古沢良太はイケメン脚本家!大人気シリーズ「相棒」の脚本も手掛けていた
古沢良太はイケメン脚本家!ドラマ「リーガルハイ」「デート」など人気作品多数!
古沢良太(こさわりょうた)は、数々のヒット作品を手掛け、名前で客を呼べる数少ない人気脚本家の1人として知られています。古沢良太は、1973年8月6日生まれ、神奈川県厚木市出身で、東海大学文学部日本文学科を卒業。2002年、28歳の時に、「アシ!」で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞し、脚本家としてデビューしました。
ドラマでは、「リーガルハイ」(2012年・2013年)や、「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年)など多くの人気作品を手掛けてきた古沢良太。2016年には、視聴者が選ぶ脚本家別満足度ランキングで高満足度脚本家1位に選ばれるなど、絶大な人気を誇ります。他にも、「おいしいごはん 鎌倉・春日井米店」(2007年)や、「ゴンゾウ 伝説の刑事」(2008年)、「外事警察」(2009年)、「鈴木先生」(2011年)など多数のテレビドラマ作品を世に送り出してきました。
端正なルックスのイケメン脚本家としても人気がある古沢良太ですが、すでに結婚しており、2児の父親だそうです。性格は無口で、人と話をすることが苦手と言い、とにかく「書くこと」が好きとか。まさに古沢良太にとって脚本家は天職のようです。
古沢良太はコメディだけじゃない!大人気シリーズ「相棒」の脚本も手掛けていた!
ドラマ脚本の代表作「リーガルハイ」や「デート」からも分かるように、コメディ系作品が注目されることの多い古沢良太ですが、大人気シリーズ「相棒」でも多くの脚本を手掛けています。「相棒」Season4では、2・8・10・16・19話の全5話、season5は4話、season6は2話、season7から12ではそれぞれ1話分の脚本を担当。特にseason5の11話「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン」は、日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門優秀賞を受賞しています。
「古沢さん脚本は基本、人が亡くならないので好きです」「また『相棒』書いてください」「『バベルの塔』とても好きです」とツイートする声も多いように、「相棒」は古沢良太ファンの中でも人気の高い作品です。古沢良太は、コメディだけではなく、ドラマ「相棒」シリーズのような巧妙な推理やストーリー展開が醍醐味の作品でも実力をいかんなく発揮しています。
古沢良太が手掛けた映画や舞台の脚本は?インタビューで先にイラストを描く手法を告白
古沢良太は人気映画「ALWAYS 3丁目の夕日」「探偵はBARにいる」の脚本でも有名!舞台や小説も
古沢良太は、テレビドラマだけでなく、映画や舞台の脚本も手掛けています。映画の代表作と言えば、2005年の「ALWAYS 3丁目の夕日」。この作品で、第29回日本アカデミー賞「最優秀脚本賞」を受賞した古沢良太。2011年の映画「探偵はBARにいる」でも、第35回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞し、「ALWAYS 3丁目の夕日」と「探偵はBARにいる」は共に第3弾までシリーズ化されている人気ヒット作品になりました。
他にも、「寄生獣」(2014年)、「寄生獣 完結編」(2015年)、「ミックス」(2017年)など、手掛けた映画は話題作ばかり。また、舞台脚本でも、2003年の「キサラギ」や、2013年と2015年上演の「趣味の部屋」、TEAM NACS第15回公演「悪童」(2015年)と大車輪の活躍です。
舞台「キサラギ」は、後に映画化もされ、小説版とシナリオ版も出版されました。脚本だけでなく、小説「おいしいごはん 鎌倉・春日井米店」「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」を出版するなど、古沢良太は、小説家としても「書く」才能を充分に活かしています。
古沢良太はイラストも上手!脚本の書き出しはイラストを描くことからだと告白
魅力的な脚本もさることながら、少年時代は、漫画家志望だったというだけあって、イラストが上手なことでも定評がある古沢良太。Twitterでも、たびたび愛らしいイラストを披露してファンを喜ばせています。インタビューでは、脚本の書き出しも、映像をイメージしてスケッチブックにイラストを描くことから始めると告白。そのイラストは、決して人に見せることはないそうですが……きっと素敵な絵なのでしょう。
脚本の書き出しを、映像からイメージしてイラストから文章に転換していく手法は、古沢良太オリジナルの手法と言えそうです。古沢良太のオリジナリティあふれる表現は、豊かなイメージ力から生まれているのかも知れません。
発想法については、「ただ書くのが好きで、脚本のことを考えて頭の中で『こんなやりとりがあったら面白いな』とか、つらつらと妄想するのが好き」とか。妄想する時間が好きで、いくらでも続けられることを自身の強みに挙げています。たくさん書いて、意見を受けて書き直す一連の作業が楽しいとも語る古沢良太は、業界としての今後を問われ、「クリエイターが主導して、何かを生み出すことが必要になるんじゃないか」と回答。オリジナル脚本を手掛ける責任も感じているようです。
古沢良太が新月9「コンフィデンスマンJP」で3年ぶりのドラマ脚本を手掛ける!
古沢良太が、「デート」以来3年ぶりとなるテレビドラマ脚本「コンフィデンスマンJP」を手掛けます。しかも、2018年4月9日からスタートする新月9枠。前クール、低調だった「海月姫」からのバトンタッチということもあり、熱視線が注がれています。古沢良太自身は、Twitterで「気がついたら連ドラは『デート』以来3年ぶり。久しぶりにハチャメチャなことやろうかな」とコメント。脚本への期待は高まるばかりです。
「月9神話」再起をかけ、高満足度脚本家・古沢良太の名前を予告でも大々的に掲げるドラマ「コンフィデンスマンJP」は、さまざまな業界を舞台にお金持ちを壮大に騙す、連ドラのスケールを超えた1話完結モノ。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世と、キャストも期待が持てる布陣となっています。
しかし、古沢良太の脚本と言えば、人気ドラマ「リーガルハイ」での新垣結衣のイメージが強く、長澤まさみがその好感度を超えられるのか?と疑問視する声もちらほら。たしかに、ドラマ「リーガルハイ」が男女問わず支持されたのは、新垣結衣の明るさ、華やかさ、清潔さに寄るところも大きかったと思われます。
一方、新月9「コンフィデンスマンJP」で女詐欺師を演じる長澤まさみは、見事なプロポーションを活かしたお色気コス姿も披露する予定とか。そうなると、女性人気を獲得することはやや難しくなるでしょうか……。ドラマでは、セクシーさが下品に見えてしまう可能性もあるので、「やっぱりガッキーが見たかった」などという視聴者の声が聞こえてくるかも?そんな新垣結衣の「幻影」との戦いに打ち勝つべく、古沢良太×長澤まさみの新タッグで、新月9の新境地を切り開いて欲しいですね。