yuiが改名した理由は事務所との方向性の不一致?離婚を経てよりエネルギッシュに!

yuiの生い立ちが壮絶だった!人気絶頂期の休養やYUIから改名した経緯をおさらい!

yuiの壮絶な生い立ちとは?歌手になるまでの経緯が知りたい!

歌手のyuiは、デビュー当初の芸名をYUIと言い、小柄で可憐なルックスとパワフルな歌声で人気を博しました。TBS「CDTV」の“恋人にしたいアーティストランキング”では、2007~2009年まで1位(2010年は3位、以降企画なし)に輝いていたほどです。

そんなyuiの生い立ちは波乱万丈なことで知られています。父親のいない母子家庭で育ったyuiは、母親の負担を減らすために、高校の学費は自分のアルバイト代で払っていました。しかし無理がたたって重度の肺炎になり、入院先の病院では、「肺がんで余命1年」を宣告。これは誤診だったものの、高校を中退することになるなど、結果的にはyuiが幼い頃から抱いていた歌手という夢を叶える大きな転機となりました。

のちに絢香や家入レオも輩出する「音楽塾ヴォイス」に入塾したyuiは、主宰の西尾芳彦の理論に基づいた曲作りや発声法やギターを学ぶことで才能を開花。2004年3月に受けたソニーのオーディションで、2万人もの応募者の中からグランプリに選ばれました。その後のソニー社内のレーベル争奪戦を経てデビューが決まったという展開は、壮絶な過去も報われるシンデレラストーリーと言えるかもしれません。

yuiの人気絶頂期を振り返る!休養を経て、YUIからyuiに改名した理由とは?

yuiは、シンガーソングライターのYUIとして、2005年2月のメジャーデビュー1作目からドラマや映画などのタイアップに恵まれ、華々しい活躍を見せました。2006年6月には映画「タイヨウのうた」で主演女優を務め、第30回日本アカデミー賞では蒼井優や松山ケンイチらと共に新人俳優賞を受賞。「Good-bye days」や「CHE.R.RY」などの名曲を世に放ち、大人気歌手へと成長します。

しかし2008年8月には、決定済みのコンサートツアーを中止して突如リフレッシュを目的とした休業へ。10カ月後の2009年6月に復帰を果たし、再度ヒットチャートを賑わせる大活躍を見せていましたが、2012年内でYUIとしての活動は終了すると発表してファンに大きな衝撃を与えました。

その4カ月後には「FLOWER FLOWER」という4人組ロックバンドのボーカル・ギターとして再始動しましたが、「YUIとして復帰することはもうない」と宣言していた通り、名前をYUIからyuiへと改名。新たな船出を迎えました。

yuiは事務所との方向性で悩んでいた!?結婚した旦那や出産した双子の情報は?

yuiは事務所との方向性で悩んだ末に心が壊れてしまった!?

yuiはYUIとしての活動を終了させる際、「求められる“YUI”という存在に自分が追い付けなくなった」「積み重なった摩擦で心が折れた」「歌が歌えないほど精神的に限界を迎えた」という悲惨な状態だったと言います。活動休止の理由は、「心が壊れた自分の姿をお客さんに見せたくなかった」からだということが後に本人の口から明かされました。

なぜ心が壊れたのかは自分でも分からないとしていましたが、「FLOWER FLOWER」のyuiとして復帰した際には、可憐だった黒髪ロングから一転して金髪ショートと、髪形もガラリと変えてイメージチェンジ。ライブで発表した曲「Coffee」には、「Aメロ作って B・C・Dメロ、決まった順で自由も発想も無視」「ポップなメロディに嫌気がさす」「逆らったら生きる居場所がない」「歌ぐらい自由に歌わせてくれ」「消え失せろ」と事務所批判とも取れる歌詞が並んでいました。このため、会社が求める方向性と本心との違いに大きく悩んだ末に、YUIとしての活動を終了させてyuiになったのでは、と推察されています。

yuiが病気療養中に結婚した旦那や出産した双子の情報は?

YUIからyuiになったことで、精神的なストレス等の問題からも解放されたかに思われましたが、その後も、過呼吸やめまいなどで救急搬送されるほど体調を崩したyui。2014年3月には、医師からパニック障害だと診断され、ライブ出演などの精力的なバンド活動は休止し、療養生活に入ることが発表されました。

yuiが結婚した旦那は、この療養期間中の2014年秋ごろに知人を介して出会った、同年代の建築関連会社勤務の一般人です。交際開始後、すぐに子供を授かったyuiは、2015年3月に入籍。8月に、東京都内の病院で、一卵性双生児の男の子の赤ちゃんを無事に出産しました。

yuiは「元気な赤ちゃんを出産できてとっても幸せ」「この幸せな気持ちを大切に、育児を頑張っていきたい」「温かく見守ってほしい」などとコメントを発表。ファンからは祝福の声や、パニック障害と双子育児の両立を心配する声など、さまざまな声が寄せられました。

yuiは離婚を経てよりエネルギッシュに!「FLOWER FLOWER」活動再開!

2017年9月、yuiが2年5カ月の結婚生活を終え、すでに離婚していたことが発表されました。yuiの離婚について取材に応じた所属事務所によると、慰謝料や子供の親権については未定とのこと。価値観の違いや埋まらない深い溝が大きな障壁となり、別居の後、話し合いの末に離婚という結論に達してしまったようだとコメントしています。

離婚前の2017年6月には、療養・妊娠・出産・育児休暇を経て、およそ3年半ぶりに「FLOWER FLOWER」としてライブに出演していたyui。新曲「マネキン」のリリースや、野外音楽フェスティバルへの出演など、本格的な再始動に向かう中での離婚となりました。「FLOWER FLOWER」は、もともとyuiが尊敬しているミュージシャンを集めて作ったバンドです。

キーボードのmura☆junこと村山☆潤、ドラムのsacchanこと佐治宣英、ベースのmafumafuこと真船勝博の3人は、いずれも普段は多数の一流アーティストのサポートメンバーを務める実力者たち。メンバーはそれぞれ「yuiは天才」「バンドは続けることに意味がある」「yuiにはずっと歌を歌い続けていってほしい」「yuiのそばで一緒に音楽ができるだけで幸せ」などとインタビューで発言しており、yuiの休養などでバンド活動が休止しても、その絆や関係が揺るぐことはさらさらない様子です。

バンド結成当初のyuiが音楽に向かう原動力は、憤りなどの強い衝動だったそうですが、現在は、バンド結成当初よりもエネルギーに満ち溢れているとか。「結婚・出産を経験して母親になったら衝動が落ち着いてしまうかも」という心配は杞憂に終わったと明かしています。事務所とのトラブルといっても、現在もデビューした頃と同じソニーの「gr8! records」というレーベルに所属しているyuiは、友好な関係は継続できている様子。これからも体調に気をつけながら、育児とアーティスト活動の両立に励んでほしいです。

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