中村勘九郎(6代目)が宮沢りえと浮気!?前田愛との結婚馴れ初めは?
中村勘九郎(6代目)が宮沢りえと浮気!?浮き名を流したのは父・中村勘三郎
中村勘九郎(6代目)が、2009年に、女優の前田愛と結婚した時は、歌舞伎界のサラブレッドと人気女優のカップルということでずいぶん話題になりました。
仲の良さは一目瞭然で、世間の人々から温かい目で見守られた2人ですが、なんと中村勘九郎に不倫の噂がちらほら出ているようです。中村勘九郎の不倫相手とされるのは、大女優の宮沢りえ。しかし、どこからその噂が出てきたのかは全く不明というのが実状で、結婚前も結婚後も、中村勘九郎と前田愛は、お互い一途に思い合っている様子。
実は、宮沢りえとの不倫が世間を賑わせたのは、6代目ではなく、5代目。つまり、中村勘九郎の父である中村勘三郎でした。「中村勘九郎と宮沢りえの不倫」という噂は、父・中村勘三郎が「中村勘九郎」を名乗っていた頃に出た疑惑です。ちなみに、この不倫疑惑をかけられた際、当事者である父・中村勘三郎は、記者会見で不倫を完全否定しています。
当時、貴花田関との破局で拒食症に陥っていた宮沢りえを心配し、いろいろと面倒を見てきたのは事実のようですが、男女の関係にあったわけではないと釈明しています。
中村勘九郎(6代目)と前田愛との結婚馴れ初めは?ドラマ共演から8年後の結婚を皆が祝福
中村勘九郎(6代目)と前田愛の熱愛が発覚したのは、2009年。女性セブンが報じましたが、その時点で、2人は、すでに7年も交際が続けていたようです。2人が出会ったのは、まだ10代のとき、NHKドラマ「光の帝国」での共演がきっかけでした。
「光の帝国」は、2001年12月に放送されていますので、共演からあまり時間が経たないうちに交際関係に発展したのでしょう。歌舞伎役者といえば、浮気や不倫も「芸の肥やし」といわれますが、中村勘九郎はとても真面目な人柄。そのため、お互いによそ見をすることもなく、相思相愛で結婚に至りました。
中村勘九郎が、2010年8月8日に放映されたテレビ番組「ボクらの時代」に出演した際、円満な関係の秘訣は「放し飼い」にあると語っています。中村勘九郎自身も前田愛も、お互いに仕事で忙しい身です。それによって適度な距離感が保たれ、相手の自由や立場を尊重して、過度な干渉や束縛はしない良好な関係が築かれていると明かしました。中村勘九郎と前田愛の間には、2011年2月には長男・七緒八(なおや)くんが、2013年5月には哲之(のりゆき)くんが誕生しています。
中村勘九郎(6代目)の家系図!前田愛の梨園の妻としての評判は?
中村勘九郎(6代目)の家系図!家族にも親戚にも歌舞伎役者がごろごろ
中村勘九郎(6代目)は、梨園の家系。身内も遠い親戚も歌舞伎役者が名を連ねています。中村七之助(2代目)は弟ですし、中村獅童や、松本幸四郎、女優の松たか子も中村勘九郎の親戚です。
6代目中村勘九郎の父が、18代目中村勘三郎(5代目中村勘九郎)です。歌舞伎の発展に大きく貢献した一方で、浮気や不倫でたくさんの浮き名も流しました。母は、波野好江で、7代目中村芝翫の次女です。母方の祖父は、7代目中村芝翫(なかむらしかん)。中村芝翫は女形で、7代目は人間国宝にも選ばれた名優です。
6代目中村勘九郎のおじ・おばに目を向けると、父方のおばに女優の波乃久里子が、おじに2代目澤村藤十郎がいます。また母方のおじとして名前が連なるのが、9代目中村福助や3代目中村橋之助と豪華絢爛な家系図です。
中村勘九郎(6代目)の妻・前田愛の梨園の妻としての評判は?夫を支え続ける縁の下の超・力持ち
中村勘九郎(6代目)の妻・前田愛は、梨園の妻としてどう評価されているのでしょうか?前田愛は、子役時代からとても人気がありました。ショートカットの似合う子で、男の子と間違えられることもあったとか。その可愛らしい顔立ちは大人になっても健在です。
梨園の妻としての仕事は多岐にわたります。歌舞伎公演中は、1日の大半を劇場で過ごし、歌舞伎役者を陰で支え続けるのももちろん大切な仕事の1つです。また、ただ座ってにこにこしていれば良いというわけではなく、挨拶回りや、楽屋見舞い、お祝いに対応したりと、重要な役割も任されています。また、贔屓筋への個々の挨拶も大切で、名前と顔をすべておぼえるそうです。和服のセンスや礼儀正しさ、立ち居振る舞いの上品さなど、身につけるべきことも非常に多く、これを怠ると、夫が贔屓筋から完全無視されてしまうこともあるのだとか。
前田愛が嫁いだ中村屋は、ファンに大切にされ続け、息子2人も含めて温かく見守られています。こうしたことを見ても、前田愛の梨園の妻としての評判は上々、と言ってよいのではないでしょうか。
中村勘九郎(6代目)の息子たちが初舞台!大きな桃から2人の桃太郎が誕生
中村勘九郎(6代目)の2人の息子、3代目中村勘太郎と、2代目中村長三郎が2017年2月に初舞台を踏みました。それは、東京・歌舞伎座で行われた「猿若祭二月大歌舞伎」の中の1演目である「門出二人桃太郎」。初舞台当時の年齢は、長男が5歳、次男が3歳。2017年2月3日には、フジテレビ系で、兄弟の襲名披露記者会見から初舞台までに密着したドキュメンタリー番組も放送されています。
息子2人の奮闘ぶりはもちろんのこと、中村勘九郎の教育や、父子の儀式、母・前田愛が息子たちを支え見守る姿などが印象的でした。それまでの反抗心や、「自分でやる!」という強硬姿勢が和らぎ、少しずつ分別もつくようになってきた年頃の息子たち。
一般家庭の幼児たちは、同じくらいの年齢の子と遊び回っている頃ですが、この2人は、中村屋の血筋に連なります。その宿命というべきか、幼いながらも、大人社会での第一歩をすでに踏み出しました。舞台で、大きな桃から2人の桃太郎が誕生すると、満席の客席からは拍手喝采が巻き起こり、兄弟の門出を盛大に祝福しました。
中村勘九郎は、自身の役者としての成長とともに、息子たちの成長も導いていかねばならない大変な立場です。やさしく幸せな家庭と稽古とのめりはりは、小さな子供たちにとっても切り替えが難しいところですが、無事に初舞台を踏めたのも、中村勘九郎による教育のたまものでしょう。今後のご自身の活躍とともに、3代目中村勘太郎と2代目中村長三郎のさらなる成長もとても楽しみです。