「トランスフォーマー」映画化の歴史!マイケル・ベイ監督の代表作は?

「トランスフォーマー」映画化の歴史!マイケル・ベイ監督の代表作は?

「トランスフォーマー」はシリーズを重ねるごとに興行収入が増える大ヒットシリーズ!

「トランスフォーマー」は、タカラトミーによる変形ロボット玩具シリーズの総称です。日本では、玩具だけでなく、アニメシリーズとしても親しまれてきましたが、2007年には、ハリウッドで映画化もされました。「トランスフォーマー」は、アメリカ企業のハズブロや、マーベル・コミックと連携して世界展開されていたシリーズで、もともと海外での人気が高かった玩具です。

それが、スティーヴン・スピルバーグ制作総指揮で映画化されると、全世界興行収入約7億ドルのヒットを記録。巨大ロボットが活躍する映画として初めてヒットしたことでも話題になると、2009年には「トランスフォーマー/リベンジ」、2011年には「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」、2014年に「トランスフォーマー/ロストエイジ」が相次いで製作されました。

興行収入は、シリーズを重ねるごとに増えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の全世界興行収入が約11億ドル、「トランスフォーマー/ロストエイジ」は約10億ドルを達成。世界歴代興行収入で上位に入る、大ヒットシリーズとなりました。

「トランスフォーマー」マイケル・ベイ監督はジェリー・ブラッカイマーとのタッグでメガヒットを連発!代表作は?

「トランスフォーマー」は、シリーズ全作で、マイケル・ベイが監督を務めています。マイケル・ベイ監督は、CMディレクターとして高い評価を獲得すると、1995年に、ウィル・スミス&マーティン・ローレンスW主演の「バッドボーイズ」で映画監督デビュー。この作品が大ヒットして、いきなりハリウッドの有名監督の一員になりました。

その後も、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとタッグを組んで、「ザ・ロック」「アルマゲドン」「パール・ハーバー」「バッドボーイズ2バッド」など、エンターテイメント性の高いアクション映画を量産。いずれも見事に撮り上げられた大作に仕上げ、連続メガヒットに導いています。

中でも、日本でも大ヒットした「アルマゲドン」は、マイケル・ベイ監督の代表作と呼ぶファンが多い作品です。テンポの良い娯楽作が多いマイケル・ベイ監督。2010年には、「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」(アメリカフォーブス誌)で4位にランクイン(約98億円)したように、映画ファンからの支持が高い一方で、批評家からは評価されにくい監督の1人となっています。

「トランスフォーマー」映画シリーズの評価!「ロストエイジ」あらすじネタバレ!

「トランスフォーマー」映画シリーズは全作で高い評価と興行収入を記録!

「トランスフォーマー」映画シリーズで、最も高い世界興行収入を記録したのは、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の約11億ドルです。本作品は、「トランスフォーマー」映画シリーズ3作目で、第1部の完結編にあたります。善のトランスフォーマー軍団オートボットと、悪のトランスフォーマー軍団であるディセプティコンの争いの決着が描かれており、シリーズのファンには見逃せない作品であるため、3D上映でも高い観客動員数を記録しました。

一方で、マイケル・ベイ監督やスタッフとの確執によって、ミーガン・フォックスが降板し、新たにロージー・ハンティントン=ホワイトリーがヒロインとして起用されたことも話題となりました。

とはいえ、CGのロボットが変形しながら迫力満点のアクションを見せた1作目の「トランスフォーマー」も評価が高く、2作目の「トランスフォーマー/リベンジ」も、当時の北米で歴代トップ10に入る興行収入を記録。4作目「トランスフォーマー/ロストエイジ」を含める全シリーズの全世界累計興行収入が約3800億円を突破というメガヒット・シリーズです。

しかし、「トランスフォーマー」はアクションがメインのせいか、プロの批評家からは厳しい見方をされていて、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされたという一面も持っています。

「トランスフォーマー/ロストエイジ」あらすじネタバレ!否定派が登場しトランスフォーマーがCIAの標的に

「トランスフォーマー」映画シリーズの4作目で、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」から5年後という設定の「トランスフォーマー/ロストエイジ」は、2014年に製作されました。主演は、それまでの「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフからマーク・ウォールバーグに変わり、主人公の設定も、若者から、思春期の娘を持ち、妻を亡くした修理解体工と大きく変わっています。

あらすじは、オートボットによって、ディセプティコンの侵略から免れた地球でしたが、否定派のCIAとそれに協力するトランスフォーマーによって、トランスフォーマーが狩られ始め、オートボットは姿を消していました。そんなある日、修理解体工のケイド・イェーガーは、古いトレーラートラックを発見します。それこそがトランスフォーマーでした。すると、それを聞きつけたCIAがやって来て、ケイドと、娘のテッサ、テッサの彼氏シェーンが、追われる身となっていまいます。

一方、地球を救ったオートボットのオプティマスは、CIAと一緒になってトランスフォーマーを狩っている企業に乗り込みます。しかし、悪のトランスフォーマー軍団ディセプティコンのロックダウンによって、オプティマスとテッサが宇宙船に捕らえられることに。

ケイドは、オートボットと共に宇宙船に乗り込み、テッサとオプティマスを救うと、小型の宇宙船で脱出しますが、すぐに新たな事件が飛び込んできます。そのため、暴走を始めたトランスフォーマーのガルヴァトロンを止めようと、中国に向かうのでした……。

「トランスフォーマー」全3部作となる新シリーズの製作決定!マーク・ウォールバーグなどが続投しアンソニー・ホプキンスが新登場!

「トランスフォーマー」が、新たなシリーズとなって、2017年に帰ってきます。新しい「トランスフォーマー」シリーズは、全3部作が予定されていて、第1弾のタイトルは、「トランスフォーマー/最後の騎士王」。日本では2017年夏に公開予定となっています。

監督は、マイケル・ベイが続投し、オプティマスやバンブルビーといったシリーズお馴染みのトランスフォーマーの登場も決定。ケイド・イェーガー役のマーク・ウォールバーグや、ジョシュア・ジョイス役のスタンリー・トゥッチ、ウィリアム・レノックス役のジョシュ・デュアメル、シーモア・シモンズ役のジョン・タトゥーロといった過去作のキャラクターも登場します。

気になるヒロインには、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」メレディス・クイル役のローラ・ハドックと、15歳の新鋭女優イザベラ・モナーがキャスティング。撮影はすでに終わっているそうですが、なんと、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士役で知られる、大御所アカデミー俳優アンソニー・ホプキンスも新たにキャスティングされていたことも発表されています。

ハリウッドらしい大迫力アクションが楽しめる「トランスフォーマー」は、新シリーズとなって、さらにパワーアップしているといいます。2017年から毎年1作品ずつ、3年にわたって新作が公開されていく予定なので、新たなファンを獲得しながら、今後もワクワクさせてくれそうですね。

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