「フルハウス」伝説のドラマは笑いだけじゃない!あらすじネタバレ
「フルハウス」は今でも伝説のシチュエーションコメディ!
「フルハウス」は、1987年にアメリカのABCで、放送が開始されたテレビドラマです。放送開始当初は視聴率が伸び悩むも、放送を重ねるにつれて人気は上昇。最終的には、1995年まで、8シーズンも制作される大人気ドラマになります。
「フルハウス」は、スタジオに観客を集めて、実際の笑い声や拍手の音を挿入するシチュエーションコメディというスタイルを代表する作品ともなりました。日本では、1993年からNHKで放送開始されると、その後も1997年から2001年まで、2005年から2007年まで再放送されるほどの大ヒットに。
今でも、その年代に子供時代を過ごした20~35歳前後の年齢層で高い人気を誇っています。「フルハウス」は、コメディというジャンルでありながらも、笑いだけではなく、家族や友人の大切さなど、あたたかいメッセージを含んでいたことも人気の理由です。
「フルハウス」あらすじネタバレ!シーズンを重ねて「フルハウス(満員)」に
「フルハウス」で中心となるのは、サンフランシスコに住むタナー一家です。妻パメラが亡くなったため、父親ダニーは、D.J、ステファニー、ミシェルの三姉妹を1人で育てています。ダニーの子育てに協力するのは、親友でコメディアンの自由人ジョーイと、義弟でミュージシャンのジェシー。
この6人が中心となって、笑いの中にも、時には涙してしまうストーリーが繰り広げられます。「フルハウス」は、シーズンを重ねるごとに、登場人物の年齡も連動していくのが特徴です。そのため、子役たちの成長を、自分の子供の成長を見守るような視点で見るファンも多いとか。
シーズン中盤になると、ジェシーと妻レベッカに、その子供の双子ニコラスとアレクサンダーも加わって、まさに「フルハウス(満員)」な大家族となっていきました。
「フルハウス」のキャストのその後!ミシェル役のオルセン姉妹の現在は?
「フルハウス」のキャストのその後はさまざま!トラブルを起こしたキャストも
「フルハウス」で、一家の主タナーを演じたボブ・サゲットは、下積み時代をスタンドアップコメディアンとして過ごし、「フルハウス」でスターの仲間入りを果たしました。「フルハウス」後は、主にテレビ番組の司会者として活躍しています。タナーの子供で長女のD.Jは、当時10歳のキャンディス・キャメロン・ブレが、次女ステファニーは、当時5歳だったジョディ・スウィーティンが演じました。
「フルハウス」後は、2人とも数多くのテレビドラマにゲスト出演し、女優として活動しています。コメディアンのジョーイを演じたデイヴ・クーリエは、「フルハウス」後に自身のレギュラー番組も失ってしまうと、大舞台に立つことに恐怖心を感じるようになり、しばらく表舞台からは遠ざかっていました。徐々に活動を再開していき、現在は、往時にひけをとらないほどテレビ番組に出演しています。
ジェシーを演じたジョン・ステイモスは、「フルハウス」後も、「シーブス」や「ジェイク・イン・プログレス」といったテレビドラマで主役を務め、「glee/グリー」などの人気ドラマにゲスト出演するなどして活躍。しかし、2015年に、酒あるいは薬の影響下での運転の容疑で逮捕されてしまいました。
「フルハウス」ミシェル役のオルセン姉妹はファッション業界で成功し一躍スーパーセレブに!
「フルハウス」終了後、最もセレブとして飛躍したのは、三女ミシェル役を交代で演じたアシュレーとメアリー=ケイト、双子のオルセン姉妹です。生後8カ月で大人気番組「フルハウス」に抜擢されたオルセン姉妹は、8年間ミシェルを演じ続けました。その後は、「エリザベス&ジェームズ」「ザ・ロウ」といったファッションブランドを立ち上げ、ヒルトンホテルの創業者一族の令嬢パリス・ヒルトンやニッキー・ヒルトンと比較されるほどのスーパーセレブに。
今や、アメリカ大注目のファッション・アイコンとなっています。オルセン姉妹は、20代前半にして、総資産が約300億円という大金持ちになるほどの成功を収めているので、テレビ番組へはトーク番組にまれに出演する程度。残念なことに、女優業は引退状態となっています。ちなみに、女優のエリザベス・オルセンは、オルセン姉妹の妹。「キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ」のスカーレット・ウィッチ役で知られ、女優として大活躍中です。
「フルハウス」がさらに“満員”になって続編「フラーハウス」として帰って来る!主要キャスト陣は来日に大満足!
「フルハウス」放送終了から21年後の2016年、続編「フラーハウス」が制作されました。「フラーハウス」は、映像ストリーミング配信ネットフリックスが出資し、日本でもnetflixにて独占配信中です。三女ミシェル役を演じたオルセン姉妹以外の主要キャストは全員続投しており、それぞれの役は、キャストと同じように年を重ねた設定になっています。
これにより、成長したD.Jが、トミー・フラーと結婚して、3人の息子の母親となるなど、さらに家族が増えた新たな「フルハウス」が完成。タイトルが「フルハウス(Full House/満員)」から「フラーハウス(Fuller House)」に変わったのは、前作より家族が増えたこととで「さらに満員」なったことと、ストーリーの中心となるD.Jが、結婚して、タラー性からフラー性に変更になったという意味合いが含まれています。
D.Jの夫や、ジョーイの妻など、新キャラが数多く登場することも見所のひとつで、2016年12月には、待望のシーズン2も配信開始。これに合わせて、12月4日には、キャストのキャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、アンドレア・バーバー、デイヴ・クーリエ、製作総指揮のジェフ・フランクリンが来日を果たしました。空港で大勢のファンに迎えられると、キャンディス・キャメロン・ブレは、「何人かのファンはいるかもと思ったけど、こんなに多くいるとは思わなかったわ!」と驚いたとか。
LINE LIVEで、「フラーハウスだよ!全員集合!」というバラエティ企画に参加したデイヴ・クーリエも、「日本では大声を浴びせられたり、乱暴されることがないから本当に素晴らしいよ。」と来日に大満足だったそうです。「フラーハウス」は、すでシーズン3の製作が決定しているといいますから、前作「フルハウス」のように長く愛されるドラマになりそうです。