大根仁監督「モテキ」「バクマン」で話題!学歴、プロフィールは?

大根仁監督「モテキ」「バクマン」で話題!学歴、プロフィールは?

大根仁監督は人気の映画「モテキ」「バクマン。」で話題に!

大根仁監督は、2011年に公開された映画「モテキ」のヒットに続き、2015年の映画「バクマン。」もヒットさせるなど、話題を集めている映画監督です。「モテキ」は、久保ミツロウによる漫画原作の作品で、アラサーの草食系男子にモテ期が到来、戸惑いながらも恋愛をしていくストーリー。

「モテキ」が最初に映像化されたのはテレビ東京のドラマでしたが、このときに演出・脚本を担当したのも大根仁監督でした。その後、監督としても映画「モテキ」を撮影しています。大根仁監督のもう1つの代表監督作品「バクマン。」も、「モテキ」と同様に漫画原作。大葉つぐみ原作で、小畑健が作画を務めた作品です。

主人公であるクラスメイトの男子中学生2人が漫画家を目指していく過程を描いた物語で、少年ジャンプに連載された人気漫画でした。大根仁監督は、それまでのキャリアで培ってきたテレビドラマやバラエティ、ミュージックビデオの演出技術を巧みに用いることで、観る者を引き込む作品を次々と発表しています。

大根仁監督の学歴やプロフィールが気になる!堤幸彦に見出され「モテキ」で長編監督デビュー

大根仁監督は、1968年生まれの47才で、出身は東京都。映像制作に興味を持ったきっかけは、名作「北の国から」を観たことだったそうです。その後、映像系の専門学校に進学し、在学中に作った映像作品が、人気映画監督の堤幸彦によって見出されます。

そして、堤幸彦と秋元康が創立した番組制作会社「SOLD OUT」に入社することになりました。そこで手掛けたのが、深夜枠のドラマ演出の数々です。順調にキャリアを積んでいった大根仁監督は、2010年にドラマ化した「モテキ」の劇場版となった、2011年映画作品「モテキ」で初めての映画監督を務めると、いきなり日本アカデミー賞話題賞・優秀作品部門を受賞。

その後も、ほぼ口コミ人気だけで全国順次拡大ロードショーされるまでとなった「恋の渦」や、「バクマン。」「SCOOP!」などの話題作を次々と監督していきました。現在は、制作プロダクション・オフィスクレッシェンドの取締役も務めています。

大根仁監督作品「SCOOP!」「奥田民生になりたいボーイ」あらすじネタバレキャスト!

大根仁監督作品「SCOOP!」もヒット!あらすじネタバレキャスト!

大根仁監督がメガホンをとった映画「SCOOP!」のあらすじネタバレをご紹介。福山雅治演じる主人公・都城静は、かつてはスクープを連発した報道カメラマン。しかし、ある事をきっかけにパパラッチとなり、燻ぶる日々。そんな静が、二階堂ふみ演じる週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火と大きな事件に巻き込まれることになって……。

主演を務めた福山雅治は、「日本一撮られない男」といわれるほどスキャンダル写真のない俳優です。大根仁監督の構想には、「『もしボタンを掛け違えたら』福山雅治がパパラッチになっていたかも」という発想があったといいます。実は、映画「SCOOP!」は、1985年に、原田眞人が監督を務めたテレビ映画「盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS」のリメイクです。オリジナル作品へのリスペクトも随所に見られ、原田版を知る通好みにも見応えのある内容に仕上がっています。

大根仁監督作品「奥田民生になりたいボーイ」あらすじネタバレキャスト!公開は2017年9月

大根仁監督の最新監督作品は、2017年9月公開予定の映画「奥田民生になりたいボーイ」。正式なタイトルは、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」です。これは、渋谷直角原作の漫画作品で、週刊誌「SPA!」に連載されていました。

メインキャストは、雑誌編集者の主人公で、奥田民生を崇拝してやまない「奥田民生になりたいボーイ」のコーロキ・ユウジを妻夫木聡が、「出会う男すべて狂わせるガール」の美女・天海あかり役を水原希子が演じています。あかりの奔放な振る舞いに振り回され、身も心もボロボロになってしまうユウジの姿が描かれる「奥田民生になりたいボーイ」。

ラブコメディでもありつつ、主人公ユウキの成長物語にもなっている点も魅力です。他のキャストも、新井浩文や安藤サクラ、リリー・フランキーなど個性的な面々ばかりで、今から公開が楽しみな作品となっています。

大根仁と新房昭之コンビでアニメ化する岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」!

大根仁監督が、人気アニメ監督・新房昭之(しんぼうあきゆき)とコンビを組んで、岩井俊二の名作「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の劇場アニメを制作すると発表されました。1993年にフジテレビ系の連続ドラマ「ifもしも」の1作品として放送された本作。人気の高さから、1995年には再構成されて、劇場映画としても公開されています。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、当時はまだ若手監督&脚本家であった岩井俊二を一躍スターダムに押し上げるきっかけとなった作品であり、今なお名作として人気です。今回は、アニメ映画ということで、大根仁監督が脚本を、新房昭之が総監督を務めます。

すでにメインキャストも決まっており、再婚する母親から離れたいナズナを広瀬すずが、ナズナから駆け落ちに誘われるノリミチを菅田将暉が、そしてノリミチの親友で恋敵になるユウスケを宮野真守が演じる予定です。最近は、日本のアニメ映画界を牽引してきたジブリ作品以外にも、「君の名は。」や「聲の形」「この世界の片隅に」など大ヒットするアニメ映画が次々に公開されていますから、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」にも期待が集まることになるでしょう。

「モテキ」「バクマン。」に加え、「奥田民生になりたいボーイ」など、漫画原作作品にはなじみの深い大根仁監督。これまでの経験を活かし、今までのアニメ原作の劇場版作品とは一味違った大根仁ワールドを展開してくれることを期待してやみません。

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