、それだけ特徴のある声だということなのでしょう。

近年はCMなどで、「インパクトを残すこと」を重視する傾向があり、伊藤沙莉の個性的な声は、まさにぴったり。マクドナルドやメルカリといった大手企業のCMに起用される機会も増えてきました。

伊藤沙莉は声に悩んでいた!「ペット2」がきっかけで前向きに

伊藤沙莉は2022年1月に「めざまし8」に出演した際、子役時代からその声に注目が集まっていたことを明かしています。

一時は、ベビーフェイス寄りの顔立ちとアンバランスな声質とのギャップに悩んだこともあったのだとか。「役柄的にこの声が邪魔になってきた時期もあった」と振り返っています。

しかし2019年7月に公開された映画「ペット2」にて、負けん気が強い犬のデイジーの声を好演。「コンプレックスと思っていたものを、武器にするきっかけにして下さった」とコメントしており、ネガティブな認識を取り払えたようです。

伊藤沙莉はその後も、2020年10月公開の映画「小さなバイキング ビッケ」で少年ビッケの日本語吹き替えを担当し、同年12月公開の劇場アニメ版「えんとつ町のプぺル」でアントニオ役の声を熱演。唯一無二の声によって、声優としても重宝されています。

伊藤沙莉は歌でも声の魅力を披露!ダンスも上手い?

伊藤沙莉は歌とダンスでMステに出演していた?

伊藤沙莉は女優として知られていますが、子供の頃は歌やダンス、音楽に興味を持っていました。

ダンスは3歳から習っており、ダンサーを志した時期もあったほど。友人に誘われて参加したオーディションに合格し、子役として9歳で芸能界デビューを果たしています。

そんな伊藤沙莉は、2017年7月に公開された映画「獣道」で須賀健太とダブル主演を務めました。主題歌で、ヒップホップユニットの餓鬼レンジャーとコラボし、ラッパーとして歌手デビューしています。

楽曲のMV公開にあたり、DJ兼プロデューサーのGPが「沙莉ちゃんは、絶対音楽やったほうがいい!」と太鼓判を押すなど、その実力も折り紙付きです。

2021年11月には、いきものがかり・水野良樹が立ち上げたクリエイターの交流を目指す実験的プロジェクト「HIROBA」のボーカルとして、「ミュージックステーション」に出演。伊藤沙莉のハスキーボイスが醸し出す情感と、見事な歌唱力で、視聴者を魅了しました。

実は「ミュージックステーション」に出演したのは、2回目。伊藤沙莉が9歳の時に、島谷ひとみのバックダンサーとして初登場を果たしていたそうです。

直接ダンスや歌を披露する仕事はもちろんですが、それ以外の演技においても、身体や声の使い方、表現力として幼い頃からの経験が役立っているのではないでしょうか。

伊藤沙莉の演技はいじめっ子役で注目!声と演技で唯一無二の女優へ

伊藤沙莉は、2005年7月より放送された天海祐希主演のドラマ「女王の教室」に、いじめっ子の若槻モモ役で出演していました。

視聴者の中には、伊藤沙莉のことを、「ムカツク」「憎たらしい」などと言う人も。つまり、そう思わせるくらい、伊藤沙莉の演技が、真に迫るものだったということでしょう。

「女王の教室」ではまり役として認められたのか、「GTO」(2014年7月期)や「怪盗山猫」(2016年1月期)などのドラマでもいじめっ子役に抜擢され、人間味のある表現で印象を残しています。

2020年4月よりシーズン1がスタートした、ドラマ「いいね!光源氏くん」シリーズでは、現代にタイムスリップした、千葉雄大演じる光源氏を自室に住まわせるイマドキOLを好演。ファンタジーな世界観を成立させるのは、伊藤沙莉のリアルな演技あってこそと評価されていました。

そして2022年5月20日からHulu放送での配信をスタートするドラマ「あなたに聴かせたい歌があるんだ」では、成田凌演じる主人公の高校時代の同級生で、アイドルになる夢を持つ前田ゆかを熱演しています。

今やハスキーボイスと演技力を武器に、多くの作品に引っ張りだこの女優となった伊藤沙莉。きっとこれからも芸能界で安定した活躍を見せてくれることでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る