ビートきよしは芸能界から消えてはいない!事務所問題でツービート再度解散?!

ビートきよしは芸能界から消えてはいない!事務所問題でツービート再度解散?!

2022年11月21日 更新

ビートきよしは芸能界から消えてはいない! 訴訟は妬まれたのが原因?!

ビートきよしは芸能界から消えてはいない!

1980年代の芸能界では漫才ブームが巻き起こり、お笑い芸人が脚光を浴びました。その中心的存在だったのが、ビーきよしとビートたけしのツービートと、島田洋七と島田洋八のB&Bです。

「笑っていいとも!」の前にフジテレビの昼の番組として人気だった「笑ってる場合ですよ!」にも出演していたツービートの人気はすさまじく、独特の毒舌漫才は爆笑の連続でした。

ビートきよしは、1949年12月31日生まれで、山形県出身。本名は兼子二郎と言い、妻と2人の子供がいます。ビートたけしとツービートを結成した最初の頃こそ、毒舌過ぎて受け入れられなかった時期もありましたが、売れてからは飛ぶ鳥を落とす勢いで漫才ブームの先頭を走ります。

漫才ブームが去ると、表舞台に残ったのは、ビートたけしや島田洋七、島田紳助などコンビの片方だけ。ビートきよしや島田洋八、松本竜助などのいわゆる「うなずきトリオ」はテレビから姿を消したかのように見えました。しかし、ビートきよしは、テレビで見る機会は減りましたが、芸能界でコンスタントに仕事をしています。

ラジオなどで活躍するようになったビートきよしは、「ビートきよしの逆転満塁ホームラン」「もうひとつの浅草キッド」など何冊かの著作も出版。芸能界と関係ない仕事をして生活をする「あの人は今」状態にはならず、芸能界の中で仕事を継続していました。ビートたけしが芸能界のトップに君臨した様と比べると差は小さくはありませんが、多くのドラマや映画にも出演し続けるなど、ビートきよしが芸能界から消えたことはありません。

ビートきよしとビートたけしの心の絆

ビートきよしは、盗作疑惑や賭博問題など、これまで色々な騒動がありました。一番大きな事件は、2014年に起きた訴訟問題です。「1500万円を騙し取られた」として、建設会社の元社長が、ビートきよしに損害賠償請求を起こした民事裁判。最初は話し合いで解決しようとしましたが決裂し、訴訟に発展しました。詐欺を否定し、争う構えを見せたビートきよしですが、弁護士に任せているからと詳細を語ることはありませんでした。

そんなビートきよしが本音を告白したのは、「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」でです。2014年4月に、ビートきよしがオフィス北野に所属することが決まり、「ツービート復活」というニュースが流れた直後だっただけに、「訴訟は妬みではないか」と語っています。とはいえ、こればかりは双方の意見を聞かないことには分かりませんよね。

2014年のツービート復活には、このような秘話があります。一緒にゴルフをプレーしていたビートたけしが、ビートきよしに、「今どこにいるの?フリー?」と尋ね、「ならウチ来いよ」と即断即決したことから、オフィス北野に所属することが決まりました。こうして、ツービートも復活。やはりこの2人の間柄には、本人たちにしか分からない心の絆があるようです。

ビートきよしの麻雀の腕前は?俳優としての映画など出演作品は?

ビートきよしの麻雀の腕前は?お笑いよりも才能あり?!

ビートきよしの麻雀の腕前は相当なものです。麻雀に自信のある芸能人が出場するフジテレビの「芸能界麻雀最強位決定戦THEわれめDEポン」でも、熾烈な戦いを繰り広げてきました。

この麻雀大会の常連であるビートきよしは、好成績を収めています。2015年1月30日の大会では、見事に優勝。さらに10月30日の大会にも出場し、堂々の連続優勝を飾り、麻雀の腕前を見せつけました。11月27日の大会では、ビートたけしがビートきよしの出場を指名したことから、ツービートの麻雀対決が実現し、ビートきよしが2位で、ビートたけしは3位の結果に。

2016年も、5月27日の大会で優勝し、9月30日には2位だったビートきよしは、翌2017年こそ3位が2回と優勝はありませんでしたが、2018年1月26日の大会では2位になりました。麻雀の腕前は衰え知らずのようです。

ビートきよしは俳優としても活躍!出演作品を一挙紹介!

ビートきよしは脇役とはいえ、かなりの本数のドラマや映画に出演しています。
青島幸男がおばあさん役を演じた「意地悪ばあさん」(1981年・フジテレビ)や、「特捜最前線」(1983年・テレビ朝日)など、話題作に出演して俳優としての存在感を発揮したビートきよし。

漫才ブームが過ぎても、トレンディドラマ「雨よりも優しく」(1989年・TBS)や、「傑作推理受賞作シリーズ・死の郵便局配達」(1989年・テレビ東京)など、テレビドラマにコンスタントに出演していました。

1990年は、テレビ東京のドラマ「あばれ八州御用旅」や「泥棒に手を出すな」、1991年には「世にも奇妙な物語」や、緒形直人主演の「ボクの就職」に出演したビートきよし。1996年には、ついにNHK大河ドラマ「秀吉」に長助役で出演を果たしています。

その後も数々のテレビドラマに出演している他、映画では、北野武監督作品「菊次郎の夏」(1999年)と「TAKESHIS’」(2005年)、「アキレスと亀」(2008年)にも出演しました。Vシネマにも多数出演するなど、これだけの作品にキャスティングされているビートきよしは、文句なく俳優と言えるでしょう。

ビートきよしはビートたけしの独立に理解もその後に事態は急変!?

ビートきよしも所属していたオフィス北野から、「ビートたけしが独立した」という衝撃のニュースが。最初に報じられた独立理由は、71歳になったビートたけしが、これからは自分のペースで自由に楽しみたいから。しかしその後、たけし軍団の面々が明かしたところによると、経営陣との内紛が原因の独立だったようです。

ビートきよしも、当初は「自分の好きなことを自分のペースで楽しんでやってほしい」とビートたけしにエールを送り、理解を示していました。自身はオフィス北野に残留する意向でしたが、2018年3月31日になるとオフィス北野を退社。内紛を告発したたけし軍団と森昌幸社長の溝も埋まる気配がなく、再び一緒にやっていくのが難しい状況になっています。

今回のように泥沼化が続くと、ビートたけしのタレントとしてのイメージにマイナスの影響を及ぼしかねないと指摘しているのは、坂上忍やテリー伊藤です。師匠のために良かれと思った発言でも、師匠のイメージを悪くするとしたら本末転倒と言えます。

ビートきよしは再びフリーになりましたが、ツービートは解散していません。この停滞した状況を打破するには、ツービート本格復活も一つの手かもしれません?!そうでなくても、ツービート・ビートきよしの「よしなさい」「やめなさい」という往年のツッコミを、もう一度聞きたいですね。

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